豪雪ツリーラン日本一!夏油高原スキー場 | ツリーランはパウダーでこそ最高に楽しい!

「他で降ってなくても夏油はガッツリ降ってるよ」「夏油の豪雪がヤバいらしい……」。そんな評判を聞くようになったのは、いつの頃からだろうか。過去積雪量日本一を記録し、ここ3シーズンは本州で最速全面オープンという驚異の「降りっぷり」を見せる夏油高原スキー場。「パウダー」は当たり前で、加えて「豪雪」なのだ。そして今、スキー場が誇るのが、ケタ違いに広大なツリーランエリア。「豪雪+パウダー+ツリーラン」、この最強のパッケージで唯一無二のエリアとして進化し続けている夏油に迫ってみよう。

INDEX

夏油は一体どれくらい豪雪なのか?

夏油の山頂エリアでの年間平均積雪量は、過去9年間データでなんと累計22m超えている。これは地上7階建てのビルに相当する量で、もう驚くしかないだろう。シーズン中の積雪量をグラフで見るとこうだ。

多くのスキー場がスノーマシンをフル稼働させている11月から1.5mも天然雪があり、その雪付きの速さは国内有数。12月には瞬く間に5mを越え、トップシーズンの1月2月には10mにも迫る量の雪が降り積もるのだ。毎日のように切れ目なくコンコンと降り続く雪によって、常にゲレンデのフェイスはまっさらのパウダーによってリセットされる。

夏油のハイシーズンにおける「POWDERリセット率」(夏油高原スキー場発表,2022)を見てみると、驚くばかり。ここに行けば、かなりの確率でパウダーに当たりそうな気がする。

また、夏油のパウダー遭遇率が高いのは降雪日が多いという理由だけでなく、雪が降っていない日でも夜間に吹く風によってサラサラのドライパウダーが飛ばされて、滑ったトラックを覆うことで、斜面がリセットされることが多いためだ。つまり、どんな天候でもリセットされる可能性があるため、パウダー遭遇率が格段に高くなるのだ。これはパウダー派にとってはワクワクと期待が膨らみ、滑りに行くのなら、ちょっと足を延ばしてでもここに行きたくなるのではないか。

どうして夏油は「豪雪」なのか

夏油高原は山脈のくびれにあたるため狭い範囲に降雪が集中するのだ! (出典:夏油高原ツリーランガイドブック)

日本海には暖流が流れているため冬でも温かい。水蒸気をいっぱいに含んだ海の上の空気にシベリアから冷たい風が吹いてくると海上に雨雲が作られる。この雨雲が風に流されて東北地方の陸に入り、高い山肌にぶつかると雪を降らせる。

夏油高原の位置する場所には、東北の背骨といわれる奥羽山脈があり南北を500㎞に渡って縦断する。日本海から流れ込む雪雲は奥羽山脈に雪を降らせながら乾燥し、太平洋側へ抜けていく。山脈の幅が広ければ広範囲に雪をもたらすが、夏油高原の辺りはちょうど山脈のくびれの部分にあたるため、雪雲が集まりやすく、狭い範囲に集中して雪を落とすのだ。上のイラストで見ると夏油高原の狭い範囲に降雪が集中するイメージが視覚で理解しやすい!

また、スキー場の目の前に「オガラ森山」「前塚見山」が位置し、雪雲が停滞しやすくなっているのも理由の一つ。このエリアは地理的にまさに巨大な吹き溜まり地形なのだ。


どこにもない豪雪パウダーツリーラン

豪雪パウダーと肩を並べる夏油の「顔」となっているのがゲレンデ内のツリーラン。夏油高原スキー場は沢状の起伏に富んだ豊かな地形が織りなす美しい森を持ち、その広大なツリーフィールドが滑走可能という夢のような環境だ。

その美しい森とスケール感を映像で実感しよう!

