夜こそ滑るのが面白い石打丸山。8.5時間&4時間使えるリフト券で遊び方をフレキシブルに

石打丸山といえば、関越道エリア最大級の規模を誇り、開場73年を迎える老舗スキー場だ。スキー場の中に地元民が経営するレストランが点在し、ローカルのスキー・スノーボーダーも足繁く通う。旅行客のみならず、地元民にも愛され続けるスキー場だ。

そんな石打丸山はローカルの滑り手に聞くと「ナイターがいい」「今日はナイター日和だね」などとこぞって言う。かくいうこの記事を書いている私も新潟県南魚沼市に在住し、石打丸山ナイターの愛好者だ。
ローカルが語る石打丸山ナイターの魅力を紐解いてみよう。

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ナイターの恩恵は計り知れない!

訪れる人が虜になる石打丸山のナイターは、どのような魅力があるのだろうか? 
大きな魅力を4つ挙げてみたい。

メリット① 視認性がいい

ナイター照明ひとつひとつも大きくて明るい。支柱が高いので遠くまで明るく照らしてくれる
大雪が降る夜こそナイターに出かけたい

これは昼間、気温が上がって霧が発生するような日でも夜は気温が下がり、霧が抜けることが多いのと、霧が発生していても、いくつもある大きなナイター照明のおかげで斜面の起伏が明瞭になる点にある。斜面の凹凸が見えないと、滑っていて楽しくないし、衝突や転倒の危険がある。視認性の良さは滑るうえで想像以上のメリットだ。

メリット② 滑走面積が広い

大丸山ゲレンデは最大斜度30度の一枚バーンで、昼夜問わず人気が高井。右側は非圧雪斜面

南魚沼市を夜、車で走らせると、いくつかナイター営業をしているスキー場はあるが、石打丸山のナイターはひときわ大きく輝いている。石打丸山は最大5基のリフト・ゴンドラが営業しており、全部で9コース(最長滑走距離3000m)も滑れる。これは国内有数のナイター滑走面積を誇る。ナイターだけでも十分満足できる広さがあるので、夜だけでも十分な滑りごたえがある。

メリット③ 雪がとにかく軽い

夜はさらに雪が軽くなり、大量の雪が降る。呼吸も苦しいようなオーバーヘッドパウダーが連発する
スノーボーダーならパウダーの浮遊感を存分に味わえる

日本海からの湿った空気で大量の雪が降る石打丸山だが、夜になるとその雪が昼間と比べ物にならないほど軽くなる。夜に降る雪はもちろんだが、昼間に降り積もった雪でも夜になるとサラサラになる。なので、降雪がある日のナイターはとにかくオススメだ。

メリット④ 昼間ほど混んでいないので滑りやすい

板が走るので地形を使ってトリックもしやすい

どのスキー場もそうであるように、昼間は人が多くてゲレンデが混雑する。しかし、ナイターは人が少し落ち着くので滑りやすい。思いっきりカービングを楽しむのもありだし、降り続けるパウダーを独占することもできるのだ。つまり石打丸山のナイターは滑走面積が広くて、ナイター照明が明るくてみやすい。そして昼間よりも人がまばらなので、滑りやすい。と言うことになる。


ナイターというと多くのスキー場が「夜も滑れるよ」というイメージだが、石打丸山は、場合によっては昼間じゃなくて、ナイターの方が滑ってて楽しいよね。ということなのだ。それをよく知っているのが地元民。日常的にナイターを利用する人も多く、降雪があるThe Day的なナイター日和は南魚沼市にいるスキー・スノーボード好きがこぞって集まる。そんな地元密着の温かい雰囲気も石打丸山が持つ魅力の一つだろう。

「今日はナイターでしょ!」 という日はローカルたちが集まる

ナイターの楽しみ方

楽しみ方その① パウダーデイ編
〜降り続く豪雪でリセットパウダーを満喫する〜

降雪の多い日は1日で腰程度まで一気に積もる石打丸山。昼間は競争も激しいが、夜は昼間に比べると競争率も低い。ということは広大なパウダーエリアを悠々と堪能できて、粉雪を食べ放題なのだ。先述の通り、夜は雪も軽いので極上のフワフワパウダーを滑れるのもポイント。そこでオススメパウダーコースはここだ。

