こだわりスキーショップオーナーが語る「5分でわかるフリースキーギアの歴史1995~2023年」 

さまざまなブランドを扱い、試乗する機会もあったりと、スキープロダクツに精通しているプロショップ。そこで、長年フリースキー業界で活躍してきた「看板オーナー」に、自らが愛用してきたスキーギアを紹介してもらいながら、スキー界のギアの歴史や、これまでの市場の動きについて振り返ってもらった。2024年の幕開けの機に、フリースキーの黎明期前から2023年までを5分間で!サラッと勉強してしまおう。


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解説はプロショップ「PAPASU(パパス)」オーナー池田俊也さん 

プロショップには、そのコンセプトや店構え、商品セレクトにはプロフェッショナルなオーナーの何かしらのこだわりや好みが色濃く反映されているもの。兵庫県にある「PAPASU」は、「ギアの販売だけでなく、スキーの楽しさを伝えられるショップ」というコンセプトのもと、スケートのミニランプ&JIBができる屋内パークも併設されている個性的なプロショップだ。オーナーの池田俊也さんに聞いてみた。

基礎スキーヤーだった私がフリースキーに目覚めたのが1995年。その当時流行ったテレビ番組の『SALOMON SKI NOW』を観て、名だたるデモンストレーターに交じってジャンプしたり、パウダーで大きなスプレーを上げるスキーヤーたちに目を奪われました。

ここで紹介するフリースキーギアの歴史は、私がショップ運営をしながら業界の動きを見てきたものです。私見も含めてですが、約30年前からの流れを遡ってみたいと思います。

1995年

スキーは小学校3年生くらいからやっていたのですが、私が乗りたいと思って一番初めに買ったのはSALOMONのデモスキー「9100 EQUIOE DEMO 2S」でした。やっぱり当時のテレビ番組「SKI NOW」を観て憧れていたんですよね。モノコックボディ(いわゆるキャップスキー)のスキーの登場は衝撃でした。今やキャップスキーは一般的ですが、当時はまだ珍しくて、NEWテクノロジー感がありました。 

キャップスキーが出た1995年頃は、スノーボードが入り始めた頃でもありました。そして、基礎スキーヤーは「カービングスキー」に傾倒し、フリースキー志向者はモーグルスキーに一気に振れていきました。「SKI NOW」では現在全日本のモーグルコーチを務めているモヒカン小林さんが出て、名前の通り髪の毛をモヒカン刈りでコブを滑っていました。ただ、スキー専用機種としてはモーグルというものはまだ出ておらず、エクストリームスキーなんて呼ばれていた時代です。

左から)SALOMON|9100 EQUIOE DEMO 2S, KASTLE AERO TUBE, ATOMIC|ARC RS, OGASAKA|Keo’s

1997~1998年

フリースキーの祖ともいえるモーグル競技が普及したのが98年、長野オリンピックで里谷多英さんが金メダルを獲得したのは大きかった。ほどなくモーグル系の板がお店に入ってきました。特に関西のスキー場は、北海道や北のエリアに比べると雪が多くないので、コブができやすくて、コブを滑る人がすごく多かったんです。今も多いですけれど。当時、モーグルが流行ってきて、20台後半の若い人たちがモーグルやるか、スノーボードをやるか、選ぶ時代だったと思います。

1997年くらい、モーグルのスターが誕生し、ジャンリュック・ブラッサールや、エドガー・グロスピロンのシグネチャースキーが売れました。僕はSALOMONの「FORCE9(フォースナイン)」とか乗っていました。お店でメチャメチャ売れたのがDYNASTARの「アソートスぺリオール」。あくまで西日本エリアですけど。

1998年の長野オリンピックでは、K2を履いたジョニー・モズリーがモーグルのエアの中に3D系のエアを入れて金メダルを獲得しました。この頃から世間にはメディアを通じて、フリースキーというカテゴリーが普及し始めたと僕は思っているんです。