バフバフのパウダーを巻き上げながら、この美しいブナの原生林の中を滑る喜びは言葉にできないほど。「とにかく一度滑ってみたい!」「夏油に行かなくちゃ!」そんな気持ちが湧き上がってくる。

’22-23シーズンはスキー場がツリーランエリアの開放を始めて8年目を迎える。今や夏油はパウダー・ツリーランが好きなユーザーにとって、日本でトップを争う大人気のリゾートとなったが、その背景にはどのようなエピソードがあったのか、ほんの少し裏話を聞いてみよう。


エリアのレベルでステップアップ
「Grow Up Treerun」は実に優れたシステム

14のツリーランエリアは、どれも趣が異なっていて、当然ながら難易度もさまざまだ。こんなにたくさん滑るところがあると、どこからどう滑っていいのか迷ってしまうし、先を見通せない森の中に飛び込んで、自分のライディング技術で対応できるのかもちょっと心配にもなる。

そこで夏油が生み出したのが「Grow Up Treerun」という画期的なコンセプトだった。「Grow Up Treerun」という名称で、ツリーランエリアの難易度レベルに沿って、ユーザーがステップアップしていくという、まったく新しいコンセプトを打ち立てたのだ。この事でツリーランを単に遊び方の一つとしてでなく、エリアにレベルを設定し、滑りのスキルとして概念化した。これは今までなかった新鮮な発想で、ユーザーの心を掴み、夏油をツリーランカルチャーの発信基地にしたのだ。

Grow Up Treerunの仕組みとその価値

9つのエリアが斜度や木の密度、自然地形などの滑走難易度によってLevel1からLeve4とレベル分けされている。ツリーランエリア内は自然の木々や凸凹などがそのままで、雪の下の様子がわからなかったり、風によって雪が吹き溜まったり、さまざまなコンディションになっている。もちろんリスクも潜んでいるため、安全に快適に滑るには、どんな雪質や地形変化にも対応できて、思い通りに滑走できる技術が必要だ。

上の図を見ると、これならツリーランに初挑戦の人でもどこから挑戦すればいいか判断しやすく、レベルに合わせてエリアをチョイスすることができる。事故やケガなどのリスクを回避することができて安心だ。今の自分のレベルを攻略したら、次はどこを目指せばいいのかが一目瞭然。

こんなふうに段階的にレベルアップしていくスタイルは自然とモチベーションも上がる。自分の滑走技術や対応力が向上していくことに喜びも達成感も味わえる。実に良いシステムだ。滑れば滑るほどテクニックが向上しレベルアップする。滑走技術と同時に、パウダーハンティングならぬ"ツリーハンティング”スキルも磨かれる。


ツリーランの聖地を目指す
夏油の誇る多彩でパワフルなツリーランエリア

ビッグスケールが自慢の夏油のツリーランエリアは、多くのファンの熱い支持をうけて拡大し続けてきたが、2020‐21シーズンに左端に「ガーデン」と「アルタ」、上部に「ハート」、右側「エクストリーム」と4エリアが加わり、さらに新しく「カスケード」が誕生と、スキー場全体をカバーするかのように、現在は合計14エリアにもなっている。これが2022‐23シーズンの夏油ツリーランエリアだ。

14のエリアはそれぞれに個性的で魅力的

ツリーランエリアは、上のマップで左→右へとこのようにラインナップしている。
その特長をシンプルに表現してみると、こんな表現ができそうだ。

コースの間を安心して滑れる「ガーデン:Garden」
● 第一リフトで回せて機動力抜群の「アルタ:Alta」
● パウダーハンターが一番に目指す最高難度の「シューター:Shooter」
● キッズがボーゲンでも滑れる「ハート:Heart」
● 山頂の展望台付近からエントリーする「サミット:Summit」
● エリア最長のロングパウダーが楽しめる「ビーチ:Beech」
● ナチュラルなパイプ形状の尾根が連なる「ストリーム:Stream」
● ブナの木が程良く並ぶ「ラビット:Rabbit」
自然地形の変化に富んだ「エクストリーム:Extream
● 保護者も一緒ならボーゲンキッズも楽しめる変化に富んだ「カスケード:Cascade」

▼ 各エリアの詳細な様子がわかる動画は迫力いっぱい!

レア情報とともに各エリアに迫ってみよう

次に、一つずつスペックや攻め方を詳しく見ていこう。木の密度、難易度や危険度は夏油高原の公式HPにて公表されているもの。レーダーチャート化した、長さ・斜度・雪の量・地形のおもしろさ・アドレナリン指数は、「日本一夏油高原を滑っている社長」の菅原三多英さんにスコアリングいただいたものだ。さらに、達人・菅原さんに、そのエリアのとっておき「攻略法」のコメントも頂いた。


[Garden]ガーデン

A1とA2コースの間がツリーランエリアとして新たに開放された。ブナ、杉、山桜などさまざまな樹木の混在する森で、自然観察も楽しい。コンパクトなサイズなので第1ペアリフトを使ってクルクル回せて機動力が高いのと同時に、道迷いの心配もないので安心。

