4月~5月GWまで滑れる!春スキーが楽しめるスキー場 28|お得なリフト券割引情報も!【2024.4/4更新】

Location/Nozawaonsen Skier/Higuchi Eigo Photo/Daniel Honda

’23-24シーズンも終盤戦、現在スプリングシーズン真っ只中だ。まずは春スキー&スノーボードの魅力やメリットをチェックしてみよう。

① スプリングキャンペーンあり!お得な春のシーズン券・リフト券割引・クーポンなどの特典がある
② 春ならではのコーンスノー・ザラメ雪もパウダーと違った滑りの味わいがある
③ 天気が安定して晴れる日が増える、陽が伸びるのでたくさん遊べる
④ 寒くない! 薄着で楽しめる、マイカー派でも雪道運転の心配が減り安心感がある
⑤ コブが自然発生したり、融雪によって自然地形がでてきて、地形遊びが楽しめる
⑥ 晴天率も高くバックカントリーにチャレンジしやすい時期
⑦ 寒の戻りで4月でも新雪が降る!なんてサプライズも楽しい。当たれば超ラッキー

……など等、春シーズンにはイイコトがいっぱいだ。これは出かけるしかないでしょう。

INDEX

楽しい春滑りを「お得に」満喫できるスキー場!

春シーズンの楽しみがわかったところで、この時期からシーズン営業終了日まで滑り放題というお得な「スプリングシーズン券」や春割引の1日券がある「春滑りをめいっぱい楽しめる」スキー場を紹介しよう。

※掲載している情報は2024年3月29日時点のものです。最新情報は各スキー場の公式HPにてご確認ください。

北海道

[北海道]
ニセコ|NISEKO

NISEKO UNITED(ニセコ全山)のファイナルシーズン到来!

Photo提供:NISEKO GRAND HIRAFU

 4月7日(日)まで営業予定(NISEKO VILLAGE・HANAZONO)|5月6日(月・振休)まで営業予定(GRAND HIRAFU・ANNUPRI)

【春シーズン】
春は気候が安定するため、青空を背景にした羊蹄山の美しい山容を毎日のように眺めることができるニセコの春はお得がいっぱい。3月21日(木)から各リゾートのリフト券がスプリングシーズン料金になっている。ニセコユナイテッドの全山共通リフト券は、レギュラーシーズン9,500円が、スプリングシーズンは6,700円と2,800円も割引になる。その上、春にはパークが登場、ニセコHANAZONOでは2カ所に設置され、4月7日までオープン。ニセコ東急 グラン・ヒラフは4月上旬からスプリングパークをオープン、積雪の残る標高の高い白樺コースに、レール、キッカー、ボックス、ウェイブなどのアイテムが設置される予定だ。

また、ニセコの大きな魅力のバックカントリーは春こそトップシーズンに入るが、春先は気温も上がり融雪も進み、雪崩が起きやすい時期でもある。ニセコルールを厳守の上、装備も万全にして滑走したい。

【こんなスキー場】
札幌から南へ約100km、ニセコアンヌプリ山(1,308m)の裾野に広がる、4つの広大なスキー場、ニセコHANAZONOリゾート、ニセコ東急 グラン・ヒラフ、ニセコビレッジスキーリゾート、ニセコアンヌプリ国際スキー場から成る「ニセコユナイテッド」。全山共通のリストパスで自由に行き来ができ、「JAPOW(ジャパウ)」と名付けられた世界的に有名な極上のパウダーや、ゲレンデからもアクセスできる広大なバックカントリー、蝦夷富士と呼ばれる美しい羊蹄山、日本情緒あふれる温泉などの魅力で、世界中からゲストを集めるインターナショナルリゾートだ。

◆公式HP/https://www.niseko.ne.jp/ja/


[北海道]
富良野スキー場|FURANO

富良野ゾーンのみ春シーズン営業中 

Photo提供:FURANO

 5月6日(月・振休)まで営業予定

【春シーズン】
3月から4月にかけても例年150~200cmほどの雪がある富良野。春スキー期間は3月25日(月)~5月6日(月・振休)で、営業時間は9:00~16:00まで。リフト1日券が通常は7,000円が5,500円となる。「リフト+1(プラスワン)」という、1日券+温泉や、1日券+ソフトドリンクなど、お得なパッケージもある。ハイシーズンにも増して天気の良い日が増える春は、リフトから一望できる北海道の雄大な大自然を眺めるだけでも価値がある。

春シーズンの到来の風物詩のように開催されるユニークなイベントが「Pond Skimming」だ。全長10mの池をスキーやスノーボードをつけて渡るというもので、見ても参加しても楽しい。今年は3月31日(日)の13:00からの開催だ。詳しくは公式HPをチェック!

【こんなスキー場】
十勝岳・大雪山連峰の雄大な眺望のもとで、プリンスホテルグループが運営する北海道を代表する複合型リゾートの富良野。北の峰と富良野の2つのゾーンがゲレンデ上部でつながっていて、初級者から上級者まで楽しめるバリエーション豊かな全28コースを持つ。ゲレンデ規模やファシリティの高いレベルからもファミリー層を中心に固定ファンが多い。滑り派にとっては、内陸ならではの超ドライパウダーと美しいグルーミングが2軸で楽しめるのが魅力。

◆公式HP/https://www.princehotels.co.jp/ski/furano/winter/


[北海道]
サッポロテイネ|SAPPORO TEINE

滑り放題の春シーズン券を発売中! ナイター営業もあり

Photo:STEEP

 5月6日(月・振休)まで営業(4/8以降は土日祝のみ)

【春シーズン】
’23-24の今シーズンは降雪量も不足なく、3月下旬でも山頂で積雪350㎝を超える雪が残っているサッポロテイネ。特別春スキー営業期間は4月8日(月)~5月6日(月・振休)の土日祝日のみと予定されている。今春は、オリンピアゾーンの営業予定が3月末日まで、春スキーはハイランドゾーンがフィールドとなる。ナイターの特別営業が4月6日(土)・7日(日)16:00~21:00 で予定されている。

【こんなスキー場】
札幌市中心部からクルマで約40分とアクセスのよさは抜群。標高1,000mを超える山頂からは札幌市街や石狩湾が望め、海を見ながらライディングが楽しめるのもテイネの売りだ。有名な標高差400mを超える「北かべコース」をはじめ、疎林帯のネイチャーゾーンも魅力のサッポロテイネ。佐々木大輔や児玉毅といったスキーヤーを育てた「北かべ」は、最大斜度36度の非圧雪斜面で、地形変化のあるツリーランスポットだ。

◆公式HP/https://sapporo-teine.com/snow/


[北海道]
キロロスノーワールド|KIRORO SNOW WORLD

シーズンの締めくくりに北海道民限定の「シメパス」を2回戦で販売!