出典:「THE MOGUL(1999)」より

1999~2000年

SALOMONのツインチップ「TENEIGHTY(テンエイティ)」がリリースされたのが、この頃。いわゆるニュースクールと呼ばれて、エアトリックといった新しいスタイルが生まれた、フリーライドムーブメントの爆発期の象徴ともいえるスキーです。「TENEIGHTY」が出てきたときに「これは何だんだろう?」って思いました。これで何をするんだろうって。印象で、ちょっと古いモーグルスキーなんじゃないの?なんて。

でも雑誌とか見ると、JPオークレアとかが飛んだり3Dで回転したり、新しいスタイルのパフォーマンスが表現されてて、これは純粋にカッコいいぞ、と衝撃的でしたね。「TENEIGHTY」はすごく売れたと思います。

左)BRAVOSKI Vol.3(1999) 右)Generation-X(1999)エアトリックやジブなどの新しいスタイルが北米より持ち込まれ、日本でムーブメントの起爆剤となった2誌

「TENEIGHTY」はひとつの転換期でしたね。そしてカービング系も加わり、どんどん各メーカーが同じようなモデルを出してきて、定着していったのかなと思います。当時、「Winter X-Games」なんていうエクストリームスポーツの一環としての世界的コンペティションも始まって、スキークロスという競技も誕生しました。同時に、インパクトという意味では、この頃、ちょうどSALOMONから「Snowbrade(スノーブレード)」が出たんですよね。ファンスキー・スキーボードなんて呼ばれていた100㎝くらいの短いスキーです。日本でも流行りました。

マイク・ニックのスキーボードによるトリック 出典:LINEメーカーカタログ

インラインスケートやストリートのフィーリングやスタイルを持ち込んで、ポールを持たずにライドする。レールをこすったりジブで滑ったり。海外ではLINEのマイク・ニックなんかがスポットライトを浴びていて、スキーの楽しみ方が変わってきたのがこの時代かなと思うんです。

2001~2003年

ガレージブランド、ライダーズブランドが流行りだした時期です。ARMADAや4FRNT、国産ブランドではVectorGlideやReismなど。当時、一番最初に自分で買ったツインチップはDYNASTARの「CONCEPT(コンセプト)」という板だったと思います。まだそこまでテールが上がってないモデルでしたが、フリースキーとして選んだスキーで初めてレールに乗った板でもあります。

出典 Generation-X 2000より/DYNASTAR|CONCEPT は当時Candide Thovexも乗っていた名器

当時はツインチップといっても今ほどテールがあがっていたわけでもないし、センター幅も70台80台のモノも多かったと思います。その頃、K2の「Silencer(サイレンサー)」とかも出始めたのかな。個人的には、その頃にロシニョール社(当時は三井物産スポーツ)に入社したので、それ以後は自分の乗るスキーはどうしてもROSSIGNOLになりました。

その頃、ROSSIGNOLでは「BANDIT(バンディット)」という板が登場して、ゲレンデで飛んだりジブをしたりだけでなく、サイドカントリーやバックカントリーに行くこともできるという設定でした。すごくいいスキーでしたね。ROSSIGNOLライダーの山田敦さんも愛用していて、カッコもよかった。

左)K2 Silencer / 右)ROSSIGNOL BANDIT

この頃からスキーの楽しみ方によってスキーの形状が変わる、というのがはっきりしてきたと思うんです。2000年ちょっとくらいでしょうか。「これはコレ用ですよ」「こう使いましょう」というように、多様化に対してスキーの形状が決まってきたのも、この頃かなと。

2004~2005年

この頃からパークスキーが定着してきて、板の太さもいろいろ出てきたと思います。スロープスタイルとかハーフパイプの競技性が出てきたのも2004、2005年くらいでしょうか。2005年にハーフパイプが世界選手権の種目に採用されています。ただ滑りを楽しむだけじゃなくて、競技として目指せるようになったことで、そこからまたコンペ仕様のモデルが出てきて…という流れですね。この頃にはフリースキーという新しいスキースタイルが確立した感じがあったと思います。