全長:230m Ave/Max 15°/26° 
木の密度:中
難易度★★ 
危険度★★
出口合流コース:A1

[達人オススメの攻略法]
狙って行くエリアというより、A1圧雪バーンを気持よく滑ったあとに、ちょっと足慣らしという感覚で寄り道するエリア。第1ゴンドラや第1ペアリフトで回せ、リフトから奥に行けば行くほど競争率は少ない。


[Alta]アルタ

シューターの隣のエリア。北東向きの斜面のため雪質が安定的によく、最大斜度37度とスティープポイントや起伏も多くて滑り応えたっぷり。深めの沢状の部分ではナチュラルパイプとして遊べるが、急な落ち込みポイントもあるので注意して。

全長:400m Ave/Max 20°/37° 
木の密度:中
難易度★★★ 
危険度★★★★
出口合流コース:A3

[達人オススメの攻略法]
第1ペアやゴンドラでアクセス。狭い谷や大きなギャップが点在し、滑走するラインが重複しやすいが、そこをあえて外すことにより、ノートラックの面を手に入れるチャンスが広がる。


[Shooter]シューター

新雪が降った後は「とりあえずシューターいっとく?」がパウダーハンターたちの定番。夏油ツリーランの看板エリアは拡張を重ね、谷の数の4エリア①②③④と4区分されるほどのワイドスケールとなった。
ここでは「Shooter」の名にふさわしく、“撃ち込む”ように狙ったラインを攻めるのが上級者の醍醐味。大小の起伏を尾根づたいに降りてくるなかでスリルを味わいながら、さまざまな楽しみ方ができる。

エントリーポイントが長いので、手前から丁寧に落とすのがいい。何本もの尾根が走っており、滑走していると谷に落としやすいが、我慢して尾根上を進むと未開の地が見つかるはず。

全長:595m Ave/Max 22°/38° 
木の密度:Shooter❶は低・❷❸❹は中
難易度★★★★ 
危険度★★★★
出口合流コース:A4

[達人オススメの攻略法]
第1ゴンドラで巡回。エントリーポイントが長いので、手前から丁寧に落とすのがいい。何本もの尾根が走っており、滑走していると谷に落としやすいが、我慢して尾根上を進むと未開の地が見つかるはず。


[Heart]ハート

第1ゴンドラ山頂駅直下のツリーランエリアは、斜度も緩くスピードが出すぎる心配がないのでキッズがボーゲンでも滑れる森の楽園だ。ツリーランが初めてというエントリーユーザーは、まずはここでツリーランの心得など基礎をチェックしよう。

全長:160m Ave/Max 8°/10°
木の密度:中
難易度★ 
危険度★
出口合流コース:A1

[達人オススメの攻略法]
第1ゴンドラからアクセス。ちょっと寄り道気分でエントリーするのもあり。


[Sumiit]サミット

サミットの名の通り、山頂にある展望台からエントリー。シューターよりも斜度は緩めだが、雪質の良さには定評あり。斜度変化や起伏があり、ライン取り次第で、さまざまな遊び方が楽しめる。目印のある規定ラインから外れると雪崩ポイントがあるのでボーダーラインは守って楽しもう。

全長:687m Ave/Max 16°/35 
木の密度:中
難易度★★ 
危険度★★
出口合流コース:A4

[達人オススメの攻略法]
第1ゴンドラで巡回。出だしが緩やかなので、省略してA4に向かう途中からのエントリーをオススメ。展望台からのエントリーの場合は、左手ビーチ側がスピードがキープできてベターだ。


[Beech]ビーチ

ビーチはブナの英語名。ブナの原生林の中を自然をいっぱいに感じながら長い距離が滑れる魅力的なエリア。スタート部分は最大斜度38度という急斜面あり、中盤以降は斜度が緩めと、865mのロングクルーズは変化に富んだ地形の連続で、トリックポイントもあり。メチャメチャおもしろくて刺激的だ。

全長:865m Ave/Max 17°/38°
木の密度:低
難易度★★★ 
危険度★★★
出口合流コース:A4

[達人オススメの攻略法]
第1ゴンドラでエントリー。エントリーフラッグから左右に横移動してからのドロップがオススメ。途中の緩い面は他の人のトラックをトレースして加速させて次の落とし込みを攻めるべし。