Photo提供:KIRORO SNOW WORLD

 5月6日(月・振休)まで営業予定

【春シーズン】
2024年のキロロの春シーズン営業は、~5月6日(月・振休)まで予定だが、融雪が進めばクローズが早まる可能性もある。この春は北海道民限定のスプリングシーズンパスが誕生。その名も「シメパス」で、北海道民は食事の最後に多くの人が「シメパフェ」とパフェで締めるという文化があるとか。シメパスとはいかにも北海道らしいネーミングだ。

・シメパス第1弾:3月18日~3月31日までの販売。ご購入日からシーズン終了まで滑走可能。ハイシーズン期間も約3週間滑れる。販売価格:大人 19,500円/小人 11,000円

・シメパス第2段:4月1日~シーズン終了までの販売。ご購入日からシーズン終了まで滑走可能。ハイシーズン期間も約1週間滑れる。販売価格:大人 16,500円/小人 10,000円

【こんなスキー場】
札幌市内からほど近く、札幌ステイでも十分に日帰りが可能。キロロは 比較的空いているうえ、ハイシーズン中は毎晩のように雪が降り、コース状況がリセットされる。パウダーライディングに適した地形豊かなコースが多く、気温が低いため、シーズン当初から良質なパウダーが保たれるクォリティのよさなど、人気の理由は尽きない。 

◆公式HP/https://www.kiroro.co.jp/ja/

[北海道]
札幌国際スキー場|SAPPORO-KOKUSAI

毎春恒例の大人気「春のジンギスカン食べ放題」がシーズン終了まで楽しめる!

Photo提供:SAPPORO TEINE

 5月12日(日)まで営業予定

【春シーズン】
豊富な積雪量とロングシーズンで有名な札幌国際、3月上旬で山頂には350㎝以上もの雪がある。まだ新雪が降っており、ハイシーズンさながらのグッドコンディションだ。札幌国際では4月1日から営業終了日予定の5月12日(日)までをスプリングシーズンとし、リフト1日券が大人ハイシーズン5,000円→4.500円に、4時間券はハイシーズン4,500円→4,000円と割引になる。営業時間は9:00~16:30だ。

そして、毎春恒例となっている大人気の「春のジンギスカン食べ放題」が3/23(土)からスタートしている。シーズン終了日までスキーセンター2階「レストラン ラビット」サンデッキで、11:00~15:30(オーダーストップ14:30)の間、提供している。料金は小学生以上 2,750円/未就学児童 1,250円。

【こんなスキー場】
札幌市内からはクルマで1時間ほどの便利な距離にありながら、雪の量と質は折り紙つきという札幌国際。札幌国際の目玉は最大斜度30度のダウンヒルコース。このコースを軸に1本のゴンドラを使って回せるので、滑る量も稼げる効率のよさも魅力。ダウンヒルコースは非圧雪コースのため、面ツル斜面が頂上から麓まで約2.2kmも続き、滑り応えはハンパない。

◆公式HP/https://www.sapporo-kokusai.jp/


東北エリア

[岩手県]
夏油高原スキー場 | GETO KOGEN

GWまで滑れば滑るほど得するスプリングシーズン券

Photo提供:Getokogen

 5月6日(月・振休)まで営業予定

【春シーズン】
日本有数の豪雪エリアだけに5月GWまでたっぷりと雪がある夏油高原。夏油といえば日本有数のツリーランの楽園、春の森でパウダーランとは違ったメロウなツリーランを楽しめるのがたまらない。アーリーバード早期購入スプリングシーズン券は一般25,000円。購入は3月22日(金)以降は現地でのみ可能。いずれも+3,000円で温泉パス付きとなる。

スプリングシーズン券の購入者にはさらに特典がある。①スプリングシーズン券購入者はグリーンシーズンのゴンドラ遊覧にも利用可能。②夏油高原温泉入浴割引 大人800円→600円になる。そして、③シーズン券所持者限定「ワンコインメニュー」が利用できる!

【こんなスキー場】
岩手県の南西部に位置し、東に北上山地、西に奥羽山脈をしたがえる夏油高原。その地形はドライなパウダーをたっぷりと降らせ、「積雪量本州一」を記録するくらいというから驚きだ。2本のゴンドラと5本のリフトで14本のコースを擁するが、 2015年からツリーランエリアを積極的に年々拡大し続け、2022-22シーズンはなんと14にもなった。また、圧倒的な積雪量を活かしてシーズンの早い時期から20種類以上のアイテム数と行き届いた整備を誇るクオリティの高いパークも備えている。パウダーもパークも東北屈指で、「東北に夏油あり」と言わしめている。

◆公式HP/https://www.getokogen.com/winter/


[山形県]
天元台高原スキー場 | TENGENDAI KOGEN

6ヶ月ものロングシーズンを誇る天空のゲレンデ

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Photo提供:TENGENDAI KOGEN

 5月6日(月・振休)まで営業予定

【春シーズン】
3月下旬でゲレンデトップのつがもりゲレンデには400㎝もの積雪がある。春のイベントは「春のキッズキャンペーン」。4月7日(日)まで毎日小学生以下の子どもはロープウェイ・リフトが無料になる。例年12月上旬から5月GWまで6ヶ月に渡るロングシーズンを誇っており、春シーズンも環境はとても良い。

