DEFENDER 130でいく安比高原 TOUGH LUXURYな旅

1月下旬。日本海側をすっぽりと覆った今季一番の寒気団は、各地に豊富な雪をもたらした。滑り手目線からみれば、シーズンに何度もないグッドコンディション。このタイミングは逃せない。

東北エリアが1週間近くに渡ってコンスタントに降り続いているらしいという話を耳にし、都心から北へ約600kmある安比高原スキー場へ向かうことにした。

旅の足はDEFENDER130(ディフェンダー130)。車を走らせた時からスキートリップは開始だ。距離、時間、コンディション、そのすべてを含めて、忘れ得難いEPIC ADVENTURE(エピックアドベンチャー)になる。 タフな雪山に向き合うなら、クルマもまた信頼できる「ギア」のひとつだ。

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TOUGH LUXURY(タフラグジュアリー)の真髄。V8の余裕と視界が長旅を至福にする

2列目は独立型のキャプテンチェア。旧ディフェンダーニーシートをモチーフにしたシートは手触りの良い素材が体を包み込む

DEFENDER 130はロングドライブでも快適に過ごせる、広々とした8人乗りだ。今回の車両の2列目はキャプテンチェア(オプション)になっており、座席専用のヒーターやアームレスト、ウイングドヘッドレスト、カップホルダーなどを備えている。後部座席側で車内温度などを自由にコントロールできる。

3列目のシートを倒せば広い荷室となり、滑るために必要なギアはもちろんのこと、長いスキーも余裕をもって入れられる。

3列目を倒すと2列目のキャプテンチェアの間にちょうどスキーを収納できる。スキーの左右には荷物を収納しやすいスクエアなスペースが生まれる
耐水性のあるラバーマット(オプション装備)は荷物の積み下ろしの際にボディへの傷つきを防いでくれる
リヤシート用の独立したエアコンを装備しただけでなくシートヒーターも完備する。USBポートもそれぞれの席に対応

高層ビル群、郊外の街並み、田園風景、山々をぬう峠、徐々に景色が変化していく北へのドライブ。DEFENDER 130を走らせて2時間ほど経った時、体がほとんど疲れないことに気づく。

その理由のひとつが、全長5275mm、全幅1995mm、全高1970mmという巨躯ながら、座席位置が高く周囲を見下ろせる「コマンドポジション」にある。通常よりも高い視点から視界を確保しているため、車の位置や対象物との距離が的確に把握でき、大きな車体でも扱いやすい。DEFENDERならではのスクエアな形状もボディ感覚が掴みやすい要因になっている。

ステアリングは電動調整式。最適なドライビングポジションにセットしやすい。運転支援機能などもステアリング周りで操作が完結する

もうひとつがガソリンV8エンジンのパワー。アクセルに足を置き、粉雪を優しく触るような力加減で、スッと車体が加速していく。長い坂道をまったく問題にしない俊敏な走り。パワフルだが無骨すぎない洗練された走りの印象を受ける。

500PSのスーパーチャージドV8エンジンがもたらす圧倒的なパワー


DEFENDER 130のエクステリアは、装飾ではなく機能が形を決めている。スクエアなボディ、短いオーバーハング、視界の良さを意識したウインドウ形状。そのどれもが、悪条件下での走破性を前提としている。素材はタフだが、構成はシンプル。それでいて質感は高い。

新しくなった視認性の高い13.1インチのタッチスクリーンで車内外の情報をモニタリング。エアコンディショナーは直感的なダイヤル式


長距離を移動し、雪道を走っていく。そんな使い方を想像したとき、このクルマのデザインはすべて合理的だ。さまざまな環境に身を置くからこそ、快適さが意味を持つ。これがDEFENDER 130の言うTOUGH LUXURYなのだ。

変わる路面、変わらない安らぎ。雪道で感じるゆとり

寒気団の影響からか高速道路は安比へ近づくにつれ、圧雪、アイスバーン、シャーベット状の雪、乾燥した道など、路面はさまざまなウインターコンディションになっていく。 DEFENDER 130は、そうしたあらゆる状況でも挙動が安定している。

雪道を確実にグリップし、軽快な走りを約束する
日が落ちて日中に溶けた雪が凍り始める。慎重な運転に気をかける時間帯だが車の挙動は安定の一言

とくに重い車体を雪道で発進する時は、アクセルを強く踏み込まずともスッと動き出すV8エンジンのトルクを感じる。路面状況をモニターしていることで、四輪に最適なパワーを配分し、アイスバーンやシャーベット状の路面でも、高い直進安定性とコーナリング性能を発揮する。

安比へと近づくほどコンディションが過酷になるなか、雪道で神経がすり減らないのは、考えている以上に重要な要素だ。

電子制御エアサスペンションで雪道の凹凸をゆるやかにする。アクセルを踏んだときのグリップ感も秀逸

ブラックパスで滑る、安比の核心

東北地方でも指折りのリゾートである安比高原スキー場は、内陸部に位置しながら1328mという標高(前森山)もあいまって、手で握っても固まらないサラサラな雪が降り積もる。前森山と西森山の2つの独立峰に放射状に広がるスキー場は、最長5.5kmにも及ぶ、本州でも屈指のロングクルージングが自慢だ。さらにコースの多くは北斜面を向き、コンディションをキープしやすい環境にある。

