去る6月28日(土)、東京・代官山にて「Hakuba Valley全山共通シーズン券」発売10周年を記念するイベント「WHY HAKUBA VALLEY? 」が開催された。
白馬村育ちの上村愛子、白馬を拠点に活動するプロスノーボーダー藤田一茂をゲストに迎え、2部制・各セッション限定30名の参加者とともに、Sports MC Aleeの軽快な進行で「なぜ、いまHakuba Valleyなのか」という問いを通じて、その魅力に迫った。


上村愛子の育った場所
雪のように真っ白な衣装に身を包み、最初に登場したのは上村愛子。Hakuba Valleyの山のように人を惹きつける華やかさでステージに明るさが加わり、凛とした佇まいに会場の空気も引き締まる。こうして始まったトークセッション。

何度も世界のトップに立ち、普通では見られない景色を見てきた上村がこの場所を選ぶ理由。その回答は「Why not(なぜ選ばないの?)」とのこと。
彼女にとっては、幼少期から育った白馬を選ばない理由はないというわけだ。
帰りたくなるリゾート
出かけて帰ってくるたび、その景色に「やっぱりいいな」と驚きと幸せを感じるという。景観として、ヨーロッパのスキーリゾートは遠くからもその姿が見えていることが多いが、Hakuba Valleyは突然パッと開けて、山脈が眼前に迫る感動を味わえる。
ホームと呼べるちょうどいい規模感と、悪天候でも常にどこかのスキー場は開いていて、いつ来ても山での楽しい思い出が約束されている点も魅力だという。シーズン始めのスキー開きは八方尾根で、穴場として狙うのは鹿島槍だと明かしてくれた。


丁寧な選択
慌ただしかった現役時代には感じられなかった、季節と自分自身の変化にゆっくりと向き合うなかで、どこで誰と生きたいか、毎日自分に問いながら、 “毎日白馬を選んでいる”のだ。
これまでを振り返り、最後に両親への感謝を語った上村。この環境を選び、好きなスキーをさせてくれたこと。雪や山のあるライフスタイルを選ぶことは、他の誰かの人生まで豊かにするかもしれない。

とっておき写真
今回のゲストは2人とも写真が好きということで、舞台裏でもカメラ談義で盛り上がっていた。何十年という時間のなかからそれぞれが切り取った特別な瞬間を、イベントで紹介した写真からいくつかご紹介。





Profile
上村愛子 Aiko Uemura
1979年12月9日生まれ。兵庫県伊丹市出身、長野県白馬村育ち。
1995年にモーグル競技と出会い、翌1996年にはワールドカップ初参戦し表彰台にあがる。
18歳での長野五輪初出場以来、通算5回の冬季オリンピックに連続出場し全て入賞。
最も輝かしい成果は、2007–08シーズンに日本人女性初となるワールドカップモーグル年間総合優勝、さらに2009年の猪苗代世界選手権ではモーグルとデュアルモーグルで2冠に輝く快挙を達成。
引退後は、モーグル競技の解説者、イベント出演、トークショーなど幅広く活動。子ども向け雪上イベント開催や、2022年にはイラストを手掛けた絵本が発売されるなど、多彩な分野で「雪」の魅力を発信され、多くのファンに愛され続ける。
藤田一茂が選んだ場所
続いて登場したのは、日に焼けて精悍な雰囲気の藤田一茂。写真家としての一面も持つ彼だが、世界を旅するなかで、誰にでも通じる「HAKUBA」を、村を出るたび誇りに思うという。

スイスで開眼
スロープスタイルやビッグエアなど、海外のコンペにも参加していた彼だが、スイスで出場した試合で予選落ち。時間を持て余し、なんとなくロープウェーに乗り込んだ。待っていたのは、氷河が広がる雄大な山頂エリア。そこから見下ろしたスキー場最下部、競技エリアの小ささに、ふと「なにをしているのか」と感じた反面、自分がしたいのは「もっと自由なスノーボード」だったと気がつく。それ以降、それまでにも憧れのあったバックカントリーでの撮影に本格的に取り組むようになる。
二十代前半の彼が若くして悟った先に、Hakuba Valleyを選んだ理由をこう語る。
「一生をかけても挑戦しきれないほどのフィールドがここにあると感じたから。山の大きさ、山と街の近さ、スキー場の数、パークからバックカントリーまで全てが揃っているのはここしかないと感じたから」