【こんなスキー場】
2,000m級の奥羽山脈の南部に位置する。トップ部の標高は1,800mを超えているうえ、北向き斜面なので「本州最高級のパウダー」と言われる雪質が自慢。ロープウェイで標高差1,350mの高原へ一気にアプローチ、そこはさながら「天空のゲレンデ」の趣きだ。
自然の地形を生かした縦長に展開するレイアウトはバラエティに富んだ斜面となっており、非圧雪のパウダーゾーンにゲレンデからバックカントリーに出られる環境もある。ハイシーズンには6kmもの超ロングランも楽しめる。

◆公式HP/https://www.winter.tengendai.jp/


[山形県]月山スキー場|GASSAN

青い空・眩しい緑・白い雪!大自然のカラーコントラストの中で爽快な滑りを

 6月6日(日)まで営業予定

多くのスキー場がシーズンの終わりを迎える4月の上旬、日本一雪の多い山形県の月山スキー場はオープンする。

今年のオープンは4月12日(金)に決定。この日は、スキー場開き特別料金としてリフト1日券が大人3,800円に。オープン後、4月13日~19日は初滑り特別料金で4,200円と割引あり、その後は通常で5,500円となる。今年は6月10日(月)~27(木)の18日間リフト整備のため、運休予定となり、春夏スキーの営業は実質6月9日までとなる。春から初夏にかけての月山は、さわやかな空気と青い空・眩しい緑・白い雪のカラーコントラストが本当に美しい。

【こんなスキー場】
例年、4月の上旬にオープンする夏スキーのメッカといわれる月山スキー場。標高1,600mにあり、積雪量は日本有数だ。滑走エリアはペアリフトを中心としたパノラマコース、4月のオープンから実に7月末まで滑走可能で、アルペンレースやモーグルなどの夏場のトレーニングフィールドとしても知られる。残雪とブナの新緑、磐梯朝日国立公園の雄大な大自然が魅力。

◆公式HP/https://gassankk.co.jp/gassanski/

[福島県]
星野リゾート ネコマ マウンテン|HOSHINO RESORTS NEKOMA MOUNTAIN

新しい「ネコマ マウンテン」は春も楽しい

Photo提供:HOSHINO RESORTS NEKOMA MOUNTAIN

 5月6日(月・振休)まで営業予定

【春シーズン】
これまで春こそ猫魔が真価を発揮する「裏猫魔」シーズン、猫魔は春からが最高に楽しい! といわれてきた。アルツ磐梯と合体してパワーが倍増、まだまだ雪質は良好で積雪もたっぷり(3月末で北エリアで積雪190㎝)だが、3月より春限定シーズン券も販売中! 春限定のスプリングシーズンパスで大人25,000円、20~23歳:12,800円 24~29歳:22,800円で滑り放題だ。

3月25日(月)からは北エリアのリフトとニャルツチェアの営業時間が変わっているので要注意。
【北エリア】 平日7:30~15:00 土日祝5:55~15:00 ※5:55はデビルキャットチェア 【ニャルツチェア】南のりば 8:45~14:50/北のりば 8:45~15:10
【南エリア】全日8:30~16:00 午後券は11時から利用可。

スノーパークは北エリアで展開中(10:00~15:00)。バンクドスラロームもスタートしている。春は天気もいい日が増え、暖かな日も増える。コケても痛くない。春こそソフトランディングができるため、ジャンプ系の練習には最適だ。コブが楽しめるエリアもある。

【こんなスキー場】
2023-24シーズンから、アルツ磐梯と猫魔スキー場が合体し「星野リゾート ネコマ マウンテン」に生まれ変わった。ネコマ マウンテンは、スノーデビューの初心者から上級者まで楽しめる極上のパウダースノーやロングコースなど、33もの多彩なコースを有する日本有数のビッグフィールドとなった。

◆公式HP/https://www.nekoma.co.jp/


信越エリア

[長野県]
野沢温泉スキー場 | NOZAWA ONSEN

地形遊びも楽しめる春もやまびこゲレンデが最高!

Skier/Tomohiro Murai &Eigo Photo/Daniel Honda

 5月6日(月・振休)まで営業予定

【春シーズン】
野沢温泉の春は、特にやまびこゲレンデでは残雪もたっぷり。グルームバーンでの爽快なカービングからパークや、写真のような沢の地形遊びもできる。春は毛無山山頂より北アルプスの大パノラマが望める確率も高くなって、スケールの大きな春スキーが楽しめる。4月1日(月)~5月6日(月・振休)は春山営業期間で、リフト1日券が通常大人1日券6,800円→5,300円、シニア5,400円→4,200円、こども4,100円→3,200円とお得になる。

また、春は特に家族スキーで人気が高い野沢温泉。親子3世代旅行も盛んだ。3月31日(日)まで春休みファミリーパックキャンペーンを開催中。親子1日券A(ゴンドラ共通)は、おとな1枚+小・中学生1枚のパックで通常10,900円が8,750円とお得になる。親子1日券B(ゴンドラ共通)は、おとな1枚+こども2枚(中学生まで)のパックで通常15,000円が12,000円とお得になる。

【こんなスキー場】
日本情緒たっぷりの温泉街と日本屈指の規模を誇る野沢温泉スキー場。シーズンを通して積雪量も多く、ファミリーや初心者から上級者までを満足させる36ものコースを擁する。山頂から最下部までの標高差は1,085mもあり、滑走面積は単体のスキー場としては日本でも指折りの大きさ。ゲレンデがとにかく広い、滑走距離が長い、自然の地形が豊富。リフトの配置が適切なため、効率よくいろいろなコースに流れ込むことができる。


◆公式HP/http://www.nozawaski.com


[長野県]
志賀高原焼額山スキー場 | SHIGA KOGEN YAKEBITAIYAMA

春の名物「春ヤケビ」(6:00~8:00)でピカピカグルーミングバーンを駆け抜ける

トップシーズン中のYAKEBI WALL Photo提供:SHIGA KOGEN YAKEBITAIYAMA

 5月6 日(月・振休)まで営業予定

【春シーズン】
焼額山には最大斜度39度のYAKEBI WALLやスーパージャイアントスラロームコース、ミドルコースといった上級者のための非圧雪コースがある。トップシーズンにはSteep&Deepなパウダーライドが楽しめ、春には攻略しがいのある不整地バーンとなって腕自慢たちを待ち構えている。春スキー期間は4月1日(月)~5月6日(月・振休)まで。リフト料金も割引になる。
早朝2時間券 おとな4,000円 |4時間券 おとな5,000円 (Web前売り 4,500円)|1日券おとな 6,000円 (Web前売り 5,000円)

