おすすめスキー板【幅100～110㎜未満】｜2023-24シーズン注目！プロショップの「高評価」レビューのスキー12台

新しいスキー選びにとても助けになるのがプロショップだ。雪上で実際に多数のブランドやモデルをテストライドすることができ、蓄積してきた豊富な知識とユーザーからの声などを統合して、多面的にプロダクトを比較検討して評価できるから、プロショップのアドバイスは説得力がある。なかでもプロショップならではの選眼力やこだわりが色濃く反映されるのがスキーだ。’23-24シーズン、もっとも注目しているスキーを目利きのプロショップに教えてもらおう。

100mm前後のウエスト幅のモデルが、いちばんオールラウンド性が高いといわれている。特にウエスト幅が105mm前後のモデルは、グローバルに人気が高い。パウダーでは十分な浮力を得ながら遊びゴコロあるパフォーマンスを叶え、荒れた不整地バーンでは高い走破性を発揮する。締まった雪質のグルーミングバーンでは高いグリップ力とコントロール性能を実現。理想的なオールマウンテン、オールラウンドスキーといわれるのが、このレンジだろう。

ARMADA｜ARV100

１台でフリースキーのすべてが楽しめそうなARVの新サイズ！

◆公式HP／https://armadaskis.jp/

ARMADAのARVシリーズに新しいサイズが登場！ その中でもこのARV100はパークやゲレンデからサイドカントリーまで幅広く対応できるスキーだと思う。 フレックスも柔らかめでグラトリも楽しそう。 この１台あればフリースキーのすべてが楽しめそう！

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ARMADA｜STRANGER

Rに任せたゆったりターンでのゲレンデクルージングはこれでしか味わえない

とにかくターンが面白い、簡単。セミファットな100mmセンターと、しなやかなフレッックスにショートラディウス（R＝15m）という異質な形状だが、Rに任せたゆったりとしたターンでのゲレンデクルージングは、このスキーでしか味わうことができません。

フレックスが柔らかめなためスキーがよくたわみ軽快に曲がってくれます。トップはJJと同じ太さで、センター位置もセットバックされているため、パウダーもそれなりに滑れてしまいます。

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LINE｜BLEND

待望の160㎝台が登場で見逃せない！

◆公式HP／https://lineskis.com/ja-jp

パーク系フリースキーヤーさんから安定の人気がある「BLEND」です。 今までなかなか設定のなかった164㎝が登場しました！ 待望の160㎝台、サイズで諦めていたスキーヤーさんも選べるようになりますね。 女性が乗っても面白いかも！！

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KASTLE｜ZX 100

KASTLEスキーの特徴のホローテックの振動吸収が効いている！

◆公式HP／https://www.kaestle.com/jp/

ウッドとグラスファイバーの組み合わせで、非常に軽い。センター幅100㎜は浮力もあり、パウダーでの滑走性も高いのはもちろんですが、なんとグルーミングされたバーンでも高い回転性と安定感があり、バックカントリーベースで遊ぶには最適な1台です。KASTLEスキーの特徴のホローテック（特許）の振動吸収が効いていると思います。

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FACTION｜MANA 2

安定感のあるジオメトリーに軽さという武器を兼ね備えたパーフェクトな板

◆公式HP／https://jp.factionskis.com/

オールマウンテンからパーク、フリーライドすべてをこなし、滑る範囲に境界線を無くしてくれる板★　安定感のあるジオメトリーに軽さという武器を兼ね備えたパーフェクトな板。

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VÖLKL｜REVOLT 104

朝ゲレンデに着いてどの板を出すか迷ったときはコレ！

◆公式HP／http://www.mdvsports.co.jp/

キャンバー＆ツインロッカー、多くのブランドから似たようなボリュームとアウトラインの板がリリースされていますが、この激戦区カテゴリーの中で、一番バランスの取れたイメージ通りのフリースタイルスキーだと思います。

ゲレンデクルージング、パウダー、通りすがりのキッカー、ウェーブや3D地形など。軽快なのに安定感もあり、滑り応えあるけど、スライドもしやすい。朝ゲレンデに着いてどの板を出すか迷ったときは、この板を選びましょう。ツインチップなので、子供と滑るときも便利。滑りの引き出しを増やして、次世代スキーヤーにスキーの楽しさを伝えるのにもgoodです。

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ELAN｜RIPSTICK 106 ＆ RIPSTICK 106 BLACK EDITION