前森山の斜面を縫って走るコース。ファーストトラックなら山頂から山麓までノンストップ


1月の寒気の影響を受け、訪れた週は毎日雪が降り積もり、ゲレンデのコンディションは最上だ。この状況をフルに活用するため「ブラックパス」を利用する。1日30枚限定のこのパスは、ファーストトラック滑走や優先リフト乗車、西森キャット乗車など、さまざまな特典がある。

7:45。営業をはじめた始発のゴンドラに乗り込み前森山の山頂へ。圧雪の段差がない丁寧に整備されたバーンの上には、軽い雪が数センチばかり乗っている。弱い風が圧雪したスロープの上に乗った雪をさらっていく。滑る前から気分は高まるばかりだ。
まだ誰も滑っていないコース上に立ち、最初の一本をフォールラインへ落としていく。

ゴンドラを過ぎたあたりからある斜度変化で加速感を感じられる

板が走り、ターン弧が刻まれるたびに、粉雪がふわふわと宙へ舞い上がる。前方を塞ぐものはなにもなく、ただ雪面から体に伝わる感覚と頬を叩く冷えた風やスキーから鳴り響く音を感じながらターンに没頭する。静かで贅沢な時間だ。

ファーストトラックを滑った後は西森キャットへ。ここはリフトアクセスではなく圧雪車で向かうエリア。ブラックパス利用者のみが滑れるエリアだから、焦ることなくノートラックが満喫できる。

「ブラックパス」専用と言えるキャットエリア。限られた人数でノートラックのエリアをシェアする

イヌワシ・ヤマガラの2コースと管理されたツリーエリアが滑走エリア。とくにツリーエリアの「アタック」は、安比のなかでも最上の雪質であり、ツリーの間隔、地形変化、雪の付き方などを判断しながら描くラインは、自然のままのフィールドを滑っているのとほぼ変わらない。エリアには大きなダケカンバやアオモリトドマツがあり、前森山のコースとはまったく異なった雰囲気を存分に楽しめる。

自らの足で登り滑る1本も良いが、今回の旅のようなコンディションの優れた状況では何度も繰り返し滑りたくなる。滑るたびに条件が変わっていく斜面を、その都度状況を判断をしながらラインを描く面白さも捨てがたい。安比高原はやはり唯一無二の存在だ。

ANAインターコンチネンタルで過ごすくつろぎの空間

すっかり日が落ちたエントランスの雰囲気にマッチするDEFENDER 130

マイナス10度近くあり、風が吹きすさぶスキー場から向かったのは、スキーイン・スキーアウトができるANAインターコンチネンタル安比高原リゾート。 凍えた身体を暖め、回復させてくれる環境がここにはある。調度品が整った静かな客室、大きな窓からはスキー場が見渡せ、滑ったコースが確認できる。雪景色を眺めながら部屋に備えついている檜風呂で強張った体を緩める。

天井が高く広々としたラウンジでくつろぎながら滑ってきた山々を見上げて滑りを反芻する。頬を刺す痛いほどの冷気、新雪にスキーを滑り込ませた瞬間、滑り切って息が上がる高揚感、雪とガスで目にする視界が全て白くなる森など、時間を気にせず、思う存分に余韻に浸れる空間と空気感が、このラグジュアリーなリゾートホテルにはある。

クルマもまた、「滑り」の一部である

都心から安比高原へ。DEFENDER 130で走り、ブラックパスで滑り、西森キャットで新雪と森を堪能する。
快適な長距離の移動と、不安を感じない雪道。身体と心が万全に整えられているからこそ、千載一遇のコンディションに巡り会える。滑るための時間と集中力を削らない。

信頼のおける性能は過酷な環境になるほど実感できるものだ

DEFENDER 130は普段見られない世界、行きたい場所へのモチベーションを高めてくれる、まさに EPIC ADVENTUREにうってつけのクルマだ。

今回使用したクルマはこちら

DEFENDER 130 V8

【主要緒元】
全長5,275mm × 全幅1,995mm × 全高1,970mm ●ホイールベース3,020mm●車両重量2,630kg ●乗車定員7名 ●右ハンドル●駆動方式AWD ●エンジン P500 ガソリン ●総排気量4,999cc ●最高出力368kw(500PS)/6,000-6,500rpm●最大トルク610N・m /2,500〜5,000rpm

メーカー希望小売価格(消費税込)¥17,820,000(2026年2月現在の価格です)

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■商品に関するお問い合わせ
ランドローバーコール (土・日・祝除く 9:00-18:00)
フリーダイヤル:0120-18-5568

TOUGH LUXURYな旅を快適にするギア

スクロールできます
Db「Ramverk Pro Check-in Luggage Large」
HESTRA「FALL LINE 3-FINGER」
Patagonia「Men's Untracked Jacket、Men's Untracked Bibs」
Smartwool「Thermal Merino Glove(左)、Thermal Merino Balaclava(右)

Photo by Takahiro Nakanishi
Special Thanks by APPI RESORT, RCT JAPAN

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