そして、ギアも用途が明確化してきたんだと思います。「やれることがはっきりしてきた。こういうことするには板のスペックはこうですよ」みたいな。ちなみに僕はDYNASTARの「トラブルメーカー」という板(下の写真の左)に乗っていましたね。少し太めな形状と軽さ柔らかさのバランスが良かった!」

左)DYNASTAR トラブルメーカー(2005/06)フリースキーという新しいスキーが確立した頃の愛用モデル/ 右)Reism ROYAL(2011)田巻信彦と楽しくスキーしていた頃

この頃、ウォークモードのブーツやテックビンディングが出てきました。ビッグマウンテンやバックカントリーでフリースタイルをやろうといった方向性の現れですよね。パークでエアやジブをやっていたライダーたちがどんどんバックカントリーでトリックを含めたフリーライドに傾倒していった。ともすると自由なスタイルや新しいスキーカルチャーを重要視して始まったフリースキーがFISの競技の枠組みに入ったことに対して、もっと自由を求めて大自然のフィールドへ、深い山に入っていきたくなった。…というマインドはあったかもしれませんね。

出典:2011 BRAVOSKI Vol.1 より/ページ右上のSALOMONの「QUEST PRO PEBAX」はウォークモードを搭載した初の本格的オールマウンテンブーツ
MARKERのビンディング「THE DUKE 16」でツアー用モデルが登場

ブーツは面白い転換期があったと思うんです。ライケルがFTにブランドが変わりました。それが一つキッカケになって、そこからフリースタイルに対してブーツの存在感が増して、ブーツへの関心や意識が高まって浸透し始めました。セス・モリソンのシグネチャーのド派手な柄のFTブーツ、トム・ウォリッシュが履いていた赤と白のブーツも。ブーツがスニーカーチックでカッコ良くてオシャレになったのもこの頃かな。これは衝撃でした。ブーツにどうしてこんなグラフィックにしたのかな?って。この無意味さがカッコよさだったのかなと。スキー全体がオシャレでカッコ良くなり始めたのも、この頃かなと思います。

Seth Morrison(右)とセスのシグネチャーFULL TILTモデル・まさにスニーカーテイスト

2004年に僕はプロショップPAPASUをオープンしましたが、開店当時は、田巻信彦(ジブ系フリースキーのスペシャリスト)と出逢ってフリースキーがメチャメチャ楽しいと再び感じるようになって、スキーへの思いが再燃したんです。「やっぱりスキー面白いわ!」となって、その温度感でお客さんに面白さを伝えていくようになって、商材もどんどんフリースキーに寄っていったんです。僕自身はReismより限定発売されたモデル「ROYAL(ロイヤル)」にも乗っていましたね。太過ぎない形状はゲレンデからパークまで対応幅の広いスキーでした。田巻信彦といろいろと楽しくスキーしていたので、その影響も大です。

2007年頃、Markerのロイヤルシリーズの登場は印象的でした。Jester(ジェスター)やGlifon(グリフォン)ですね。フリースタイルのビンディングの登場で、ビンディングを選べるようになったことや、ビンディングのバネを横にした時点で、「これは新しいよね!」という感覚になりました。とても革新的でしたね。

左から現在(’23-24)のJESTER、GRIFFON、SQUIREいずれもMarkerのフリーライドラインナップ

2008-2011年

その後、フリースキーモデルは多くのメーカーから販売されるようになりました。2008年くらいかなぁ。VOLKLからは「WALL(ウォール)」というスキーが出て、それはすごく売れた記憶がありますね。

