日本を代表するスキーリゾート、志賀高原は18ものスキー場が点在する。どれもが個性に溢れ、それぞれのスキー場同士が近くてアクセスが良い。その大きさゆえに、当然ながら一日や二日で全スキー場は滑りきれない。そこでホテルに宿泊して、滑りもアフタースキーも満喫する行程をオススメしたい。今回はゲレンデが集中する中央エリアにフォーカスした。
INDEX
共通リフト券を購入しよう
志賀高原共通リフト券を使えば、大人１日5500円、こども2700円で全18スキー場が滑れる。国内最大級の滑走エリアを誇り、一枚あればどのゲレンデのリフトも乗れるので、買いなおす必要もない。各スキー場窓口で購入可能。
エリアを代表する大型スキー場｜志賀高原 焼額山
志賀高原の懐深くに位置し、３つのベースエリアと２つの山のピークを有する広大なスキー場だ。「ヤケビ」の愛称で親しまれ、コースの種類が豊富なことから多くの人が集まる。トップの標高は2000mもあり、最長滑走距離は2500ｍにも及ぶ。リゾートとして名が知られるだけでなく、本州屈指の良質なパウダースノーが降り注ぐため、コアな滑り手も多く集う。
［営業時間］8:30～16:00
長野五輪で使用された滑り応え抜群のコース｜東館山
山頂付近は志賀高原のなかでも特に景色が優れ、大パノラマが望める。「東館山オリンピックコース」は最大斜度36度、距離1600mの滑り応え抜群のコース。
［営業時間］8:30～16:30
横広で大きなバーンに高難度のコブコース｜高天原マンモス
ワイドな一枚バーンが特徴的なゲレンデ。斜面に向かって左側はコブ斜面になっていて、一つひとつが深い。さらに片斜になっているので見た目以上に難しく、我こそはというコブ好きはぜひトライしてほしい。
［営業時間］9:30～12:00、13:30～16:00
バリエーション豊かな楽しみ方がある｜一の瀬ファミリー
4つのコースと4つのリフトがあり、急斜面、緩斜面、コブコースとバリエーション豊か。上級者から初級者までがレベルに合わせて楽しめるスキー場だ。ナイターも営業しているため、夜遅くまで満喫したいという人にもオススメ。
［営業時間］8:30～16:30
初中級者におすすめの超ワイドゲレンデ｜一の瀬ダイヤモンド・山の神
一の瀬山の神は志賀高原 焼額山と連結していて、スキーでアクセスできる。一の瀬ダイヤモンドはゲレンデが横に広い。斜度が平均9～12度と緩やかなので、初級者の練習にうってつけ。
［営業時間］8:30～16:30
林の中を滑ってロマンチックなスキーを｜タンネの森 オコジョ
コース内に自然のままのコツメガ、白樺などの木々が植生している独特なゲレンデ。その間を縫うようにして滑るコースは斜度は最大12度と初心者にうってつけ。スキーを履いて探検するような、唯一無二の体験ができる。
［営業時間］8:30～16:30
泊まるならココへ！｜ホテルむつみ
レストラン鐘の鳴る丘、 ゲレンデ前の好立地。
Wi-Fiバッチリ！時計台がシンボル。
志賀高原の隠れ家的な宿 Wi-Fi OK、コロナ対応
中央エリアのほぼ中心にあり、どのスキー場へも楽にアクセスできる。志賀高原 焼額山へもダイヤモンドのリフトに乗って約10分。栄養士の資格を持つ若女将が腕を奮って作る食事は味、量ともに大人気。長野コシヒカリや信州みそ、信州みゆきポークなど、地元食材にこだわっている。24時間入浴可能な大浴場があり、一泊二食付き8700円～。
左）栄養を考えて作られた豪華な食事の一例。
右）230席ある広々とした食堂。今は感染症対策のため110席に間引いている。