高め合うパワースポット
そうして導かれたHakuba Valley。その魅力は「仲間」と「多様性」だという。地形や雪質、気候まで異なる各エリアには、同じく個性的な、それぞれの“好き”を尊重し合える仲間がいる。トップアスリートやブランドが集まり、カルチャーが磨かれる場所でもあり、多国籍なカフェやショップが立ち並び、街を歩くだけでも刺激に満ちている。
場所と人を変え、一日に多い時で4セッションもするという彼が、10あるリゾートとその裏に広がる広大なバックカントリーエリアのなかから、ベストなスポットを見つける方法として、公式の発表だけでなく自分の勘を頼るということも教えてくれた。穴場は、青木湖のレイクビューも楽しめる「White Resort白馬さのさか」。コンクリートジャングルでは鈍りがちな野生の勘も、山に向き合い続けることで自然と磨かれていくのかもしれない。
10年後のHakuba Valley
表現活動を通じて地域に貢献していきたいと語る藤田が思い描く、10年後の村の姿。そこは、子どもたちが幸せに暮らせる場所であり、そのためには大人たちがスキー場を中心に持続可能な仕事を生み出し、豊かな資源や活気を保っていくことが欠かせない。「住む」「滑る」だけでなく「働く」場所としても魅力ある環境づくりを。彼が目指すのは、 “生活感のあるリゾート”だ。
伝えたい瞬間
写真家でもある藤田の切り取ったHakuba Valley。山から街まで、登場人物もさまざま。





Profile
藤田一茂 Kazushige Fujita
1988年生まれ、京都府宮津市出身。長野県白馬村在住。
中学生のころにスノーボードと出会い、コンテストシーンで頭角を現す。
20歳でプロへと転向し、「TOYOTA BIG AIR」などの大会で好成績を収めたのち、バックカントリーや自然との調和を重視した“スノーサーフィン”スタイルへとシフト。波のように雪を滑る自由で美しいそのライディングはGENTEMSTICKとの出会いをきっかけに確立され、多くの人を魅了し続けている。
現在はTHE NORTH FACEやGENTEMSTICKなど複数のブランドアンバサダーも務め、スノーボードの新たな価値観を体現する存在として注目を集めている。
また、ライダーとしてだけでなく、エイブル白馬五竜に設置された人工ウェーブコース「GORYU WAVES」のプロデュースをはじめ、スキー場やブランドのクリエイティブディレクションにも関わりながら、写真や映像の撮影や制作など、多岐にわたって活動を展開中。
2人が語るバレー券の魅力

▶「Hakuba Valley全山共通シーズン券」の特典
・10のリゾートを結ぶシャトルバスが無料で利用可
・「Vail Resorts」が所有・運営するスキーリゾートのリフト一日券を50%OFFで購入可能(スキー場一覧はこちら:https://www.vailresorts.com/)
・指定施設での各種割引(予定 )※ カレー無料や温泉半額など
Hakuba Valleyの魅力が伝わったところで、そこでの体験をより充実させてくれるバレー券の魅力を紹介しよう。
通常、一か所のリフト券を購入してしまえば、混雑しても天候が悪化してもとにかく滑らなければとなるが、10のリゾートから状況に応じて選べ、無料のシャトルバスで移動は簡単、スキー場以外でお得な特典を受けられる施設も多いことから、無理に滑らない自由と、エリア全体をどう楽しむかという視野が得られる。条件の良い日に譲り合う心の余裕が生まれ、自然と人も分散することから、安全面でも一役買っている。パウダー争奪戦の熾烈さを思えば、平和をもたらす券と言っても良いかもしれない。
もちろん、滑ることをより楽しく快適にしてくれるのは言うまでもない。リフト券購入の列に並ぶ必要もなく、天候や混雑状況、気分に合わせて、コースを選ぶ感覚でスキー場を選べるのだ。10のスキー場×営業期間×それぞれのスタイルで楽しみ方は無限大。
ゲストの2人でさえ「使い始めて良さがわかった。滑り方や山での過ごし方も変わった」というように、経験や目的に関わらず、誰の人生も思いがけず変えてしまう可能性を秘めている。
いまがお得!超早割情報
自然とフットワークが軽くなってしまうサービス、日本に住み、何度も通う人ほどお得な「国内居住割」や「リピーター割」など、「Hakuba Valleyが好き」そんな気持ちに応えてくれるバレー券を、最もお得な価格で購入できるのは8月28日(木)まで。最大42%割引となるこのチャンスをお見逃しなく!





Photo / @kentarosnow

