【ゲレ食のプロが選ぶ】北海道100スキー場を巡って食べた、おすすめのスキー場グルメ8選

雪山を訪れる楽しみは、スキーやスノーボードだけではない。ゲレンデで味わうおいしい「ゲレ食」もまた、その魅力の1つ。そして、STEEP読者アンケートでも数多くの意見が集まった「知られざる北海道のローカルなスキー場を知りたい」というニーズを掛け合わせ、STEEP編集部ではこのトピックにぴったりの人物にオファー。

その方というのが、全国各地のスキー場を巡り、ゲレ食をこよなく愛する「えすぺゆき」さん。全国津々浦々のスキー場を訪れ、数々のゲレ食を実際に食べてSNS等で発信している。2023年は地上波の番組にも出演し、その影響力は拡大中だ。今回は北海道を代表する100のスキー場を巡り、"ゲレ食のプロ"が厳選した8品をピックアップしてもらった。


こんにちは! えすぺゆきです!
日本中の雪山で撮影・現地情報の発信する活動をしています。

しかし最近ではゲレ食のために滑っているのでは? と疑われています。この記事を執筆する前日のスキー場では、10時に焼きたてアップルパイ食べて、12時に鍋焼きうどん食べて、15時にレアチーズケーキを食べましたが、普通ですよね……?

そんな私ですが、2024年は6週間かけて北海道のスキー場を巡ってきました! 各地のゲレ食を食べてきましたので皆さんに紹介していきたいと思いますっ♪

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北海道のゲレ食事情

最初に北海道のゲレ食事情を簡単にお話したいと思います。

北海道は本州と比べると小規模のゲレンデが圧倒的に多いです。休憩所や食堂に電子レンジとお湯が置いてあるのが一般的で、持ち込みで食事をする人が多いです。そのため、ゲレ食の提供がないスキー場も数多くあります。

そんな中で営業している魅力あるゲレ食を発見するのも北海道旅の楽しみとなります。

お湯と電子レンジ設置が一般的(標津町営金山スキー場 せせらぎの宿食堂)

ゲレ食クオリティとは思えない絶品「タラコカルボナーラ」|ピリカスキー場

道南エリア最高の雪質といわれるピリカスキー場。長めのリフト1本で複数コースを滑る効率的なレイアウト。混雑しすぎているニセコエリアからも比較的近く、ニセコから訪問するバリエーション先としても最近注目されつつあります。

そのセンターハウスとなるクアプラザピリカにあるのが「欧風創作料理 加味丘dining」です。地元で愛されてきた人気のレストランがこの冬移転オープンしてきました!

今回食べたのは『スルメイカと半熟卵のタラコカルボナーラ』

街で食べても通いたくなるレベルのクオリティで、普段タラコはあまり食べないのですがこの一品のおかげで食べず嫌いが治ってしまいました。店内の雰囲気やスタッフの対応なども素晴らしく、ゲレ食の常識が吹き飛ぶお店です。

『スルメイカと半熟卵のタラコカルボナーラ』1,200円
ゲレンデを眺めるお洒落な雰囲気が素晴らしい(加味丘dining)

安くて早くて美味しい! 見た目も◎|スノークルーズオーンズ

海に飛び込んでいく景色が美しいスノークルーズオーンズ。小樽市・札幌市から極めて訪問しやすい立地で、ゲレ食の営業時間が11時から21時とめちゃくちゃ長い! 近隣のスキー場で滑った日でも夕飯を食べるためだけに訪問することがよくあります。

海に向かって滑りこむロケーションがお気に入り

こちらではゲレ食として求められる安く早く美味しいをとにかく徹底しているのが特徴です。そして見た目も「おぉ!」と言わせる品が多いのも素晴らしい。

特にオススメなのが『小樽あんかけ焼きそば』『オムチーズライス』

あんかけ焼きそばは小樽市街地に多数の人気店がありますが、この値段でこの味は市街地でも人気店の仲間入りできるレベルです! 売り切れることが多いので見かけたら必ず食べましょう! オムチーズライスはふわとろ玉子が美味しく、提供スピードもはやいので滑りまくりたい日によく注文する一品です。

『小樽あんかけ焼きそば』1,300円。中央部分は先に箸をつけちゃった痕
『オムチーズライス』1,200円。売り切れはほぼないので安定の一品

旬の野菜を使ったかき揚げがお気に入り!|北長沼スキー場

札幌市の東側にある北長沼スキー場。ゲレンデの横幅がとにかく広く見通しが良いため、初級者やファミリーに特にオススメです。私が訪問するといつも吹雪だったのですが、今年はすっきりとした晴天でエッジも噛む最高に気持ちいい状態でした!

