「夏でも滑りたい!」「もっと上手くなりたい!」「トリックメイクをできるようになりたい!」そんな熱心なスキー・スノーボーダーにとっては、夏のルーティーンともいえる「オフトレ」。ウォータージャンプ、サマーゲレンデ、エアマット施設、室内ゲレンデ・パーク等、全国にある人気のトレーニング施設の最新情報をお届けしよう。
夏を存分に使って楽しもう・上手くなろう!

2024年、今年の夏は記録的な暑さ。夏が暑いと寒い冬になる、なんて話も聞くが、こんな夏こそ涼みながら冬へのイメージを膨らませ、モチベーションを上げていきたい。滑ることが大好きなスキーヤー・スノーボーダーにとって、夏でも滑れるならそれにこしたことはない。おまけにシーズンに向けて夏のうちに「上手くなれる」チャンスがあるなら、利用しない手はないだろう。
水にランディングすればプール気分で楽しいウォータージャンプ、外はどれだけ暑くてもクーラー付きの快適な室内ゲレンデや、緑に囲まれた気持ちのいいスキー場のサマーゲレンデ、痛い思いをしないでエアトリックが練習できるエアマット施設など、様々なトレーニング環境がある。
ウォータージャンプ

モーグルやスノーボードのプロアスリートの夏場のトレーニングにもよく使われているウォータージャンプ。全国にも有名な施設が複数ある。大中小など各種のジャンプレーンが設置されていて、ランディングエリアはご覧のような水面だ。雪上と違って、思い切って大きく飛んだり、練習中のエアトリックをかけても、ランディングは基本的には痛くない。夏は水浴びもかねて気持ちよく楽しくエアの練習ができる。ギアのレンタルもあり。
サマーゲレンデ

冬の風景とはまるで違う緑の大自然に包まれた夏のスキー場。真夏でも涼しい爽やかな高原を訪れるだけでも癒される上、わざわざ夏のスキー場で本気で滑る、練習するというのも粋なもの。ゲレンデに人工スノーマット「PIS*LAB」などが敷かれていて、雪上と近い感覚でターンも練習できる。スキー場はレストランや温泉、プールなど室内外のアトラクションも充実。家族で楽しめるのも魅力だ。
エアマット施設

上の写真のようにジャンプのランディングゾーンがエアマットでできている。大中小など様々な大きさのキッカーを揃え、レベルに合わせて飛びを楽しむ。ランディングの衝撃はフワフワのエアマットが吸収してくれるので、怖くない・痛くない。ウォータージャンプと違って水に濡れることもないのでラクチンだ。レンタルギアもあり。
室内ゲレンデ

人工雪でつくられたコースやパークがある室内ゲレンデ。以前は複数あったが、現在では希少な室内ゲレンデとなった「カムイみさか」。夏場でもクオリティの高いハーフパイプが維持され、100m高さ4m、幅14~17mとサイズも必要十分。パイプライディングのトレーニングスポットとして大人気だ。全長デザイナーたちが丁寧にメンテナンスし、人工雪による真冬のスキー場とほぼ同等の環境が整っている。
北海道から九州まで・全国のオフトレ施設18ヵ所を紹介!

◆全国のスキー・スノーボードオフトレ施設◆
① テイネウォータージャンプ
② WJM ウォータージャンプ宮城
③ GALA湯沢
④ 白馬さのさかウォータージャンプ
⑤ 小布施クエスト
⑥ 埼玉クエスト
⑦ カムイみさか
⑧ ウォータージャンプS-AIR
⑨ ウイングヒルズ白鳥リゾート
⑩ ウォータージャンプK-air
⑪ SLAB OUTDOORPARK TATEYAMA
⑫ YAMAZEN AICHI QUEST
⑬ 京・大阪KINGS
⑭ ウォータージャンプO-AIR
⑮ 若杉高原おおやキャンプ場
⑯ THE KINGS 神戸
⑰ 広島QUEST
⑱ 福岡KINGS
▼それぞれの施設の詳細はコチラでチェック!
