スキー・スノーボードと仕事を両立させる | 南魚沼でワーケーションをしてみた

「朝イチ滑ってから仕事」「アフターファイブにナイター」「コンディションが良い日だけ滑る」
などのよく聞く言葉は、スキー・スノーボード愛好者なら誰もが描く夢の一日だ。
新型コロナウイルスによって、テレワークが普及し、Work(仕事)とVacation(休暇)を掛け合わせたワーケーションという概念も登場した。改めてワーケーションとはテレワーク等を活用し、リゾート地や温泉地、国立公園等、普段の職場とは異なる場所で余暇を楽しみつつ仕事を行うことだ。観光庁のワーケーションページを見ると(こちら)、実はワーケーションにもさまざまあるのだが、ここではサテライトオフィス型のワーケーションについて話をしたい。

ワーケーションのメリットをかみ砕いて言えば、好きな場所で働くことによるストレス軽減や移動時間を無くすことで生まれる趣味や休息のための余剰時間の創出だ。

テレワークの推進とワーケーションの環境が整備されることで、移住をしなくても昼間はオンラインで仕事に集中し、冒頭に述べたように、朝、夜、休日は、目の前にある自然やスキー・スノーボードを存分に楽しむという自由な働き方が可能になっている。


しかし、どこでも働けるからといって、どんな場所でもいいとは限らないだろう。雪が豊富で魅力的なスキー場があることはもちろん、ある程度は都市圏などのアクセスが良く、飲食や買い物も不自由しない場所が好ましい。
そこで、滑りも仕事も妥協しないスキー・スノーボーダーにオススメしたいエリアが、新潟県南魚沼市だ。

南魚沼は谷川岳や越後三山などの山々に囲まれた場所にある

ここは東京から車で2時間半、新幹線ならJR越後湯沢駅まで70分の好立地にあり、全国でも有数の積雪を記録する豪雪地帯だ。市内には石打丸山や舞子スノーリゾート、八海山スキー場など10カ所も(!)のスキー場があり、さらに隣の魚沼市や湯沢町には須原、苗場、かぐらなど、車を使えば1時間圏内で20カ所近くのスキー場にアクセスできる。その日のコンディションによって滑る場所が無数に選べて、パウダー、ツリーラン、バックカントリー、パーク、フリーライド、ゲレンデクルージングなど楽しみ方も無限大だ。

そんな土地で実際にワーケーションをし、どのような利便性があるのか体験してみた。



今回旅のベースとして選んだのは石打丸山スキー場だ。石打丸山は南魚沼市のなかでも隣の湯沢町に接している場所。なので、より湯沢のスキー場が近くなり選択肢も増えるメリットがある。

宿泊したのは石打丸山の中央口にある「ラ・ファミーユ中角」。一歩外に出ればゲレンデという場所にある。宿泊は2名1泊2日8800円。スキー好きの一家が温かく迎えてくれるアットホームな雰囲気。自家野菜とコシヒカリのボリュームたっぷりごはんも人気

南魚沼に数あるスキー場のなかで石打丸山をベースに選んだ理由は

・ゲレンデが広大で、斜面変化が豊富なこと。(リフト13基、最長滑走距離4km、滑走面積236ヘクタール)
・ゲレ食が充実していて、旅行の醍醐味「食べる」こともないがしろにしない。
・ナイターエリアが広いため夜も余すことなく楽しめるため。

石打丸山は関越道沿線では最大級のスキー場だ。そのためコースバリエーションが豊富でどんなユーザーでも、誰と来ても楽しめる。

山頂からは魚沼平野を一望する景色が広がる。この日は
あいにくの曇り空だったが、心の目で壮大な景色を思い浮かべた

世界最新鋭のコンビリフト。ゴンドラとリフトが同じ架線上にかかる。
ゴンドラは10人乗り、リフトは6人も乗れる
山頂の先にはGALA湯沢との連絡コースがある。
GALA湯沢の先は湯沢高原と繋がっており、
3つのスキー場が連結している
場内には3つのツリーランエリアがありヘルメット等の
装備を整えていれば入れる。降雪後には真っ先に
向かいたいエリアだ。
ゲレンデ内に地元民による飲食店が点在するのも石打丸山
ならではの景色だ。イタリアンや焼肉、ハンバーガーなど
各店舗特色がある。
コース幅が広く、緩急に富んだ斜面でカービングするだけでも
飽きない。非圧雪エリアも6つあり、どれでも急斜面。
雪が降った日は最高の滑り心地だ。