なんといっても焼額山の春のお楽しみは「早朝スキー」。コンディションのいい早朝(6:00~8:00)のうちに、ピカピカのグルーミングバーンを駆け抜けよう、というサービスで、その名も「春ヤケビ」の開催は、4月6日(土)、7日(日)、13(土)~5月6日(月・振休)。日程によって焼額山第1ゴンドラと第2ゴンドラの2本が運行される。早朝滑走可能コースは、A1ジャイアントスラロームコースやB1パノラマコースをはじめ5本の予定だ。

【こんなスキー場】
スキー場単体としては、志賀高原のなかで一番大きい焼額山。その雪質には定評があり、パウダー派のために「ファーストトラック」も実施され、非圧雪コースもしっかり確保されている。美しい針葉樹の森でのツリーランも堪能でき、フリーライド派には志賀高原の中では圧倒的な人気を集める。ゲレンデベースには志賀高原プリンスホテルの東館・南館・西館がラインナップ。滑りと洗練されたリゾートステイが融合したハイスペックなリゾートだ。

◆公式HP/https://www.princehotels.co.jp/ski/shiga/winter/


[長野県]
奥志賀高原スキー場 | OKUSHIGA KOGEN

春の天然雪もグッドコンディション! 便利な春スキー4時間券もあり

Photo提供:OKUSHIGA KOGEN

 5月6日(月・振休)まで営業予定

【春シーズン】
志賀高原最奥部の奥志賀は、志賀高原のなかでも自然雪のみで営業している。それほど雪が積もり、溜まる場所なのだ。それだけにスプリングスキーも人気だ。春スキー期間は、2024年4月1日(月)~5月6日(月・振休)まで。春スキー1日券が大人5,300円、シニア・中高生5,000円。使い勝手のよさそうな春スキー4時間券というものもあり、大人4,500円、シニア・中高生4,300円だ。

4月6日(土)~7日(日)には、「TECNICA GROUP JAPAN & ARMADA DEMO TOUR 23-24」というARMADAスキーやNORDICA、BLIZZARDスキーの試乗会が開催される。場所は奥志賀高原第2高速ペアリフト付近で9:00~15:00。この時期の奥志賀ならば、’24-25季のファットスキーのニューモデルの試乗には最高のコンディションが期待できる。

【こんなスキー場】
志賀高原の中で一番奥に位置する奥志賀高原スキー場は志賀高原の中央エリアとは違った落ち着いたひっそりとした雰囲気が人気。もっとも楽しいコースはダウンヒルコース。ゲレンデ内でもオーバーヘッドの粉雪が味わえる急斜面熊落とし。山頂駅からダウンヒルでかっ飛ばし、熊落としへ。圧雪あり、パウダーありのトップ to ボトムは、豪快さでは日本屈指のコース。スケールの大きさを堪能できる。

◆公式HP/http://www.okushiga.jp/skiresort/


[長野県]
熊の湯スキー場 | KUMANOYU

やっぱり「熊雪」と期待を裏切らない熊の湯の春・滑りやすいザラメ雪が自慢!

Photo提供:KUMANOYU

 5月5日(日)まで営業予定予定

【春シーズン】
近年「熊雪」キャンペーンを展開している熊の湯スキー場。「熊雪」とはユーザーが熊の湯に期待するスノーコンディションのこと。11 月ならシッカリした人工雪、2 月のハイシーズンには羽毛のような粉雪、そして4 月のスプリングシーズンならザラメ雪。そう、春の熊雪はザラメ状でとにかく滑りやすい。オーバースピードになることなく、安心して地形遊びもできるというものだ。

春スキー期間として4月1日(月)~5月5日(日)までは、志賀高原全山共通の大人1日券が6,500円、2日券が12,400円、シニア・中高生は1日券5,900円、2日券10,800円だが、熊の湯限定の春スキー1日券なら大人6,000円、2日券が11,700円、シニア・中高生1日券5,500円、2日券10,800円とさらにお得だ。

そして、春は早朝営業(6:00~8:30)もある。4月20・21・27~5/6日はフレッシュな朝イチのゲレンデで気持ちのいいライディングが楽しめる。早朝リフト券大人2,300円、シニア・中高生2,100円だが、そのまま午前中いっぱい滑りたい人には、早朝+午前券もあり(6:00~13:00)大人7,500円、シニア・中高生7,100円となる。

【こんなスキー場】
ボウル状のスキー場はそのほとんどが北斜面。パウダーフリークの間では知られた場所だ。その理由はスキー場の背後にある笠岳の存在。この山に雪雲がかかることで、ドライで大量な新雪が降り積もるのだ。コンパクトなスキー場ながら、コースは斜度があり、落ち込み地形も多いから、飽きることも少ない。

◆公式HP/https://www.kumanoyu.co.jp/


[長野県]
横手山・渋峠スキー場 | YOKOTEYAMA・SHIBUTOGE

日本一の標高2,307mエリアは春も絶好調!早朝スキーもあり

Photo:STEEP

 5月6日(月・振休)まで営業予定

【春シーズン】
日本一の標高の高さ(2,307m)を誇る横手山スキー場。当然、雪の量もシーズンの長さもスケールが違う。この春の横手山のシーズンは5月半ばまで、渋峠はなんと6月5日まで営業予定だ。4月1日(月)から5月6日(月・振休)のシーズン終了までは大人1日券が5,100円になる(通常6,000円)

横手山・渋峠スキー場の春の名物「早朝スキー」が今年も3月20日(水・祝)・23(土)・24(日)・30(土)・31(日)と行われる。朝の6時から通常のリフトオープン前までの間に第2スカイトリプルを利用して2kmのダウンヒルが楽しめるというサービスだ。6:00~8:00に第2スカイリフトを運行する。早朝料金は大人3,000円 シニア及び中高生2,500円 小学生2,000円となる。

【こんなスキー場】
国内スキー場のなかで最も高い場所にある横手山スキー場。そのためシーズンも長く、5月半ばまで楽しめる。フリーライドに魅力のスポットは、山頂からボトムへと降りるコースの壁。上部は起伏に富んだ林間コースが続き、下部へ降りるに従って斜度も緩くなり安全に滑れる。頂上部の大パノラマは志賀を訪れたならば必見。北アルプスから苗場山、果ては富士山までもが一望できるという最高の眺望だ。

◆公式HP/https://yokoteyama2307.com/


白馬エリア

[長野県]
エイブル白馬五竜|HAKUBA VALLEY

春パークOPEN・パノラマコース上部に新しいパーク!

