東北エリアのパウダーおすすめスキー場とコース23選

Location:GETO KOGEN

東北各県には東北の背骨・奥羽山脈が南北500㎞に渡って連なっていることもあり、地形変化が豊かであり、雪質もドライで軽いパウダースノーが降る。山や雪のクオリティに加えて、東北ならではの素朴なみちのく情緒がたっぷり。海外のフィルムメーカーやライダーのなかには、東北でしか味わえないパウダーと旅情に惚れ込んでいるファンも多い。そして、混雑が比較的少ない点も熱心なユーザーの支持を得ている背景の一つ。そんな魅力に尽きない東北のパウダーフィールドを紹介しよう。

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八甲田ロープウェイスキー場 |青森県

ツリーラン・バックカントリーとダブルで
たまらない山岳スキー場

北海道・旭岳と同様に、リゾート的なスキー場の面影なしの、ハードコアな山岳スキー場。 スキー場になっているところはロープウェイとリフト1本のみで、驚くことに圧雪バーンがないため、全面がパウダーフィールド。ゲレンデ上部は急斜面 、そこから先は樹氷の森が広がっている。手つかずの雄大な大自然を感じながら7kmにも及ぶロングランが楽しめる。

そして八甲田のさらなる魅力は、オフピステが手軽にたっぷりと滑れること。 ロープウェイで標高を一気に稼ぎ、 山頂駅からは少なくとも5本以上のルートが放射状にとれるので、バラエティにどこまでも楽しめる。ただし、それはガイドツアー参加者か土地をよく知るスキーヤーが対象で、八甲田初心者はガイドツアーを利用するほうが安全だ。八甲田ガイドクラブは優れたオペレーションで定評がある。

八甲田のさらなる強みは、パウダーシーズンの長さ。3月下旬までは他のエリアが春のコンディションになっても八甲田はまだトップシーズン。5月でも深雪があったりも珍しくない。

八甲田ロープウェイスキー場のパウダー名物コース

動画 0:22~0:56 ダイレクトコース
   0:57~1:57 フォレストコース

・ダイレクトコース

最大斜度:30度 平均:11度 / 距離:3500m / 斜面向き:-

八甲田で最もポピュラーなコース。急斜面はなく、程よい斜度がずっと続き、最後八甲田パークへと繋がる。途中、幅が狭いパートがあるので要注意。

・フォレストコース

最大斜度:30度 平均:8度 / 距離:5000m / 斜面向き:-

滑走距離は5kmとロングランで、始めの約1km部分はワイドな急斜面、その後は緩やかな林間パートに。八甲田の幻想的な樹氷を眺めながら軽快なツリーランが楽しめる。一方で大量に降雪のあった翌日は緩斜面で漕ぎが必要になったりも。

・ツアールート(宮様・中央・城ヶ倉・銅像・八甲田温泉・箒場岱ルート)

八甲田山の地形と積雪状況を生かしてスキーに適した斜面を選定したツアールート。無立木の大斜面や林間での快適で多彩なスキーが楽しめる。一方で、自然状態のため雪庇、クレバスなど危険箇所もあり。単独での入山はしないほうが安全だ。

http://www.hakkoda-ropeway.jp/service/ski


安比高原スキー場|岩手県

拡張し続ける非圧雪コースとツリーランエリア
東北に安比あり

輝くような美しいコーデュロイバーンと国内屈指のロングコースの数々、ハイエンドなホテルなどで、複合型リゾートとして「東北に安比あり」、と知られる安比高原。標高1,304mの独立峰・前森山に21本のコースが放射線状に広がり、コースの半数は2km以上とロング。コースマップを見ると圧倒されるほどのスケール感だ。

地形的条件と北緯40度の恩恵から、安比の雪はキメが細かく固まりにくい。近年、安比は非圧雪とツリーランエリアがどんどん拡大され、現在は5エリアにもなっている。地形変化だけでなく樹木の種類も豊富で、東北の自然の美しさを感じながら滑るツリーランは、また格別だ。

安比高原スキー場のパウダー名物コース

・ヤマガラコース

最大斜度:32度 平均:23度 / 距離:900m / 斜面向き:東

安比でおもしろい場所といえば筆頭に上がる西森山にあるココ。安比の中で最大のパウダーゾーンで、もちろん全面非圧雪。標高も高めのため上質なパウダーが降り積もる。最大斜度32度とスプレーの上がる急斜面で長さも申し分なし。

