ライダーが昨冬使い倒した愛用のギアについて、インプレッションを語ってもらおう。
今回は、北信エリアでインバウンドを対象にしたプライベートガイドとして活動する関谷和茂の愛用するスキー、ブーツ、ビンディングだ。
ライダープロフィール

関谷 和茂 Kazushige Sekiya 43歳
1980年長野県小布施市に生まれ。高校生まで競技スキーに打ち込み、卒業後はフリースキームーブメントに惹かれて米国のコロラドへ留学しフリースキーの世界へ足を踏み入れる。現在は、北信州の木島平村を拠点にインバウンドを対象にしたプライベートガイドサービス「SKINAGANO」を主宰しながら、フリーライドのコンペティションへの参加や撮影に勤しむ。
Instagram:skinagano
INDEX
関谷和茂のセットアップ
セットアップ全体のレビュー
このセットアップはどのような場所、シチュエーションで滑ることを想定したセットアップですか?

バックカントリー以外、リゾート内
このセットアップにしている理由を教えてください。



あらゆるコンデションに対応できるセットアップ。パウダーからグルーミングまで気持ちよく楽しめる。
スキーのインプレッション


FISCHER RANGER 102 L=176cm|D=137-102-127mm|2023-24モデル
このスキーの性能面や乗り味についての印象は?



ノーズが柔らめで、雪面を捉えやすい形状になっているので、ターンの導入がすごく簡単。これはどんな雪質・状況でも当てはまる。柔らかめのフレックスで板がキレイにたわむので、深雪から圧雪までスムーズにターンできる。足元のチタンシートは安定性をもたらしてくれるので、硬い雪やハイスピードでの安定し、安心してスピードを出せる走破性がある。
そのほかに、このスキーのデザインやワンポイントなど気に入っている点を教えてください。



シンプルなデザイン。しっかりとしたツインチップ、パークもいける。
このスキーはどのような人にオススメですか?



選ぶ長さで、女性中級者から男性エキスパートまで楽しめます。162cmなら中級レベル女性スキーヤーでも充分楽しめる。
ブーツのインプレッション


このブーツの性能面や履き心地についての印象は?



ロアシェルがしっかりしていて、アッパーシェルが柔らかめで足首が使いやすいので、可動域が広い。なので、あらゆるコンデションで柔軟に対応できる。
そのほかに、このブーツのデザインやワンポイントなど気に入っている点を教えてください。



軽い。カラーが渋い。カタログではわかりにくいですが、現物を手に取ると絶妙なカラーで、周りから評判が良いです。
このブーツはどのような人にオススメだと感じますか?



バックカントリーも楽しむ上級者向けになります。レベルや体重に応じてフレックスを選んでもらえれば、上級者以外でもOKです。フレックスには、120、110、105のバリエーションがあります。
ビンディングのインプレッション


このビンディングの性能やフィーリングの印象は?



前後がセパレートしてるタイプなので。板がキレイにたわめる。
そのほかに、このビンディングのデザインやワンポイントなど気に入っている点を教えてください。



このタイプのビンディングはシンプルでタフなので、安心感がある。
このビンディングはどのような人にオススメだと感じますか?



特にバックカントリー行かない人は、このビンディングがおすすめです。
ビンディングの取り付け位置とその理由を教えてください。



メーカーレコメンドより5mm前に付けてます。それによって板の取り回しが軽く感じます。