Skier:Fuka Nemoto Photo: Takanori Ota

 5月6日(月・振休)まで営業予定

【春シーズン】
まず山頂ゲレンデのパノラマコースを目指すのが春の王道ルーティーン。雄大な五竜岳をはじめ白馬連峰のビックパノラマを満喫しながら距離850m、最大斜度18°でクルージングを楽しもう。3月15日(金)から窓口、オンライン販売共にリフト券料金が春料金に変更となっている。窓口で大人1日券7,500円→6.500円、シニア1日券6,700円→6,500円で購入可能だ。

【こんなスキー場】
ゲレンデ上部は 11月下旬から5月連休明けまで滑れる長いシーズンが特徴的。ゲレンデレイアウトは、「アルプス」「とおみ」「いいもり」の個性豊かな3つからなり、モーグルコース、パーク、キッズゲレンデなどの専用エリアがある。ゴンドラで一気に上がるとアルプス平ゲレンデから望む景色は抜群。ゲレンデ脇の非圧雪やコブが楽しめるコースや、降雪後は全面が非圧雪になるコースもある。ゲレンデ上部ではHakuba47と連結しているので、そちらとも合わせてバリエーションを楽しめる。

◆公式HP/https://www.hakubaescal.com/winter/


[長野県]
白馬八方尾根スキー場|HAKUBA HAPPO-ONE

多彩な地形の面白さは春ならでは!

Photo提供:HAKUBA HAPPO-ONE

 5月6日(月・振休)まで営業予定

【春シーズン】
例年5月のGWまで春スキーが楽しめる八方。ハイシーズンの斜度のある非圧雪コースが春にはコブ斜面となり、コブ愛好派には絶好の練習シーズンともいえる。八方の多彩なコースの地形遊びは春のほうが面白いとフリーライド派にも人気だ。3月11日(月)からリフト料金は春料金になっている。大人1日券は7,200円→5,500円! WEBSHOPでチャージ購入すると5,400円~とさらにお得だ。

4月6日(土)・7日(日)・8日(月)には、「24-25 BLASTRACK & OGASAKA SKI TEST RIDE」が開催される。’24-25季のニューモデルが試乗できる。参加料は無料、会場はゴンドラ山頂駅 うさぎ平テラス周辺 特設テント前にて。当日は住所の確認ができる身分証明書を持参のこと。

4月7日(日)は「 HAPPO SPRING FESTIVAL @OAKLEY TERRACE」も開催される。ノルディック複合渡部暁斗選手、渡部善斗選手、元フリースタイルモーグル上村愛子さんを豪華ゲストに迎えたトークショー。さらにミュージシャンのグループ「EMPTY KRAFT」と今シーズン毎週末八方尾根を盛り上げた「DJ BACK4」が登場するイベントだ。毎年恒例の豪華景品が当たる抽選会他、ドリンクの振る舞いや焼き芋の販売などもある。

【こんなスキー場】
白馬の雄とされる八方尾根。その理由は圧倒的なスケールの斜面の多様さにある。斜面の向きや起伏などのバリエーションが実に豊富で、パウダー、コブ、地形、となんでも一流のクオリティで揃っている。標高差は国内屈指の1,071m、 ゲレンデトップから4方向の尾根にコースが延び、 その大半が滑り応え十分の中急斜面。トップからボトムまでピカピカに圧雪されたグルームバーンを1kmもカッ飛ばすことができるなんて、八方くらいなものだ。

◆公式HP/https://www.happo-one.jp/


[長野県]
Hakuba47 Winter Sports Park

白馬イチのパークを有する北向きゲレンデ

Photo提供:Hakuba47 Winter Sports Park

 5月6日(月・振休)まで営業予定

【春シーズン】
トップ部は標高1,500mを越えて北向き斜面が多いため、春でも融雪もゆるやかなHakuba47。3月下旬で山頂には300㎝、ベースでも150㎝近い雪がある。スプリングシーズンもコンディションは上々で、5月GWまで営業予定だ。名物の『47PARKS』は、13m~3mの様々なサイズのジャンプに、ハーフパイプ、初・中・上級とステップアップしやすいバラエティなJIBアイテムが揃うクオリティの高いパーク。春は雪が柔らかいことでソフトランディングができるため、ジャンプも練習しやすい。パークライドがうまくなりたい人には絶好の環境だ。

3月15日(金)以降5月GWまでは春スキーキャンペーンとして、リフト1日券がアダルト(18-59才)・シニア(60-79才) 6.500円と通常より割引になる。

【こんなスキー場】
HAKUBA VALLEY のスキー場のなかで最も北向きなのがココ。ゲレンデが標高820m~1,614mにあり、斜面の多くは北東面を向いているので雪質も上々。ゲレンデはコンパクトサイズながら、会員制のツリーエリアを含め、広い範囲で滑走が可能だ。Hakuba47の最強の武器は「47PARKS」だろう。リフト1本分まるごとパークで、全長600mには30以上のアイテムがびっしりだ。JAPAN PARK SCHOOLではパークライドのレッスンも受けられる。

◆公式HP Hakuba47 Winter Sports Park


新潟エリア

[新潟県]
ロッテアライリゾート| LOTTE ARAI RESORT

ファーストクラスリフト券で8時から優先乗車できる!