・第2ザイラーコースA

最大斜度:34度 平均:16度 / 距離:2300m / 斜面向き:東

第2ザイラーコースはABCどれも強者なロングコースだが、中でもAコースは特に刺激的でテクニカルなコースだ。上部は急斜面の非圧雪でディープなパウダーが溜まる。中央付近から自然コブがあり、コース両脇にはパウダーも残る。コース中盤からは壁の当て込みなども楽しめる。

・ツリーランゾーン

Attack, Bravo, Cruise1, Cruise2, Dragon Tail

どんどん拡張されている安比のツーランゾーン。滑り派に強烈アピールできる新しい安比のウリだ。5つにまでなったエリアの総面積は600,000㎡! 奥の西森山に2カ所、正面の前森山に3カ所の広大なツリーフィールドが広がっている。安比ならではのロング滑走が楽しめるのはたまらない。

◆公式HP/https://www.appi.co.jp/


八幡平リゾートパノラマ&下倉|岩手県

その名を轟かせる「下倉の壁」
極上のパウダーを目指してコアが集まる

岩手山の北側に広がる高原リゾートで、ベースの八幡平マウンテンホテルの裏手に広がるパノラマスキー場と、八幡平の一角下倉山の東斜面に展開する下倉スキー場で構成されたリゾート。両スキー場は無料シャトルバスで約10分、リフト券も共通なので自由に行き来が可能。温泉でのんびりリゾートライフを楽しむならパノラマ、パウダーをガンガン攻める滑るなら下倉と、タイプが異なるのが特徴だ。

下倉スキー場は標高1,177mの下倉山東斜面という立地から風に強く、リフト運行率99.4%を誇る。また、「ウルトラライトパウダー」という極めて水分の少ない極上のパウダーが降り積る。コースはもちろん、パウダーを十分に楽しめる4タイプのツリーランエリアも展開している。

また下倉スキー場にリフトをアクセスに使用することで八幡平のバックカントリーエリアでの多彩なバックカントリープログラムを地元のガイドクラブが提供。下倉はコアなパウダーファンにとって東北の楽園のようなエリアだ。

・ダイヤモンドコース

最大斜度:37度 平均:-度 / 距離:1020m / 斜面向き:東

滑走距離約1,000m級の一枚バーンで、最大斜度が37度! 国内屈指のスティープフェイスは「下倉の壁」と呼ばれる下倉の名物コースだ。非圧雪のため、降雪後は間違いなくオーバーヘッドが味わえる。当て込みやジャンプポイントもあり。積雪が少ないときは手強いコブ斜面やラフな変化に富んだバーンとなり、攻略のモチベーションが上がる。

・ツリーランエリア DROP

最大斜度:37度 平均:-度 / 距離:1020+@m / 斜面向き:東

ダイヤモンドコース南側の森をツリーランエリアとして開放。豊かな起伏に富んだ地形は上に行けば行くほど斜度があり、大きなブナ木がいい間隔で生えていて、雪もよくてすごくいい感じ。第3リフト沿いのため、リフト回しでゲレンデとDROPを行ったり来たり、いくらでも滑れるのも魅力だ。

・ツリーランエリア CRUISE

最大斜度:-度 平均:-度 / 距離:2000+@m / 斜面向き:北

標高1130mの下倉スキー場のトップから曲線的に走るシルキーコース沿いの北側の森が滑れるCRUISE。比較的緩やかな斜面で、樹々の密度も開けていて滑りやすく、滑走距離は2kmもある。その名の通り快適・贅沢なツリーランクルージングを楽しめる。

◆公式HP/https://www.hachimantai.co.jp/winter/


夏油高原|岩手県

14のツリーランエリアは日本最大級
豪雪+パウダーツリーランの最強マッチ

岩手県の南西部に位置し、東に北上山地、西に奥羽山脈をしたがえる夏油高原。その地形はドライなパウダーをたっぷりと降らせ、「積雪量本州一」を記録するほど「豪雪」の夏油高原。11月から1.5mも天然雪があり、その雪付きの速さは国内有数。12月には瞬く間に5mを越え、トップシーズンの1月2月には10mにも迫る量の雪が降り積もる。

毎日のように切れ目なくコンコンと降り続く雪によって、常にゲレンデのフェイスはまっさらのパウダーによってリセットされる。夏油のハイシーズンにおける「POWDERリセット率」は12月52%、1月72%、2月64%と驚異的だ。

2本のゴンドラと3本のリフトで14本の一般コースを擁するが、近年ツリーランエリアを積極的に年々拡大し続け、現在合計14エリアにもなった。沢状の起伏に富んだ豊かな地形が織りなす美しい森は、それぞれ変化に富んだ地形を活かしたコースで、美しい森のなかでパウダーライデングを楽しむことができる。