・大丸山ゲレンデ
・デビルダウンコース
・ポピヒラーコース

大丸山ゲレンデにある地形を使ってパウダージャンプもできる
デビルダウンコースの下部、豪雪地帯ならではの爆雪リセットパウダーランも楽しめる

大丸ゲレンデはナイター滑走エリアのなかで最も高い位置にあるので、一番雪質がいい。デビルダウンコースは斜度30度前後の斜面が続く、滑りごたえのあるバーン。これだけの斜度に雪が積もれば、声も出てしまうような気持ち良い滑りができるのは想像に難くない。大丸山ゲレンデからザイラーコースを経てデビルダウンコースへ繋ぐ”トップ to ボトム”もオススメだ。太ももに心地よい疲れを感じながら滑るのがまた堪らない。
コンパクトに回したければポピヒラーコースが良い。チロルトリプルリフトを使って効率よく滑れる。

楽しみ方その② 夜景と星空ライド編
〜景色を楽しみつつ、広大な斜面でカービング〜

雪がなくて、晴れている日は夜景も満喫できる。石打丸山は魚沼平野を南北に縦断するように眺められる絶好の位置にある。南魚沼市、魚沼市の夜景を一望できるのだ。そんな非日常的な空間に浸りながら滑るのは忘れられない思い出になる。また晴れた日でも石打丸山はガチガチのアイスバーンではなく、少しシャバっとした滑りやすい雪質になることが多いので、ピステンバーンも滑りやすい。
エッジが噛むのでカービングで自在にゲレンデを流したり、地形を使って遊んだり自由度が高いのが魅力。のびのびと広い斜面で練習できる。

大丸山ゲレンデからの夜景は絶景! 焦る気持ちを抑えてから滑る最高の一本
この夜景を見ながらのスキーは日中と違った感覚が新しい

そんなナイターを効率よく楽しめる時間券がある

「でもナイターはナイター券が別途必要になって、出費がちょっとな・・・」と思う人には朗報がある。昨季から石打丸山の1日券は最初に改札ゲートを通ってから8.5時間使える、「時間券」に生まれ変わっている。従来のような「1日券は夕方17:00まで」という括りではなく、例えば11時に改札ゲートを通過したら19時半まで滑走可能ということ。また、今季から半日券は「ちょっとだけ滑りたい」「夕方から滑りに行きたい」というニーズにも柔軟に対応する4時間券として生まれ変わっているので、午前〜午後にかけて、または夕方〜夜にかけての利用も可能になった。

これによって午前・午後・夜という時間ボーダーラインを気にせずフレキシブルに、効率よく滑ることができるようになった。朝から滑りたい! という気持ちも分かるが、どうしても道路状況や用事があり、到着がお昼頃になったとしてもナイターまで効率よく滑ることができるのだ。

むしろ、夜の方がコンディションが良さそうだ、という日はお昼過ぎにゆっくり到着するのもひとつの方法だ。午後滑って、夕方はレストランで休息し、18時くらいからまた滑り出して、夜景とナイターを堪能するという特別プランがオススメ。

チケットは事前web購入が一番安くてオススメ。購入後はQRコードをこの機械にかざすだけで、簡単にチケットが出てくる。並ぶ手間も省けて便利だ

8.5時間や4時間利用できるリフト券の登場によって、滑り方の自由度が広がった。いままでナイターの利用に足踏みしていた人でも、これを使って一日中楽しんでみてほしい。時間をずらすことで朝はゆっくり出発できたり、帰りの高速の渋滞を回避できるメリットもある。

より便利なリフト券の登場で、石打丸山の不変的な魅力をもっと楽しみやすくなった。
「最近はナイターを滑ってないな」という人は石打丸山の夜を満喫しにきてみてはいかがだろうか。

気になるあの板を借りられるレンタルサービスも

また、昨季から石打丸山では通常レンタルとは一味も二味も違う。ハイスペックなスキー・スノーボードをレンタルできる「パフォーマンスモデルレンタル」サービスを開始している。今季は借りられるモデルも大幅に増えた。
「使ってみたいけど、気軽に買えるわけでもない……」というモデルがラインナップしているので気になる人はぜひチェックのうえ、石打丸山で使ってみてほしい。


そのほかのお得なリフト券はこちら


■Information

石打丸山スキー場
〒949-6372 新潟県南魚沼市石打1655
公式サイト:https://ishiuchi.or.jp/
公式SNS:InstagramFacebookTwitterLINE

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