Photo提供:LOTTE ARAI RESORT

 5月12日(日)まで営業予定

【春シーズン】
3月25日(月)から5月12日(日)までがスプリングシーズン。あまりの雪の多さにシーズン中のパウダーリセット率は日本屈指。この’23-24シーズン、3月末時点で膳棚ステーションで3m以上の積雪がある。トップシーズンには全体の84%が非圧雪だが、春ゲレンデの特色として、大斜面の自然な地形がより出てくるので、地形遊びがさらに楽しくなる。また、春にはきれいに整地された圧雪コースも増え、スノーパークもアイテムが充実して楽しい。スケール感のあるグルーミングバーンで気持ちよくカービングを楽しんだり、太陽の光のもとメロウにパーク遊びに没頭できるのも春ならでは。

アライのユニークなのが「ファーストクラス」「エコノミークラス」という設定。ファーストクラスリフト券を持っていると特定のリフト(新井ゴンドラ・膳棚リフト・小毛無リフト)への優先搭乗が可能になる。通常より30分早い、8:00よりゴンドラ乗車可能。スプリングシーズンはファーストクラス1日券(19-59歳)6500円とハイシーズンより2,100円もの割引になっている。(ハイシーズは8,600円)

【こんなスキー場】
年間「18m」という信じられないほどの降雪量を誇り、ゲレンデトップは標高1,280m、最長滑走距離は7.0kmとロング、奥行きの深さが独特のレイアウトを持つ。ビッグスケールのゲレンデは、その84%が非圧雪斜面と驚くべきフリーライディング天国だ。そのなかで急斜面やツリーラン、ロングコースなど、変化に富んだ地形に4つの非圧雪コースと、10ヵ所のフリーライディングゾーン(雪崩地形)がある。静かで落ち着いたモダンな雰囲気で高級リゾート感が味わえるのも魅力。

◆公式HP/https://www.lottehotel.com/arai-resort/ja/ski-webzine.html


[新潟県]
関温泉| SEKIONSEN

3月30日(土)関温泉スキーカーニバル開催!

Photo提供:SEKIONSEN

 5月中旬まで営業予定

【春シーズン】
日本有数の豪雪を誇るスキー場だけあって、4月でも例年2mを超える積雪がある関温泉。今年は融雪が早い春になっているが、3月末時点でまだ300cmも積雪がある。5月のGWまでたっぷりと営業、その後も雪があれば5月半ばまでOpen予定だ。春期間のリフト料金の設定こそないが、関温泉のリフト1日券はもともとシーズンを通してたった3,900円という安さなのだ。

3月30日(土)には「日本最古のスキーカーニバル」と称して、関温泉スキーカーニバルが開催される。ゲレンデ打ち上げ花火やタイマツ滑走が楽しめる。

【こんなスキー場】
関温泉といえば「豪雪」の代名詞。妙高エリアは日本海からの寒気が最初に雪を降らせるエリア、中でも関温泉はグンを抜く積雪量になる。コースデザインはリフト2基というシンプルさながら、起伏に富んだコースで、ほとんどが非圧雪。パウダー愛好者の間では「人に教えたくない」穴場的なスポットとして人気だ。関温泉の魅力はドカ雪だけでなく、情緒あふれる温泉や日本の田舎風情。ゲレンデもローカルなムードが心地よい「ホーム感覚」が味わえる。

◆公式HP/http://www.sekionsen.com/index.php



[新潟県]
神立スノーリゾート| KANDATSU SNOW RESORT

リフト券もグンとお得な神立の春営業4月1日よりスタート!

Photo提供:KANDATSU SNOW RESORT

 4月21日(日)まで営業予定

【春シーズン】
神立の春は、充実したパークを中心にめいっぱい遊ぶユーザーで賑わう。春の営業は4月1日(月)~4月21日(日)まで。リフト営業は8:00~16:00(ナイター営業はなし)。春の1日券は3.500円、春4時間券3,000円と昨シーズンから料金据え置きで、かなりお得だ。

さらに春は平日は毎日レディースディが適用! なんと「春1日券+レディースクレープ」セットが3,000円と破格に楽しめる。加えて、購入日からシーズン終了まで利用可能な春シーズンパスも販売中だ。平日・土休日も利用可能で、大人/子供/シニア共通 21,000円。特典もついてくる。
・同伴者割引/シーズン券を窓口提示で、同伴者はリフト1日券を500円引きで購入可能 (人数制限なし、ナイター営業時のリフト券割引なし)
・神の湯入浴割引(本人のみ)/神の湯入浴料金が割引。大人:1,200円→500円
・チューニングサービス割引/KSRレンタル(GROUND BASE 3F)にてシーズン券提示で、チューニングサービス定価11,000円(税別)のところ8,500円(税別)で提供。(シーズンオフの「お預かりサービス」込みで利用可能)

【こんなスキー場】
首都圏からの日帰りゲレンデとして有名人気の神立スノーリゾート。スキー場のサイズはコンパクトながら魅力的なコースを持っており、温泉や仮眠室などの施設が充実しているので、シーズン券を持って毎週末通うスキーヤー・スノーボーダーも多い。それもあって古くよりパークカルチャーが根付き、パークの充実ぶりは突出している。初心者でも遊べるアイテムが揃った「HIKE UP PARK – ハイクアップパーク 」から、ジャンプに集中して練習できる「P-canFACTORYジャンプ練習パーク」、スロープスタイルテクニックを磨ける中・上級者向け「SCLOVER PARK」ほか、なんと4種類もラインナップしている。

◆公式HP/https://www.kandatsu.com/


[新潟県]
奥只見丸山スキー場 | OKUTADAMIMARUYAMA

春がとびきり楽しい「春の秘境」

 5月6日(月・振休)まで営業予定

【春シーズン】
奥只見丸山は春が主役!とばかりに、パークにツリーランにコブと滑る楽しみがいっぱいで、春がめちゃくちゃ充実している。のが本来の姿だが、’23-24の今シーズンは小雪のため、少し事情が異なっている。奥只見のメインゲレンデともいえるカモシカコースは、エキスパート向けのAコース下部は非圧雪。冬はパウダー、春はコブがお楽しみだ。B・Cコースは変化に富み、コース脇の壁の当て込みや地形遊びもいける。D・Eコースは本来は春のみ開放だが、この春はちょっとおあずけだ。

3月末時点で,カモシカDコース・カモシカEコース・ブナ平Bコース下部・ブナ平Cコースはクローズされている。春スキーシーズンは5月GWまでの営業予定。リフト券は1日券大人4,500円、シニア3,800円、AM/PM券は3,400円。2日券は7,500円なので、かなりお得になる。


【こんなスキー場】
日本有数の豪雪地帯に位置し奥只見丸山スキー場は、そのあまりの積雪量から、11月下旬から楽しめる初滑りと3月下旬からオープンする春滑りで有名人気のスポットだ。リフト本数は少いが、山頂からふもとまでの最大滑走距離はなんと4,000m。

◆公式HP/http://okutadami.co.jp/ski/


[新潟県]
かぐらスキー場 | KAGURA

初めてのバックカントリーを体験するにはもってこい!
ゲレンデはグルーミングされた斜面と美しく成形されたコブ斜面が自慢! 

