バックカントリーでのランチタイム|新パッケージのそばとアルファ米おにぎりはカップヌードルに代われるか?

晴れ渡り青空まぶしい雪山、よく冷えた気持ちいい空気の中の雪上でいただくランチは格別だ。特にバックカントリーでは大きな楽しみの一つといえる。

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新たな定番を求めて

定番は、寒くても凍りにくいサンドイッチや菓子パン、カップ麺、バナナやリンゴ、クラッカーなど皆さんお好みがあると思う。

私を含め、周りのバックカントリー仲間が選ぶのは、圧倒的にカップヌードルだ。アルパイン用のテルモスに熱湯を入れて持っていけば、5時間くらいはそのままに近い温度が維持されるので、カップ麺を問題なく仕上げてくれる。冷えた雪山では熱々のスープがとてもありがたく、これが極上のランチとなるのだ。

今回は、このカップヌードルに代わるものはないか、いくつか探して試してみた。

アウトドア視点で開発された即席そば

トレイルそば 内容量68g(めん55g)
熱湯400mが必要。¥756

まずは「トレイルそば」。作ったのはアウトドアブランドの輸入販売、自社ブランドも展開するモチヅキ。B.C.FOOD のブランド名で、この携帯用即席そばを発売した。即席そばといえば、「どん兵衛」などが一般的だがこれらはカップが大きくて、雪山に携帯するには不向きだ。その点、この「トレイルそば」は、カップではなく、自立可能な袋型の耐水パッケージに入っているのがポイントだ。袋の中に熱湯を注ぎ、ジッパーを閉じて4分待ち、最後に粉末スープを加えて混ぜればシンプルなかけそばが完成する。

本格的なそば感を主張するたたずまい。味もいい。値段はもう少し安いとありがたいが…
モチヅキではトレイルそばがすっぽり入る保温袋「フードネスト」という商品もだしている。
これに入れてお湯を注ぎ食べると雪上でも冷めにくい。
使わないときは小さくたため、小物入れとしても使用可
(重量約30g、容量1ℓ、レギュラーサイズ¥3,410)

そばには新潟県産の石臼挽き有機そば粉を使用しており、生麺のような本格的な仕上がりだ。スープもカツオやサバ、昆布の出汁がしっかりきいたやさしい味。これは全部飲み干さずにはいられない。重さは98g。パッケージも持ちやすく食べやすい。そばとスープだけで、結構あっさりしているので、天かすやあげなどがついていたらもっと嬉しいと思った。お好みのトッピングを用意していくのもいいかもしれない。

アルファ米のおにぎりシリーズ

「携帯おにぎり」 内容量42g 水67㎖が必要。
わかめ、こんぶ、五目おこわ、鮭の4種
オープン価格(4袋入りで¥1080~程度)

もう一つ気になっていたのが尾西食品の「携帯おにぎり」シリーズ。内容量はたった42g。水、またはお湯を67mℓそそぐと109gのミニおにぎりが出来上がるという代物。

出来上がりがこちら。お湯で作ると温かいおにぎりが楽しめる。水分調整で硬めにも軟らかめにもできる

国産のアルファ米を使っており、具材は昆布、鮭、五目、わかめの4種類がある。味は、普通のおにぎりそのもの。水の量でご飯の硬さ加減が変えられるのもポイントだ。自分は硬めが好きなので、水を少なめに作ってみたが、かなりいい感じにできた。カップ麺やソバ、スープと組み合わせてもかなりいけるので、ぜひお試しを。出来上がりまでの時間は、お湯なら15分、水で60分。お湯で作れば寒い雪山でも暖かいおにぎりが楽しめるのもうれしい。水で作っても十分おいしいので、ハイク前に水を入れ、頂上でいただくというのもありだ。

尾西食品は、この「携帯おにぎり」をはじめ、災害用やアウトドア用にお湯や水を差せば出来上がるたくさんのご飯シリーズを出している。いずれも携帯に最適なサイズ感なので、BCギアの中に常備しておくといいのでは。

アウトドアショップではいろんな携帯フードが手に入る。王道のカップヌードルは様々なシリーズが出ており、飽きずに楽しめる
尾西食品の「アルファ米ごはんシリーズ」はアウトドアでも利用度は高い。現在12種が販売中
内容量100g(出来上がり260g)
五目ごはん¥518 (シリーズは¥410~)
こちらはモンベルが開発した
アウトドア行動食「リゾッタシリーズ」のカレー味。
お湯を注いで3分で出来上がる温かご飯。
コーン、五目、梅しそなどラインナップも充実。
85g(出来上がり260g)¥540

今回試したのは、そばとおにぎりの2種類だが、アウトドアショップには、尾西食品やモンベル、他いろいろなメーカーから携帯用食品が売られている。お好みの一品を見つけて、雪上ランチをよりおいしく楽しんでみてはいかがだろう。

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