北海道らしい雪景色が好き

こちらでオススメのゲレ食は『マオイ野菜天そば』です。

マオイってなんぞやと思いましたが、調べてみるとアイヌ語で「ハマナスの実があるところ・咲くところ」的なニュアンスのようです。つまり地名で、スキー場と同じ長沼町に「マオイの丘公園」という道の駅もあります。

旬の野菜が豊富で、それを惜しみなく使ったかき揚げが乗っているのがこちらの品になります。そりゃあ……、美味しくなるしかないじゃないか! 北長沼スキー場で滑るときは毎回食べている一押しのゲレ食です♪

『マオイ野菜天そば』800円
『カツカレー大盛』1,050円。ボリューミーでこちらもオススメ

ゲレ食は「パウダースノー」で|阿寒湖畔スキー場

ラムサール条約に指定されているマリモで有名な阿寒湖の湖畔にあるスキー場。凍結した阿寒湖を見下ろす眺望が美しい場所です。晴天率が高く、寒く冷える道東エリアでも内陸に位置し、毎年11月から人工降雪機でコース整備を行うため営業期間が安定しています。アルペン大会や検定会も盛んに開催されています。

阿寒カムイ族のウトモクくんと一緒に

こちらでオススメのゲレ食は……というより、オススメの店は「パウダースノー」です。新雪を食えって意味じゃないですよ! 店名です。営業期間の長い阿寒湖畔スキー場のゲレ食を支える人気店です。

今回ご紹介するのは『焼肉丼』ですが、なに食べてもOKです! おっちゃんの人柄、活気ある店の雰囲気、調理している姿、そして雪景色。提供されるまでに期待値が爆上がりし、そしてそれを裏切らない味で幸せになれます。

注文を受けると目の前で中華鍋を振り調理!
『焼肉丼』1,000円

高コスパなゲレ食を楽しむなら|北見若松市民スキー場

道東の北見市街地からすぐ近く、北見若松市民スキー場。リフト1本・3コースとコンパクトなゲレンデで、ビシッときまった整地が楽しめます。私の体重に負けない硬めの雪質でカービング大好き民にオススメです。

懐かしの自動綿あめ機があり人気です。

『綿あめ』100円 でかい!

今回紹介するゲレ食は「レストラン若松」の『ザンたれ丼』です。

その価格、なんと700円! ゲレ食界隈にも値上がりの波が押し寄せていますが、こちらは波に乗れてないのではないかと心配してしまうぐらい高コスパです。ご飯の上に揚げたてのザンギ・千切りキャベツ等を乗せ、マヨでお化粧したビジュアルがそそります。ザンギの味付けも秀逸です♪

『ザンたれ丼』700円
揚げ物は断面で語れ

ラーメン好きをうならせる極上の一杯|ピヤシリスキー場

道北エリアにあり雪質日本一とも言われるピヤシリスキー場。激軽の新雪・道北の雪景色・こだわりのゲレ食・温泉有りの全部盛り。遠方の人でもぜひ訪問してほしいゲレンデです。

ゲレンデ中腹からの景色

ゲレ食はセンターハウス内のレストランで提供されています。オススメは『特盛チャーシューメン』です。

特盛なのはチャーシューのことで肉々しい盛り付けになりますが、それ以外は普通の量です。麺大盛も可能ですので、”特盛チャーシューメン大盛”という注文の仕方もOK! 味は味噌・塩・正油(醤油)の3種があり、スープもチャーシューも全て厨房で作っています。年間100杯以上ラーメンを食べる私ですが、ここのラーメンは見た目も味も好みど真ん中すぎてヤヴァいです♪

特盛チャーシューメン(正油)の大盛1,500円 これでハート鷲掴み!
特盛チャーシューメン(味噌)1,400円 これが標準の量&盛り付けです。

最後に

皆さん今回の記事はいかがでしたか。

ゲレンデの魅力はもちろん雪ですが、悪天候になってしまってもゲレ食などの他の魅力があると嬉しいですよね。吹雪を眺めながら食べるゲレ食は個人的に大好きです♪

SNSやYouTubeでも日本全国のゲレ食を紹介していますので気になった人はぜひ覗いてみてくださいね。


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