VOLKL|WALL

ARMADAが入ってきたのが2010年くらいでしたね。ARMADAが登場してロッカースキーが出始めたのも、この頃。ロングノーズ、フラットベンド、フルロッカーだったり、この頃、すごく変化がありましたね。今となっては普通のものが、2008・09・10年あたりで生まれていたんですね。

▼ARMADAをJ.Pオークレアらと創立し急成長させてきたTanner Hallの映像

ARMADAも初年度はあまり売れていなかったですが、2年目から爆発的に売れましたね。ロッカーがきつくなり出したのが2010~11年。その背景はトリック重視や、パウダーに関してはトップとテールが沈みにくい、浮力があることで注目されました。ロッカー形状もしっかりしたものが注目されました。

ARMAMDAの「JJ(ジェイジェイ)」はロングノーズ、ロッカーキャンバースキー、そしてサイドカットがしっかりとあったので、ゲレンデでも滑れてしまうパウダー系スキーとして新しい一つの形を作ったと思っています。JJの登場はフリースキー界にとって大きかったと思います。そして、当時のタナー・ホールやLINEのライダーたちの影響力はとても強いものだったと思います。

出典:2011 BRAVOSKI Vol.1 より/ロッカースキーのインパクトと広がりを予感させる記事

2015-2020年

「2015年、4FRNTのGAUCHO(ガウチョ)が、2020年、LINEの「BLEND(ブレンド)」とセンター100㎜で登場したんですが、当初はバックカントリーとかでないのに、センター100なんて滑れないんじゃないの?という印象でしたが、ゲレンデでもセンター100㎜で滑れるんだ、というイメージに変えていったのはBLENDやGAUCHO(ガウチョ)の力だったかなと思います。基礎スキーをやっているセンター60㎜のスキーを履いている人からしたら、センター100なんて履けるの?という感覚でしたが、「太い板って楽しいやん!」とセンター幅への意識を見事に覆しましたね。

2017年、ビンディングの「KINGPIN(キングピン)」の登場は大きかったと思います。

併せてウォークモードのブーツも出てきましたが、ビンディングに革新が起きたことは、スキーの楽しみ方をまたさらに多様化させたと思います。「KINGPIN」「DUKE(デューク)」 「Baron(バロン)」…そうなると、そういうビンディングやブーツを楽しむためのスキーも必要になった。

▼Marker「KINGPIN」の説明動画

2020~2023年

近年の傾向として、軽い芯材が出てきて、どこの板もすごく軽量化され、しなやかになり、扱いやすく滑りやすくなっています。そのなかにはチタンやカーボンを入れることで剛性を上げ、滑走性の高いスキーもあります。それにより各スキーヤーにマッチする板が選びやすくなったと思います。

スペックでいくと、近年はパウダー・フリーライドの人気もあってか、ウエスト幅90㎜以上のスキーが圧倒的に増えて、100㎜前後が百花繚乱です。ファットでありながらも圧雪斜面を滑りやすいモデルが増えてきて、1台でパウダーもグルーミングバーンでのカービングもこなせるマルチなオールマウンテンスキーが人気を呼んでいます。個人的には、ここ1,2年は下のようなモデルに乗っていますね。

左)ROSSIGNOL|BLACKOPS98(2022) 購入理由:ゲレンデ&パークさらにサイドカントリーまで対応できるスキーとして僕の考えるベストな形状!メタル入りでシッカリと滑れるのも良い!

中央)ROSSIGNOL|BLACKOPS92(2023) 購入理由:ゲレンデ&サイドカントリー向きに少し細めのスキーが欲しかった。このスキーはノーズロッカーでフラットから悪雪、春雪などあらゆるコンディションで使いやすいですね!

右)ROSSIGNOL|SUPERVIRAGE Ⅵ LTD(2023) 購入理由:滑走性と操作性の高さが良い!素直にスキーが動いてくれるフィーリングが非常に良い!

