AI搭載による世界唯一の「光量に応じて無段階に瞬間調光」する驚異のゴーグル|OUT OF(アウトオブ)’24-25ニューモデル情報をお届け!

'21-22シーズンに「瞬間調光」という世界初のAIを採用したハイテクノロジーで大きな注目を集め、世界規模で大躍進を続けているゴーグルブランド「OUTOF」。’24-25季はまた驚きの新作を発表した。「JSP SNOW EXPO JAPAN2024」(2024年2月13-14日開催@パシフィコ横浜)で詳しく聞いてみた。

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「ELECTRA2」が登場!

ELECTRA2

‘24-25シーズンのトピックとしては、まず筆頭がELECTRA2 というバージョンアップしたモデルの登場だ。これまでは、カテゴリーでいくと曇りから晴天というレンジで、可視光線透過率からいくと18~48%くらいの範囲を瞬間調光で対応してきたレンズが、ELECTRA2においては、実に8~80%と、S1から S3まで対応するものに進化したのだ。

瞬間的に調光するレンズそのものは、他にもこれまで存在はしていたが、OUT OFにしかない驚くべき性能は、光量に応じてS1からS3までのエリアを無段階で瞬間調光するという部分だ。他のものはON-OFFしか切替えがない。例えば40%の光量にはONとして100%調光してしまうが、OUT OFでは瞬時に最も適したレベルでの調光が選択されるのだ。もっと言うと、雪山で過ごしている間、常時永遠に調光反応し続けるのだ。

そのメカニズムは内臓されているAI人工知能だ。ゴーグルに太陽電池のフィルターがついており、光を感知するとAIチップが「この光の量ならこの色」という指示を出すのだ。レンズ調光は、0.09秒という人間の瞬きより速いスピードで反応するという。こんな驚異的なテクノロジーを持っているのは、世界で唯一OUT OFだけだ。

ゴーグルの上部(指差ししている部分)にAIチップが!
人間の瞬きより速いスピードで反応してレンズの色が変化する

黒に近いくらいの広域をカバーするサングラス

可視光線透過率の対応レンジS1 ~S3のELECTRA2が出て、その後、さらにサングラス「VI」では、もっと広いS1 ~S4という対応モデルが出たのだ。そうなると6%くらいの光量、ほぼ黒に近いくらいの広域をカバーできる。さらに無敵なのが、これが完全防水であることだ。AIチップなど高精度のものは濡れてしまえば即時アウトというリスクがあるなかで、OUT OFのサングラスはまったく心配のない完全防水を実現。川で激流のスプラッシュを浴びても、海の中に潜っても問題ないというから驚きだ。

VIサングラス・詳細情報はカタログでチェック!
光が当たる前の状態のレンズカラーが…
ライトの光量でもこんなに色が濃くなった
テンプルにはシリコン採用で優しくフィット

ノーズはジャパンフィット。テンプルがスタンダードはカーボンとグリナミドのコンポジットでできているが、日本人の大きな頭の人にも合わせて、ジャパン仕様はテンプルにシリコンも採用され、より優しくフィットできるようになっている。鼻の部分も調整可能で、取り外しもできるから便利だ。

こだわりはストラップ・収納ケースにも

世界でも希少な写真製版が可能なマイクロファイバーによるグラフィカルな収納ポーチ

ゴーグルのラインナップは基本は継続。主にストラップのグラフィックは変更になっている。付属の収納ポーチにもストラップとまったく同じグラフィックが写真製版の技術を使って施されている。この袋に使われているようなマイクロファイバーの素材は、写真製版をすると、どうしてもにじみが出てしまうため、通常は写真製版はあきらめられているのだが、OUT OFは一切の妥協を許さない。

イタリア本社では写真製版ができるマイクロファイバー素材を世界24ヵ国探して、ようやく見つけた素材がこれなのだという。こんなエピソードからも、OUT OFいかにクレイジーなモノ創りへのこだわりと情熱を持つブランドであることがわかる。レンズやフレームならまだしも、収納ケース1枚1枚まで、かける熱量は変わらないのだ。

Information
取扱い/有限会社Arow Agency
公式サイト:https://out-of.com
SNS:InstagramFacebookYou tube

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