午前中ひととおり滑ったら、午後はワーキングタイム。宿泊先の「ラ・ファミーユ中角」では高速wi-fiを完備しており、館内のどこでも仕事がはかどる。ここで夕方まで仕事に集中する。
石打丸山ではゲレンデの中腹にも「石打スキーセンター」「モンブラン」など宿泊可能な宿が点在しており、そこに泊まってワーケーションも可能だ。毎日ファーストトラックを滑れて、雪山の上で生活するという非日常が味わえる。

せっかくなので、ゲレンデが見えるレストランで仕事を。疲れたら顔を上げて、目の前の銀世界に癒されるので、常にリラックスしながら仕事ができる

仕事を終えて、日が暮れたら今回楽しみの一つにしていたナイターへ。石打丸山といえばナイターだ。宿のご主人によると、地元の人はナイターだけ滑りにくる人も多いという。その理由は昼間に比べると人が少なくて滑りやすいのと、夜の雪質がカービングスキーには最適。雪が降ってればパウダーは北海道にも負けないほど軽くなるのだとか。

たしかに昼間に比べると人の数もまばらになった。そして何よりもナイター照明と夕焼けのコラボレーションが美しい。仕事スイッチから趣味スイッチに切り替わる瞬間
ナイター滑走できるコースは10もある(連絡通路除く)。そのなかで個人的にお気に入りなのは大丸山ゲレンデだ。右側の斜面はほどよい斜度の圧雪バーン。左側斜面は非圧雪になっている。そして南魚沼市街の夜景がきれい!

実際に南魚沼でのワーケーションを体験して感じたことは、ストレスの違いだ。人混みもなければ通勤電車に乗ることもない。開放的な景色がすぐそばにあり、地元の人々との交流もある。仕事の疲れは毎日のスキー・スノーボードで吹っ飛ぶ。仕事で好きなことをできている人でも、やはり息抜きは大切だ。仕事でも結果を出したいが、プライベートも充実させたい。仕事と私事のワークライフバランスを改めて考える機会になった。

ちなみに、ワーケーションの最終的なゴールは、やはり移住だろう。

南魚沼市の中心部は「六日町」というエリア。石打丸山から車で20分ほど北へ行った場所にある。
そこは八海山スキー場や舞子スノーリゾート、ムイカスノーリゾートもほど近くあり、5分圏内にイオンやコメリ、ダイソーにツタヤ、スーパーや大手家電ショップ、ニトリやマクドナルドにetc…があり、南魚沼は屈指の雪国でありながら暮らすにも超快適な環境だということを付け加えておこう。

南魚沼市ではワーケーションのためのオンラインセミナーやバックカントリーツアーを含んだ現地交流会の実施を予定している。新しい生活を体験してみたいという人は参加してみよう。


●オンラインセミナーについて

テレワークの機会が増え、仕事と余暇の考え方も変わりつつあります。そこで首都圏から2時間半の南魚沼市で、テレワークで仕事を進めながら、スキー/スノーボードなど雪国南魚沼ならではの楽しみ方を知る移住経験者3名の方の話を交えながら「雪・食・住」をテーマに、南魚沼市でのテレワークについてご紹介します。

日時:2022年2月14日(月) 19:00〜20:30
申し込みフォームはこちら

主催:一般社団法人南魚沼市まちづくり推進機構
運営:自然体験村
問い合わせ:自然体験村/武宮(kigurumi41244124@gmail.com)

●現地交流会について

オンラインセミナー参加者優先で、現地交流会にご参加いただけます。南魚沼市内のテレワーク環境や現地での余暇と仕事の時間配分、無料のバックカントリーツアーなどを体験することができます。詳細はオンラインセミナーでお知らせ致します。

日程:1回目 2022年2月26日(土) 8:00~16:00
   2回目 2022年2月27日(日) 8:00~16:00

タイムスケジュール(予定):
    8:00 スキー場集合
    8:30 バックカントリーツアー開始
   11:30 バックカントリーツアー終了
   12:00 昼食
   13:00 意見交換会
   14:00 市内テレワーク施設体験等
   16:00 解散(塩沢エリア)
※新型コロナの影響によって予定が変更となる場合があります。

定員:各回12名(オンラインセミナー参加者優先・応募人数が多い場合は抽選となります)
参加費:無料(バックカントリーツアー代、リフト代含む)※現地までの往復交通費、昼食等飲食代、現地駐車場代については各自ご負担ください。
※現地までの往復交通費は半額補助の制度(上限10,000円、自家用車、新幹線可)があります。
集合:8:00 南魚沼市内スキー場
解散 :16:00 南魚沼市塩沢
申込方法:オンラインセミナー時にお知らせ致します。

主催:一般社団法人南魚沼市まちづくり推進機構
運営:自然体験村
問い合わせ:自然体験村/武宮(kigurumi41244124@gmail.com)

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