まとめ

僕は、フリースキーという言葉がまだすごく曖昧だと思うんです。バックカントリー、サイドカントリー、フリーライド、パークライド、モーグルなど、全部がフリースキーという言葉に収まっちゃうと思うのですが、もうちょっと明確にしたほうがわかりやすいんじゃないか、と思うんです。

そのなかで、パークスキーは一定の答えが出始めているように思います。センター幅が85~95㎜のキャンバーでしっかりとしたスキー、わかりやすいものならVölklの「REVOLT(リヴォルト)84・90」やARMADA の「ARV 88・94」がいいかなと思います。

Völkl REVOLT 90|D=118-90-118mm (174cm) | L=168, 174, 171, 180, 186cm |R=19.5m (174cm)|¥99,000
ARMADA ARV 94|D=123-94-118mm (178cm) | L=157, 164, 171, 178, 185cm |R=17m (178cm)|¥99,000

スノーパーク以外にもグラトリとかオーリーノーリーといった板のたわみを楽しむ新しいスタイルも出てきていると思うんです。そういうスタイルにオススメのモデルなら、LINEの「BLEND(ブレンド)」や「HONEY BADGER(ハニーバジャー)」ですね。

LINE BLEND|D=133-100-122mm| L=164, 171, 178, 185cm |R=20m (178cm)|¥93,500
LINE HONEY BADGER|D=120-92-116mm| L=144, 155, 166, 172, 177cm |R=16.5m(166cm) |¥72,600

マーケットとしては、近年はパークライドより、フリーライドが増えてきている感覚があります。地域性や滑る人の年齢などの背景によって温度差はあると思うんですが…。

スキーが大好きで長く続けてきた人が、年を重ねて年齢的にもちょっと上になり、ゆったり滑ることそのものを楽しむ、自然や山全体のおもしろさを見出す、そんなフリーライドのほうが今、ムーブメントになっているのかなと思います。これからもっとそれが大きくなるんじゃないかなと思います。

もと基礎のスキーヤ-がゲレンデ系のフリーライドを楽しむ。カービング系フリースキーともいえるかな。例えばARMADAの「Diclivity(ディクリビティ)やK2の「Mindbender(マインドベンダー)」がオススメです。

ARMADA DECLIVITY 108 Ti|D=136-108-126mm|L=182, 190cm|R=21.7m (180cm)|¥110,000
K2 MINDBENDER 90C|D=132 - 90 - 117mm|L=160, 166, 172, 178cm|R=14.1m (172cm)|¥93,500

ゲレンデもツインチップだけじゃなくて、トップだけロッカーしているスキーも、今、多くなってきた。ゲレンデも楽しめて、サイドカントリーも楽しめる、最近、そんなスキーが割と増えてきているし、これから増えていっていいと思います。基礎で、パークで、バックカントリーで、といったカテゴリーに限らず、楽しみ方は本当に今、多様化していて、多様性が定着しつつあります。その分、スキーギアも無数にある。

もしもスキーギア選びに困ったら、スキープロショップを訪ねてみてはいかがでしょうか。ぜひ、こだわりのあるオーナーと話してみてください。きっといろいろな興味深い話が聞けるのではないでしょうか。

教えてくれた人

PAPASU オーナー 
池田俊也さん

幼少期からスキーを始め大学卒業後はスキーショップやメーカーで働き「PAPASU」をオープン。今年で18周年。

「もう人生がスキーです(笑)」。スキーのオフトレで始めたインラインスケートがフリースキーを始めたきっかけとなり、2004年屋内型パーク併設ショップ「PAPASU」をオープン。とにかく「スキーは楽しい!」をコンセプトに、商品の知識はもちろん、情報や技術の提供、仲間づくりもできるショップを目指している。

PAPASU Information

住所兵庫県姫路市飾磨区矢倉町1-21
電話番号079-237-9037
営業日(営)12:00-21:00/(休)火曜日
Webhttp://shop-papasu.com/
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