・ツリーランエリアShooter

最大斜度:38度 平均:22度 / 距離:595m / 斜面向き:-

A1コース途中からエントリーし、大小の起伏を乗り越え、尾根づたいに降りてくる、スリル満点のエリア。2018シーズンより大幅に拡大し、シューターを谷の数の全4エリアに区分。

狙う場所で様々な楽しみ方ができる。Shooter~その名のとおり狙ったラインめがけて“撃ち込む”ように攻略しよう。木々の密集具合は、エリアを抜ける手前ぐらいなので、最後までは比較的スムーズなライン取りで攻略できるはず。降雪後は、週末なら午前中いっぱい、平日であれば終日ノートラックを楽しめる。

・ツリーランエリアBEECH

最大斜度:25度 平均:17度 / 距離:865m / 斜面向き:-

快適なスピードでツリーランできるエリア。 スタートはスティープな尾根がいくつか並び、起伏を使って様々なトリックも可能。中盤は徐々に斜度が緩くなるが、木の間隔も広くスムーズに抜けられる。降雪時は膝パウ、腰パウが楽しめる。

・C3コース

Shohei Sasaki

最大斜度:30度 平均:-度 / 距離:1000m / 斜面向き:-

C3コースはコース幅もワイドな中級ロングコースで、若干斜度のある1枚バーン。 基本は非圧雪で、パウダーのロングクルージングが楽しめる中斜面。滑り方次第で様々な楽しみ方ができる。クワッドリフト運行直後は面ツルバーンにターンを刻める!

森吉山阿仁スキー場|秋田県

名峰奥羽連山の雄大な山並みを眺めながら
幻想的な樹氷の森での美しいパウダーラン

秋田県のほぼ中央に位置する森吉山は、地元では「秋田山」と呼ばれ親しまれる名峰奥羽連山の雄大な山並みを望むスキー場。ゲレンデ全体が樹氷に包まれ美しく、景色を楽しみながら快適に滑走できる。ゴンドラ山頂駅付近の「特大樹氷」は大自然の息吹を感じる迫力ある姿で圧巻ものだ。3.5kmのゴンドラが結ぶ山頂付近には、美しい樹氷群。この景観、豊富な積雪量と上質なパウダースノーは森吉阿仁ならではだ。

森吉阿仁スキー場のパウダー名物コース

・チャレンジコース

最大斜度:28度 平均:16度 / 距離:850m / 斜面向き:-

新雪やコブなど、変化が楽しめる非圧雪コース。

・パラダイスコース

最大斜度:25度 平均:12度 / 距離:2,800m / 斜面向き:-

奥羽連山を望む、樹氷のきれいな快適なロングコース。

◆公式HP/https://www.aniski.jp/


天元台高原|山形県

本州最高級のクオリティの雪が積もる
これぞ天空のパウダーゲレンデ

磐梯山の裏側に位置し、トップ部の標高は1,800mを超えているうえ、北向き斜面なので「本州最高級のパウダー」といわれる雪質に加えて、圧巻の積雪量を誇る天元台高原。例年12月上旬から5月GWまで6ヶ月に渡るロングシーズンも自慢だ。ベースには秘湯の雰囲気ある白布温泉、新高湯温泉があり、アフターの環境も文句なしだ。

駐車場のある山麓からロープウェイで標高差1,350mの高原へ一気にアプローチ。スキー場はその先に広がっており、さながら「天空のゲレンデ」の趣きだ。 樹氷も見られる美しい景観も天元台の魅力だ。縦長のレイアウトはバラエティに富んだ斜面構成で、非圧雪のパウダーゾーンも開放されている。ハイシーズンには6kmもの超ロングランも楽しめる。さらにゲレンデからバックカントリーに出られる環境もある。

・つがもり東壁

最大斜度:32度 平均:12度 / 距離:500m / 斜面向き:北

標高1,820mならではの極上サラサラパウダーが味わえる。コメツガやオオシラビソなどの大原生林が広がり、ハブラシ樹氷の中を縫うように滑るツリーランコース。最上部には圧雪をしないパウダーゾーンがあり、眼下には飯豊・朝日・月山・鳥海・蔵王と山形の名峰が一望できる大パノラマが広がる。

・しらかばパウダーゾーン

最大斜度:21度 平均:14度 / 距離:600m / 斜面向き:北

ゲレンデ左サイドに延びる非圧雪ライン。起伏のある斜面、ほどよい緩急ある斜度、横幅もあって、ロングランパウダーが最高に気持ちいい。平日は、学生のスキー教室でにぎわっても、非圧雪ラインは人影少なく、降雪後の平日は午後までパウダーが残ることも。