かぐらスキー場トップ部からエントリーするバックカントリー  Photo:STEEP
かぐらのゲレンデの春はグルーミングが調子いい Photo:STEEP

 田代エリア5月6日(月・振休)・みつまたかぐらスキー場5月19日(日)まで営業予定

【春シーズン】
本州有数の豪雪スポットといわれるかぐら、今シーズンは例年よりやや少なめだが、3月下旬で山頂には200㎝、山麓でも150㎝の積雪がある。春も長く、みつまたかぐらは、’23-24シーズンは5月19日(日)まで営業予定だ。ゲレンデからバックカントリーにデビューしたい人にはもっていこいの場所として大人気のかぐら。

スキー場最上部、かぐら第5ロマンスリフト(通称ゴロマ)の先にはバックカントリー(BC)へのゲートが設けられており、簡単にBCへアクセスできるため、多くのBCファンが利用する。特に春は天候も安定し、陽も長いため、BCに初めて挑戦するスキーヤー・スノーボーダー、まだ経験の浅いエントリーユーザーにはオススメだ。ガイドクラブの初心者向けツアーも複数あるので、利用するとよい。アバランチギアの使い方からBCでの滑り方のコツも教えてもらいながら、安全安心にBCを楽しむことができる。

春のかぐらスキー場は、グルーミングされた斜面と美しく成形されたコブ斜面が魅力。朝イチはしまったグルームを、午後は軽快にしぶきが舞うザラメ雪を楽しめる。ビッグキッカーを要するかぐらパークも大人気だ。

【こんなスキー場】
クルマでも新幹線でもアクセスが便利なかぐら、パウダー・バックカントリー入門者にとくにオススメ。雪の量や質、アクセスのしやすさ、バラエティな斜面、地形による雪崩や道迷いのリスクの低さと、好条件が揃っているからだ。田代、みつまたの二つのベースがあり、それぞれのロープウエイの先には広大なゲレンデが広がる。標高が高いため、首都圏から近いながら雪質の良さは群を抜く。ガイドサービスによるバックカントリーツアーなら初心者でも挑戦OKだ。

◆公式HP/https://www.princehotels.co.jp/ski/kagura/winter/


[新潟県]
GALA湯沢 | GALA YUZAWA

「今日、行こう!」と即断即決で春滑りを満喫できる

Photo提供:GALA湯沢

 5月6日(月・振休)まで営業予定

【春シーズン】
豊富な積雪量を活かして春にはさらにパワーアップするGALA湯沢。スノーパークの「GALA QUEST PARK」が3月より大幅リニューアルオープンしている。上級者向けのキッカーやジブアイテムを大量追加、ハイクアップ専用「レベルアップパーク」ではパーク入門者を対象にQUESTのスタッフが無料でパークの遊び方をレクチャー中だ。

GALA湯沢の春期間は4月8日(月)~5月6日(月・振休)まで。リフト券が大人1日券5,600円(Web購入4,800円)、2日券8,600円(Web購入7,800円)となる。春のシーズン券も販売中だ。大人26,000円で滑り放題となるため、5回滑りに行くようなら春パスがお得だ

さらにはGALAパスポート提示で、リフト1日券が、湯沢高原スキー場・石打丸山スキー場・上越国際・岩原スキー場・NASPAスキーガーデン・舞子スノーリゾートで2,000円で購入できる。神立スノーリゾートでは3,000円になる。

【こんなスキー場】
東京から上越新幹線で約75分で到着。駅からスキー場に直結という奇跡のアクセスを誇るGALA湯沢。JR東日本が運営母体となっているため、新幹線+リフト券、レンタルなどもパックになっており、食事や温泉、施設内のほとんどでキャッシュレスで過ごせるという便利さだ。コンパクトながらコース数は16を持ち、最長滑走距離は2,500mと、駅前とは思えないシッカリ感。日帰りですぐに行けるのに満足度は十分。

◆公式HP/https://gala.co.jp/winter/



[新潟県]
シャルマン火打スキー場| CHARMANT HIUCHI

メロウなザラメ雪が自慢の春のシャルマン

Photo提供:CHARMANT HIUCHI


 5月5日(日)まで営業予定

【春シーズン】
もともと豊富な雪が春までしっかり残るシャルマン。例年3月半ばで500㎝を超える積雪量というから驚きだ。スキー場全体の65%が非圧雪のため、春の緩んだ状況がいい感じの自然地形を生み、ゲレンデ全体がパークのように遊べるとフリーライド派にとても人気が高い。コブ好きのスキーヤーたちにも好評だ。

たっぷりと蓄えられたザラメ雪は滑りやすく、ハイシーズンのようにガツガツとパウダーハントをする必要もなく、マイペースでのんびりとメロウなライディングを楽しむには最高だ。春スキー期間やリフト割引などは特に設けられていないが、シャルマン火打はとにかく山(スキー場)そのものが面白い。天候の安定する春先に落ち着いて遊びに行くのもいいかもしれない。

【こんなスキー場】
このエリア一帯が豪雪地帯として有名だが、ハイシーズンにはコンスタントに積雪が500㎝を超えてくるのだから、その降りっぷりはケタ違い。スキー場側もこの豊富すぎる雪を最良の形で提供できる環境を整えている。掲げるキーワードは「非圧雪主義」「大自然そのまんま」。圧雪をしない努力を続け、65%以上が非圧雪エリア&コースとして設定されている。

