DPSから、パウダーを“底なし”に楽しくする「Lotus 138」が復活│'26-27ニューモデル情報

素材や形状、製造方法にとどまらず、設計思想そのものから従来のスキーとは一線を画す、既成概念にとらわれないブランド「Different Production Skis(DPS)」。そんなDPSがパウダー専用機として生み出した「Lotus」の、ウエスト138mmモデルが復活を果たした。そのルーツとともに、復刻版の特徴を見ていこう。

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「Lotus」シリーズとは?

2000年代後半に登場した「Lotus(ロータス)」といえば、カルト的な支持を集めたブランド初期の代表作。当時まだ先進的だったロッカー構造とファットなシェイプを採用し、現代パウダースキーの原点のひとつともいえるモデルだ。

▼DPS創業者の一人、Stephen Drake氏がビッグマウンテンを滑走する、当時の貴重な映像

10年ほど前には、ウエスト150mmクラスの極太スキーが各社から登場するなど、ブランド本国であるアメリカでもファットスキーが流行っていたが、降雪量の変化や業界全体の流れを受け、徐々にシェイプは細身化。近年では130mmでも太いとされるようになり、より汎用性を重視したモデルが主流となっていたが、今季その流れに一石を投じる形で復活を遂げたのが「Lotus 138」だ。

根強い人気を背景に、廃版後もブランド20周年を記念したアニバーサリーカラーとして登場するなどしていたが、来季は通常モデルとして復活する。

シリーズラインナップ

パウダーでの滑走性能を追求し、ロッカー形状、サイドカット、フレックス、カーボン構造などを15年以上にわたってテストし、アップデートを重ねてきた同シリーズ。

初期はブランドの象徴カラーであった黄色がアイコニックな「Lotus 112」。その革新的なシェイプは「KAIZEN 112」へと受け継がれ、さらに現代的に再解釈されたうえで、浮力だけに頼らない112mmという絶妙な幅と独自設計により、あらゆるコンディションに対応する実用性を備える。ブランドの原点ともいえるフィーリングを最も色濃く継承するモデルとして、シリーズの中核を担う。

Lotus 112|D=140-112-127mm(184cm)|R=15m (184cm)|L=158, 168, 178, 184, 189cm│¥269,500

「Lotus 117」は、R21mと大きめのラディウスを持つややディレクショナルな設計で、アラスカのビッグマウンテンからリゾートまで幅広いシーンに対応する。第5世代となる「Lotus 124」は、テーパードシェイプに緩やかなロッカー、R23mと大きなラディウスを採用。いずれも、高速域での安定感とディープパウダーでの高い走破性が際立つモデルだ。

Lotus 117|D=140-117-127mm(185cm)|R=21m (185cm)|L=171, 178, 185, 191cm│¥269,500
Lotus 124|D=142-124-131mm(185cm)|R=23m (185cm)|L= 178, 185, 191cm│¥269,500

より自由で“サーフライク”なウエスト138mm

そこに加わる「Lotus 138」。その乗り味は“サーフライド”と表現され、失速感なく浮き続けながら加速。まるでサーフィンのような感覚で、ルーズかつスムーズなターンや、ドリフトも自在に楽しめる。

Lotus 138|D=147-138-143mm|R=32m │L=191cm│¥269,500

その特徴は?

ブランドとしては珍しい、強めのフルロッカー形状に加え、コンベックス(船底状)ノーズを採用。これにより、ディープパウダーでの高い浮力と自由度の高い操作性を実現している。

さらに、32mのラディウスにより、見た目の太さからは想像できない高速域でのターンにも対応。スライドや地形遊びなど、パウダーでの多彩なライン取りを可能にする。長くテーパーのかかったシェイプは、スムーズな切り返しと軽快なリリースをサポート。

時間をかけて磨き上げられた、ピュアな“パウダーマシン”。パウダーの楽しさを一段と引き上げてくれる一本だ。

ユーザーの声

先日のSKI DIGでは、人気モデルも勢揃い。ライダー、スタッフによるアテンドのもと、丁寧なセッティングと解説を受けながら、プレミアムスキーの最新モデルを試すことができる、非常に贅沢な機会となった。

ラインナップの中では、昨年登場し今季アップデートが施されたカービングモデル「Pisteworks」も好評だったそう。継続モデルでありながら、その変化を敏感に感じ取るファンの熱量の高さも印象的だった。

Information

DPS(ディーピーエス)

公式サイト:https://www.dpsskis.com/
公式SNS:InstagramFB

取扱い/株式会社Hi-Line

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