住吉 輝紗良 (すみよし きさら)北京オリンピックに向けてのインタビュー映像と直前の戦績&滑りをチェック|フリースタイルスキー/モーグル|選手プロフィール 

いよいよ迫る北京五輪に挑む「間違いなく史上最強」といわれるJAPANモーグルチーム。五輪の舞台でどんな滑りを見せるか? 金メダルが非常に有望視されている男女モーグルの日本代表選手たちを紹介しよう。五輪の戦いのゆくえを占う’21₋22シーズンのワールドカップのコンペティション映像も合わせてチェック! 


住吉 輝紗良(すみよし・きさら)
SUMIYOSHI Kisara

18年世界ジュニア選手権モーグル優勝など実績がありつつも平昌五輪を逃し、悔しい思いと戦い続けてきたこの4年間。逆境を乗り越えついに北京代表を掴んだ。15歳から6年間に渡りワールドカップを転戦、ついに'21 ワールドカップディアバレー大会では3位と表彰台にも立った。165㎝という体の大きさを活かしたダイナミックな滑りが強み。

☟ちなみにコチラは住吉輝紗良選手の自身のインスタグラム。北京五輪の代表内定が決まり心の内を語った。
@kisara.sumiyoshi

■ プロフィール

生年月日2000年3月8日生まれ
出身北海道倶知安町
所属日本大学
近年の主な戦歴'21-22 ワールドカップディアバレー大会モーグル3位
'19、'21世界選手権代表
'18 世界ジュニア選手権モーグル優勝
使用ギアスキー板 : ID one
Instagram@kisara.sumiyoshi

■ 北京五輪直前の「代表決定オンライン会見」コメント

いよいよ北京五輪がすぐそこまでというタイミングで、日本代表決定オンライン会見が全日本スキー連盟によって開催された。住吉輝紗良選手のコメント映像を抜粋してお届けしよう。「Q」はメディアの記者による質問だ。

1月23日(日)19:00~19:30 代表決定オンライン会見より

Q.いまの気持ちを聞かせてください
― 嬉しいです!

Q.オリンピックはどんな存在でしたか?
― オリンピックはずっと夢だったので、いまその舞台に行けるのはすごく嬉しくて、ただ4年前にそれが決まらなかったので、オリンピックがただ自分にとって辛いものでしかなくなっていて、それがやっと自分にとっていいものに変わったのでよかったなと思っています。

Q.初めてのオリンピックの舞台で発揮したい自身の武器は?
― 私はターンが自分のなかで小さい頃から好きなので、それを武器に楽しんで滑れたらなと思います。

Q.残りの時間の中で重点的に積んでいきたい練習や強化したいポイントがあれば教えてください
― 全体的に上から下までをきれいにまとめるというのを、練習期間は少ないですが練習していきたいと思います。

Q.ターンの精度をより上げていくという感じですか?
― ターンもそうですけど、エア後のコブの入りとか、全体的にみて減点が少ないような滑りをしたいなと思っています。

Q.オリンピックでの目標・意気込みを教えてください
― オリンピックは本当にこの1回しか経験できないと思っているので、本当に楽しんで滑りたいなと思っています。

Q.4年前の代表落選から辛い時期が続いた中で、前を向くきっかけというのはどういうところにあったのでしょうか?
― どこかでキッカケがあったというより、オリンピックが今回決まるまで、それはずっと引きずっていたので、ただ自分が辛いときもコーチたちはずっとうまくなれるように支えてくだっていたので、すごく助けられました。

Q.今回選ばれたことで、ずっと消えなかった悔しさは取り除かれた感じでしょうか
― そうですね、ずっと4年間辛くない日がなくて、いまはそれを考えなくてもよくなったのでラクにはなりました。

Q.今季エアの完成度があがったとコーチにうかがったのですか、どのあたりがよくなったのでしょう?
― エアは踏切の練習を夏にずっとしていて、グラブを取れないときはなくなってきたので、あとは試合へのもっていき方が、公式トレーニングのときに慌てたりせず集中できるようになったので、それはよかったと思います。

Q.出身の倶知安高校の顧問の先生方にうかがうと、当時陸上でも好成績を残されていたということですが、陸上が今の滑りに生きている部分があれば教えてください。また憧れている選手などは?
― 陸上は中長距離をやっていたので、他の選手に比べて持久力はあったので、そこは生きてると思います。モーグルは公式トレーニングを含めて何本か滑らないといけないので、けっこう体力を使うので生きてるなと思います。モーグルは小学2年生から始めています。里谷多英さんの滑りはアグレッシブで、ずっと憧れてきました。


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