+PLUS 「2023 西吾妻山×天元台高原×白布温泉エリアリボーンプロジェクト」

’21-22シーズンから始まった「西吾妻山×天元台高原×白布温泉エリアリボーンプロジェクト」と称されたファーストトラックツアーが’22-23シーズンも継続! 15名乗りの遊覧圧雪車で標高 1,820m の北望台へアクセスし、東壁・西壁 つがもりでのパウダーライドがガイド付きで楽しめるというもの。事前予約制(前日16:00まで受付)で9名限定。天元台高原の「アルブ・ペンション」宿泊の上級者ゲストが対象になる。

時間7:20~8:20 
料金3,500円/人
開催2023年 1 月 8 日(日)~2 月 26 日(日)  の毎週日曜日

※詳細はコチラ

◆公式HP/https://www.winter.tengendai.jp/


みやぎ蔵王えぼしリゾート|宮城県

太平洋を望みながら4.3㎞のロングクルーズ
非圧雪ゾーンも点在

みやぎ蔵王えぼしリゾートは、仙台市内からクルマで約1時間。宮城県では最大規模のスキー場だ。蔵王連峰の烏帽子岳の北東尾根に広がり、晴れた日には仙台平野や太平洋を一望できるナイスなロケーションで、東北の雄大な自然を感じながらの4.3Kmの気持ちのいいロングクルージングが楽しめる。 また東北ならではの軽いパウダーで、そのクオリティには定評がある。

’22-23シーズンの話題としては、オリンピック2大会出場、現ナショナルチームコーチを務める遠藤尚氏をコースディレクターに迎え、コブコースを石子ゲレンデにOPEN。コブ好きにはたまらなく興味が引かれる。

みやぎ蔵王えぼしリゾートのパウダー名物コース

・ダイナミックコース(1-3)

最大斜度:35度 平均:22度 / 距離:450m / 斜面向き:-

ゲレンデトップから4.3㎞ものダウンヒルで太平洋まで望めるというダイナミックコース。

・ネイチャーゾーン

最大斜度:24度 平均:12度 / 距離:650m / 斜面向き:-

・チャレンジコース

最大斜度:35度 平均:25度 / 距離:700m / 斜面向き:-

宮城蔵王えぼしを代表するハードな急斜面。非圧雪のため、降雪後は最大35度というスティープ&ディープなパウダーライドが楽しめる。

◆公式HP/http://www.eboshi.co.jp/


星野リゾート 猫魔スキー場|福島県

超微粒子のミクロファインスノー
パウダーもパーク遊びもしたい派に最高

シーズンインは11月末と早く、5月のGWまで約5ヵ月ものロングシーズンで滑りが楽しめる豪雪スキー場。ベースで1000mの標高に北向きの斜面は、猫魔独特の「ミクロファインスノー」と呼ばれる超微粒子雪を積もらせる。

ゲレンデはボトムから3方向に延びるレイアウトで、ゲレンデの40%が上級者向きという珍しいテクニカルなスキー場。非圧雪コースも充実しているため、パウダー派もスティープなフェイスでパウダーが滑れるとあって病みつきに。また、パークも猫魔の名物だ。シーズンの経過とともにパークのアイテムやレベルが変化する。雪が良質だとジャンプからの着地も負担が少ないから練習しやすい。反対側の星野リゾート アルツ磐梯と共通リフト券で自由に行き来できることも便利でお得な点だ。

ディープ1

最大斜度:30度 平均:14度 / 距離:1200m / 斜面向き:北

リゾートの中で最も標高が高く、コースにたっぷりとミクロファインスノーの新雪が溜まるパウダーヘブン。その名の通りのディープさで、コース長1200m、斜度も最大30度とオーバーヘッドのスプレーが上げられるフェイスだ。降雪後のパウダー争奪戦は必至ながら、早起きをすればきっとパウダーにあやかれる。

・フォレスト2

最大斜度:21 度 平均:11度 / 距離:350m / 斜面向き:-

ブナの森のツリーランコース。窪地状の地形で変化に富んだランが楽しめる。降雪後はディープなパウダーフィールドになることも。思わぬ深さに足をとられないように。

・フォレスト3

最大斜度:21度 平均:15度 / 距離:900m / 斜面向き:ー

猫魔で地形遊びならココ!という起伏豊かなコース。コース両脇は壁がそそり立つ沢地形だ。長さも十分で壁を当て込みながらリズミカルなクルージングを楽しみたい。

◆公式HP/https://www.nekoma.co.jp/

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