[Stream]ストリーム

スタートはスティープな尾根がいくつか並び、中盤は徐々に斜度が緩くなってピーチと合流。谷状の地形によってナチュラルパイプになっているので流れるようなライディングが楽しめる。ビーチとの境目付近は広大なボール状のエリアもあり、ビッグターンも決められる。ブナの老木も多く、幻想的な雰囲気も魅力。

全長:450m Ave/Max 18°/39°
木の密度:中
難易度★★★
危険度★★★
出口合流コース:ビーチ合流

[達人オススメの攻略法]
第1・第2ゴンドラで巡回可能。午前のエントリーが少な目なので、逆に早い時間に狙ってみるのもアリ。→看板を早めに確認して、スピードを落とさずスムーズに抜けていきたい。


[Rabbit]ラビット

B3コースを少し超えた森に位置するラビット。すぐ上の兎森山がその名の由来。コンパクトなエリアなので、森に迷い込んだうさぎにならずに済む。滑走距離は短めながら起伏があって変化を楽しめる。マッシュも出没することも。ブナの老木も雰囲気たっぷりで、夏油のツリーランを初心者でも安心し滑れる。

全長:255m Ave/Max 21°/33°
木の密度:中
難易度★★ 
危険度★★
出口合流コース:B2

[達人オススメの攻略法]
第1ゴンドラからのアクセスが一般的だが、クワッドリフトからもエントリーできる。エントリーフラッグから少し横移動すればノートラックにありつけるはず。ここも午前のエントリーが少な目なので、あえて早めに狙うのもよい。


[Extream]エクストリーム

なんといってもクワッドリフトからアプローチできることで効率よく回せるのが魅力のエリア。ゲレンデ右サイドで他のツリーランエリアから離れたところにあるため、ここは空いている可能性が大。緩めから徐々に斜度がきつくなっていき、750mのロングを通じて地形変化も豊か。木の密度がセクション毎に変化するのでリズム感のあるクルージングが楽しい。

全長:750m Ave/Max 14°/40°
木の密度:中
難易度★★★★ 
危険度★★★★ 
出口合流コース:C3

[達人オススメの攻略法]
クワッドリフトで効率よく回せるエリア。エリアの出口はトラバース気味の1本道になるので、トラバース苦手な人は、終盤に出口側へ向かいながら進むことをオススメ。尾根の南向き斜面は暖かい晴天時は回避したい。


[Cascade]カスケード

エクストリーム隣に新しくOPENした変化に富んだエリア。序盤は緩やかで樹木の間隔も広く、快適に滑走できる。中盤から斜面が右へねじれて落ち込んでいき斜度もアップする。 その後、再び緩やかになり最後は繰り返し落ち込むようにしてC4コースに戻る。中盤で左サイドを攻めすぎると雪崩を誘発する開けたエリアに出てしまうので、注意が必要だ。矢印表示の看板を見逃さず滑走しよう。

全長:700m Ave/Max 18°/35° 
木の密度:中
難易度★★★ 
危険度★★★
出口合流コース:A4

[達人オススメの攻略法]
エクストリームから谷を挟んだエリアで同じくクワッドリフトで回せる。エントリーポイントが広いので、いたるところに手つかずのパウダーが残っているはず。後半は斜度が上がるので、スピード調整は必須。


日本一夏油を滑っている達人「社長」に豪雪パウダーの攻め方を聞いてみた

「日本一夏油を滑っている社長」の菅原三多英さんの豪雪パウダーライディング

夏油高原スキー場が誇る「豪雪パウダー」というアイデンティティ(独自性)と「ツリーラン日本一を目指す」という方向性の背景には、なくてはならない存在がある。スキー場の運営母体、株式会社 北日本リゾート 代表取締役の菅原三多英(さだひで)さんだ。菅原さんは2013年より運営を舵取りしている社長でありながら、「日本一夏油を滑っているスキーヤー」でもある。

夏油が「豪雪」や「ツリーラン」をコンセプトに打ち出し、それまでにない注目を浴びるようになったのは、この菅原さんの仕掛けによるものだ。シーズン中、毎朝ゲレンデに出て滑るという菅原さんに攻め方を聞いてみた。

「夏油を満喫するルーティーンは、時期や天気、雪の量や状態によってもちろん様々ですが、定番的なイチ押しの流し方といえば、こんな感じかなと。

まず一番最初に、ボトムから見て左側の第 1 ペアリストが動きます。このリフト沿いにあるA3コースは非圧雪なので、雪が降った日はまずここでゴンドラが動き始めるまで、朝イチ2本くらい流せます。

