東京・神田にできた新たなショップ『F. JANCK』にいってみた。

古書の街、カレーの街、音楽の街、そしてウィンタースポーツの街として知られる神田。
この街に新たなスキー・スノーボードショップができた。
その名もF.JANKだ。

東京メトロ淡路町駅、新御茶ノ水駅、小川駅からいずれも徒歩5分圏内と靖国通り沿いの好立地に立つお店は、もともとスキーショップだった「スポーツクルー」とスノーボードショップだった「F.JANCK」が合体してできあがったような形態だ。
F.JANKはもともと、25年間スノーボードショップとして同じ神田の別立地で営業していたが、今年の5月に移転するとともに、スキーとスノーボードの両方を取り扱う店舗として生まれ変わった。

一階はスノーボードコーナー。路面に面しているので近くを通り掛かればすぐにそれと分かる

5階建てのビル一棟がショップになっており、売り場面積も広い。1階はスノーボードギアが並び、スキーは2階に陳列されている。スキーギアはパーク3割、オールマウンテン3割、テクニカル3割、1割キッズという配分。スポーツクルーの時代に置かれていた内容とほぼ変わらない展開を維持している。しかし、店内が広くなったため製品の数は増え、アルパインスキンなどの滑走ギア以外の製品も並ぶようになった。

複数あるスキーシーンの製品を一堂に会して見られるため比較検討もしやすい
スポーツクルー時代に比べ、オールマウンテン系のラインナップを補充している
ブーツのラインナップも豊富
今季話題、エリック・ポラードが立ち上げたseason. の板も置いてある

良い点はスキー売り場が広くなっただけではない。3階~5階はウエア・アクセサリーコーナーになっているため、ギアだけでなく大量のソフトグッズも選べるようになったのだ。製品はスノーボード・アウトドア系のブランドが主。それでもTHE NORTH FACEやPATAGONIAなどは最新ラインナップが揃い、スキー・スノーボード問わず人気のある686やQUICKSILVER、P.RHYTHM OUTERWEARなどもあるので、全く問題なくウエアも選べる。

スノーボードウエアが比重多めだが、主要アウトドアブランドも並ぶ
まるまる1フロアがアクセサリーコーナーになっている
スノーボードライクなウエアやアパレルも

もともと、雪山で求める機能性はスキーもスノーボードも大きく変わらないため支障もそれほどない。ゴーグルやグローブ、ヘルメットも同じことがいえる。どちらのカテゴリーでも求める機能に隔たりは少ない。誰でも手に取りやすい商品が陳列されている。

むしろ、スキーショップだけでは手に入りにくい製品が並んでいるのでF.JANCKに来ればスノーボード系のソフトグッズやアパレルも一緒に買えるという点はメリットだ。

最後に新たにスキーのフロアマネージャーとなった津村さんから一言
「お店がきれいになったので、ぜひ遊びに来てください!」とのこと。

フロアマネージャーの津村さんは往年のフリースキーヤーだ。店内には常に2~3人のスタッフがいるので不明点は気軽に聞ける

そろそろ、寒くなってきたし冬の準備でも……と考えているそこのあなた! 新店舗に足を運んでみてはいかがだろうか?

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