ユーザー・スキーシーンに対する守備範囲の非常に広い「名品」

◆公式HP／https://www.elanjapan.co.jp/

私的には隠れる名品だと思います。 アルペンスキー、基礎スキー上がりのユーザーには少し物足りなく感じる剛性感ではありますが、一般的なユーザーにとってはかなり守備範囲が広く、失敗の少ないスキーだと思います。

ウッドコアをベースに、スキーインサイドにカーボンファイバー、スキー内部にカーボンチューブを配置することによって板に剛性を出しています。 乗り味はしっとりとしたスキーのたわみ感が特徴的で、乗っていてすごく楽しい。決してスキー自体は弱いわけではなく、ターン導入からターン後半まで雪面を離さず掴んでくれる。 パウダーシーンにおいて操作性がかなり良く、以外にも縦方向への加速がめちゃくちゃ気持ち良い！

抽象的な書き方になってしますが、一言で言うと「ユーザー・スキーシーンに対する守備範囲の非常に広いスキー」、こんなイメージのスキー板ですね。 尚、BLACK EDITIONに関しては、スタンダードのRIPSTICKをより攻撃的にリメイクしたモデルで、乗ったフィーリングは「メタルスキーみたいなカーボンスキー」 。メタルスキー並みのエッジグリップに加えて、カーボンスキー特有のレスポンスの良さが非常に印象的なスキーです。

ウエイトもそこまで重くないのも嬉しいですね！ 乗っていてめちゃくちゃ楽しいスキーですよ！ 合わせるビンディングですが、スタンダートのRIPSTICKは、スタイルに合わせたセットアップでいいと思います。テールのスライドコントロールも簡単に操作できるスキーなので山岳エリアに合わせたセットアップでもスキーの性能は生かせると思います。

BLACK EDITIONは逆にターン後半までグリップが残しやすいので、ブーツコバで抑えるビンディングの方が最高のターングリップ、ターンレスポンスを演出してくれると思います。 セットアップブーツに関してもスキー自体の取り回しが非常に軽いスキーなので、比較的ツアーリング向けの軽量ブーツでもスキーの性能を発揮しやすいのかなーと感じますね！

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ICELANTIC｜SABA PRO 107

なんでもできるスキー

◆公式HP／https://icelanticskis.jp/

従来のフルロッカースキーの特徴である、パウダーでの滑走性はもちろんですが、板を倒し込むことで、しっかりと雪面をグリップし、安定した滑りを楽しめます。なんでもできるスキーです。

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VECTOR GLIDE｜POLARVE STANDARD

今季大幅リニューアルされて今まで以上にオールラウンドに！

◆公式HP／https://www.vectorglide-japan.com/

今季、大幅リニューアルされた「POLARVE STNDARD」。
昨年モデルまで内蔵されていたカーボンをなくし、メタルのみとしたことにより、より、しっとりと雪面に張りつくような感覚が増し、安定した滑りが、よりしやすくなった。
それでいて、パウダーシーンでの操作感は意外と動きが良く、また、センター107㎜という絶妙な幅感はグルーミングバーンでのグリップ力も良く、切れ味の気持ち良いカービングターンも可能。まさにオールラウンドで使える一台だと思う。

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LINE｜BACON 108

柔らかめなフレックスが動きのバリエーションを豊かに！

◆公式HP／https://lineskis.com/ja-jp

フリースタイルパウダーモデル。108のセンターでやわらかめのフレックスが動きのバリエーションを高めてくれる。ノーズ、テールの先端を薄く設計する事ことで、スイングウエイトが軽減され、空中やパウダーの中でも動きやすくなっています。滑りもトリックもパウダーも、この1本でこなせるのが最高です。

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NORDICA｜UNLEASHED 108

シーズン通して1台で楽しみたい方へオススメ

’22-23シーズンに発売されたUNLEASHEDシリーズ。パウダーライドをメインとしてゲレンデではカービングを楽しみたい。パークがあれば遊びたい。そのような、なんでもやりたい欲張りなスキーヤーへおススメオの一台。’23-24シーズンからはセンター幅は114mmが追加され、108mm・98mmの３タイプから選べるため、シーズン通して1台で乗り切りたい方は自身の志向に応じてセンター幅を選ぶとよい。

フリースタイルからフリーライドまで、オンピステからパウダーライドまで、様々なシチュエーションで力を発揮してくれる1台。シーズン通して1台で楽しみたい方へも。