バックカントリーを滑るにはスキー場で使っているギアに加えて、さままざな道具が必要になってきます。
管理されていない雪山に足を踏み入れ、滑ることに加えて登る行為が増えることで、行動時間や場所にかかわらず、ちょっとした冬山登山のような装備は必須です。
そこで1月末に開かれたブラックダイヤモンドやスカルパなどバックカントリースキーギアを取り扱う、ロストアロー主催の講習会「バックカントリースキーギア体験会」を取材。ハイクアップギアやアバランチギアの適切な使い方や扱い方を学ぶ講習会から一部を抜粋し、バックカントリー初心者向けのハウツー映像集を用意しました。映像は全部で10コンテンツあります。
【ハイクアップギア】
・クライミングスキン
・ビンディング
・スキーポール
・スキークランポン
・スキーブーツ
【アバランチギア】
・ビーコン
・ショベル
・プローブ
・アバランチバックパック
今回はクライミングスキン。
講師の山岳ガイド鳴海玄希さんに、クライミングスキンの付け方、外し方をレクチャーしてもらいました。また、ハイクアップでもっともテクニカルな技術、キックターンのやり方についても教えてもらっています。
Step.1 クライミングスキンの付け方
Step.2 クライミングスキンの外し方
Step.3 キックターンのやり方
※ここで紹介している内容は講習の一部です。
・この映像で使っているギア
ブラックダイヤモンド/グライドライトミックスFLシリーズ
軽量かつグライド性能に優れたモヘア(65%)とナイロン(35%)をミックスしたスキン。毛の部分には非フッ素耐久性撥水加工を施している。接着面には強力な接着力を発揮するゴールドラベル接着剤を使い、過酷な環境でも繰り返し貼り直しが可能だ。幅は110mm、135mm、そしてスプリットボード用(幅145mm)の3種類展開。長さはS=151-168cm、M=159-176cm、L=167-184cm、XL=175-193cmの4種類がある。