公式HP/https://charmant-hiuchi.jp


群馬エリア

[群馬県]
丸沼高原スキー場 | MARUNUMA KOGEN

自然の地形遊びが極められる象徴的な存在

Photo:STEEP

 5月6日(月・振休)まで営業予定

【春シーズン】
フリーライド派に向けて丸沼ならではの「売り」はフリーラドが自然地形で楽しめること。春は融雪とともに地形が表出してくるので、ハイシーズンにもまして遊べるスポットが増え、丸沼の魅力がさらにパワーアップする。さまざまな種類の壁と変化する雪質とのコンビネーションで、いつ行っても同じ状況がない。飽きることもなく地形遊びに夢中になってしまう、まさに地形遊びの楽園だ。群馬のスキー場の多くは自然の壁が遊べるという共通項があるが、丸沼はその象徴ともいえる。

3月18日(月)~5月6日(月・振休)は春シーズン料金となり、リフト大人1日券が5,400円、シニア4,900円になる。第1、第4、中央リフト限定のフレンドリーパスというものもあり、3,000円だ。スノーパーク専門のユーザーならそれで対応できそうだ。

【こんなスキー場】
丸沼の特徴は、最長滑走距離4kmのロングライド、美しい圧雪バーン、地形遊びの楽園、非圧雪パウダーエリア、モーグルエリアあり、などバラエティな滑走体験ができること。そして、標高が2,000mもあるため、雪質のよさにも定評がある。パウダーの日はロープウェイ1本でスキー場全体を回せるから非常に効率がいい。13本のコースをトップからボトムまでさまざまなスタイル・ラインで楽しめる魅力に、長いシーズンとくれば、シーズンパス利用者が多いのも納得だ。

◆公式HP/https://www.marunuma.jp/winter/


[群馬県]
谷川岳天神平スキー場 | TANIGAWADAKE TENJINDAIRA by Hoshino Resort

全長4㎞以上の名物「田尻沢コース」を春にたっぷり満喫したい

Photo:STEEP

 4月7日(日)まで営業予定

【春シーズン】
ワイルドな自然を楽しみながら全長4㎞以上のロングコースを滑走できる谷川岳天神平スキー場の名物コース「田尻沢コース」が2シーズンぶりにオープン中。距離といいダイナミックな景観といい、他のスキー場にはないスペシャルなロング滑走を満喫できる1日券は(大人) 7,500円で、ロープウェイ(上り)・リフトともに何度でも乗車可能。3月18日(月)~4月7日(日)のスキー場クローズまでは、ロープウェイの営業時間が8:30~16:30(リフト 8:30~16:00)ロープウェイ上り最終 16:00となる。

自然条件がタフな山岳エリアのため、ハイシーズン中は滑走には特別緊張感を覚えるというユーザーも多い天神平。春になると天候も安定傾向となるため、ハイシーズンよりはリラックスして楽しめるはず。春の天神平はオススメ!

◆公式HP/http://www.tanigawadake-rw.com/tenjindaira/


[群馬県]
川場スキー場 | KAWABA

春は「THE SURF RIDE PARK」でフリーライドの本質を楽しむのに絶好

バンクや自然の壁で遊べる「THE SURF RIDE PARK」  Photo提供:Kawaba

 4月中旬まで営業予定

【春シーズン】
4月中旬のスキー場クローズまでは「春滑り料金」となり、大人1日券4,900円、シニア(50歳以上)4,600円、小人(小・中学生)3,100円になる。春滑り期間は決定次第、HPインフォメーション、SNS等で告知される。

春の川場のお楽しみといえば各種のスノーパーク。様々なアイテムやセクション満載のメインパーク「FLUX PARK」、川場特有な沢地形を活かして遊べるナチュラルパーク「FREERIDE PARK」、コース内に人工的に作られたバンクやウエーブ、自然地形の壁など3Dの地形を自由に楽しめ、フリーライドの本質的な滑り・遊び方を体感できるアトラクションコース「THE SURF RIDE PARK」だ。ビギナーには「EASY PARK」もある。

【こんなスキー場】
都内から関越道を北上して2時間。沼田ICから一番近い川場。ベースエリアの標高が1250m、山頂で1870mと関東圏のスキー場のなかでも高所に位置し、ハイシーズン中には極上のサラサラ天然雪が降る。広大なゲレンデの中にはバリエーション豊かなコースが点在し、スキー場トップからボトムまでの総滑走距離は約3300mと超ロングランが楽しめる。ゲレンデ内の管理された限定エリアの中でオフピステ感覚が味わえる「OFF THE PISTE」や3種類ものクオリティの高いパーク、モーグルコースでリピーターも多くて有名。

◆公式HP/https://www.kawaba.co.jp/snow/


関西・中京エリア

[岐阜県]
高鷲スノーパーク | TAKASU MOUNTAINS

 4月中旬まで営業予定

「春タカス」のビッグイベント「高鷲春祭りWEEK」開催!

Photo提供:TAKASU MOUNTAINS

【春スキー】
高鷲スノーパークにとっては春はまだまだハイシーズン。「春タカス」と称していろいろな仕掛けがあって楽しい。山頂には春限定のスプリングパークが開設され、春の1日券は4,400円になっている。ゲレンデトップで接続しているダイナランドとの共通券なので、春の1日を2つのリゾートで滑り倒せて大満足だ。

シーズン終了前に締めくくりとして開催されるビッグイベントが「高鷲春祭りWEEK」だ。今シーズンは、3月30日(土)&31(日)|4月6日(土)&7(日)|4月13日(土)&14(日)と、3週に渡って、スノーボードの「TAKASU BANKED SLALOM」や「NIGHT EVENT」「 グラトリフェスティバル」など、様々なイベントが開催される。

【こんなスキー場】
ゲレンデトップの標高1,550mまで、全長2,700mの15人乗りゴンドラで一気に上がれる。ゲレンデ上部ではダイナランドと繋がっており、共通リフト券で2つのビッグゲレンデを自在に行き来できる。その最長滑走距離は4,900m、その他にも4,000mを超えるロングコースが2本あり、ロングクルージングを楽しむのに最適だ。

◆公式HP/https://www.takasu.gr.jp/

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