コアな地元のユーザーさんは 3 パターンぐらいのルーティーンがあるようですよ。まずわかっているところだと、まず第1パターンは、第1ペアリフトで1本流してゴンドラが開くのを待つ。もう 1パターンは、朝イチから第1ゴンドラの先頭に並び、A4やB2の非圧雪を食らってから第2ゴンドラに並ぶ。平日の場合は、第1ゴンドラからB3・C1・C3の非圧雪を食らってから、クワッド巡回でひたすらパウダーを堪能した後にツリーエリアへ。

だいたいの人は第2ゴンドラに乗ってC3やC 1 の非圧雪コースを目指します。B2 も非圧雪なので、ここをまず気持ちよく2、3 本ぐらい落とす。そこからツリーエリアに行く、が3パターン目でしょうか。

一番最後までパウダーがいい状態で残っている場所はどこか?とよく尋ねられるのですが、「シューター」の端の辺りでしょうか。もう1日の最後までノートラックですよ! C1、C5もパウダーが残りがちですね。そして、「ストリーム」も残りやすいです。

時期的な点でいうと、シーズン中で、晴れていなくてもよければ、1月が一番いいかもしれません。晴れの日でパウダーの確率を求めるのなら2月後半ですね。2月もコンディションはとてもいいですね。3月でも北向きの日陰のコースはまだまだいけますよ。夏油の豪雪パウダーツリーラン、最高なのでぜひたくさんの方に体験してほしいです」

菅原三多英 Sadahide Sugawara

夏油高原スキー場(株式会社 北日本リゾート)代表取締役。秋田県出身、モーグルスキーのインストラクターや、複数のスキー場運営の経験を経て、2013年より夏油高原スキー場の運営統括に。シーズン中は毎朝ゲレンデに出てコンディションをチェック、実は「Mountain Guide」として夏油を案内するガイド役、さらには夏油のツリーランパンフレットやWEB制作など、プロモーションワークも担っているマルチな社長。


その日を最高に楽しみたいならスキー場運営のガイドサービスを使おう

今日という日に夏油を最大級に楽しみたい!そんなゲストのリクエストに応えてくれるのが「MOUNTAIN INFORMATION」。リゾートで提供するさまざまなアクティビティーの受付・案内をしてくれる。ガイドを務めるのはもちろん誰よりも夏油を知り尽くすスタッフたちだ。冬期はツリーラン・マウンテンガイド・スノーモービル・スノーシューツアーなどが用意されている。

Treerun Area Guide (ツリーランエリアガイド)

ツリーラン体験プログラムは夏油ツリーランワールドの魅力にふれるには最適

広大かつ多彩なツリーランエリアをゲストのレベルに合わせて楽しむために、「ツリーラン体験プログラム」と「豪雪ツリーランガイド」の2プログラムを提供。ツリーランの経験がなくてちょっと不安なら、「ツリーラン体験プログラム」を利用しよう。サミット・ビーチが実施エリアで、ガイドがツリーランの心得や滑走の基本を教えてくれる。料金は4,000円で保険料込み。

経験者なら「豪雪ツリーランガイド」へ。夏油ローカルのガイドが多彩なエリアの中から、その日の雪質や前夜からの天候も考慮してベストなスポットへ2時間みっちりと案内してくれる。前夜に降雪がなくても驚きのパウダー吹き溜まりを見つけられるかも! 

いずれも土日祝日は事前予約、または空きがあれば当日受付可能だ。定員が5名なので効率よく、たっぷり夏油の森が満喫できる。

Mountain Guide(マウンテンガイド)

マウンテンガイドも務める菅原さんは、滑走時間日本一のスキー場経営者を目指している

夏油を熟知したベテランガイドがゲストの願いに応えて、ローカルしか知らない・行けない未開のパウダースポットにも連れて行ってくれる。もちろんゲレンデで効率よいリフト回しで滑りを満喫するリクエストもOK。ギアのレンタルも充実しているので、手ぶらで出かけても安心だ。ビギナーからエキスパートまでサポートしてくれる。


RESORT INFO

■ゲレンデ基本情報

トップ標高
1,070m
最長滑走
2,980m
標高差
430m
最大斜度
36°
コース数
14本
リフト
3本
ゴンドラ
2基
ロープウェー
-本

◆公式HP/https://www.getokogen.com/winter/

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■アクセス

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