この冬もたくさん雪が降りますように!「雪乞CAMPマウンテンクリーン」in 舞子スノーリゾート に行ってきた

2022年6月5日(日)、新潟県舞子スノーリゾートにてゲレンデのゴミ拾いイベント「雪乞CAMPマウンテンクリーン」が開催された。これは、毎年秋にスキーヤーやスノーボーダーがシーズンの豊富な雪を願って行われる「雪乞CAMP」の前哨戦ともいえる催し。昨シーズンもお世話になったゲレンデを綺麗にしよう!  とスキー場と雪乞CAMP運営事務局が企画した。

世界環境デーにも重なったこの日、イベントの主旨に賛同した26人が参加。自然をフィールドに遊ぶ我々にとって、できることは何だろう?  使っているギアやウエアを長く使い続けることも、一つの環境にやさしい取り組みだ。シーズンが終わったこのタイミングでできること……。そう、スキー場の清掃活動。緑溢れるスキー場で、心地よい初夏の風を楽しみながら作業を行った。

雪乞CAMPって?

雪乞CAMPは、スキー・スノーボーダーをはじめとする雪山を愛する人々が集まるキャンプフェスイベント。「この冬もたくさん雪が降りますように」と、文字通り”雪乞い”をしながら、キャンプ、ショッピング、ワークショップ、ローカルフードなど、とことん楽しむ2日間。毎年10月、舞子スノーリゾートを会場に行われている。

イベント詳細は、雪乞CAMP公式サイト、SNSからチェックしよう。

雪乞CAMP 公式サイトはこちらから

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まさかの雨が? 開催当日の朝

当日受付前。雨がぽつり、と雲行きが心配に

受付に設置された雪乞CAMPの看板。このオブジェは実際、”雪乞い”で使用しているもの

当日の朝、会場となる舞子スノーリゾートの上空では薄暗い雲が広がっていた。雨天決行の予定だが、できれば雨は避けたいところ。

大自然の中でヨガは格別に気持ちが良い!

イベントは8:00よりスタート。まずはShuri Kosugiさんの朝ヨガで、体をほぐしていく。Shuriさんは、普段はヨガの先生だが、冬はスノーボードのインストラクターとなり、雪上でも活躍中だ。そんな雪山も知り尽くしたShuriさんによるヨガ教室が開始されると、空一面に覆われていた雲はどこかへ。真っ青の空のもと、全員がカラダと心を整え、これからの活動への準備は万端に。

マウンテンクリーン開始!

写真中央の赤いTシャツを着た小野里さん(舞子スノーリゾート)が先導で進んでいく

9:00、参加者全員で、ゴミ拾いポイントのゲレンデ中腹まで移動。さあ、お山のクリーニング開始だ!

全員が、それぞれ軍手などをはめ、ゴミ袋とゴミハサミを持ち、広い夏のゲレンデに分散。「マウンテンレストラン」周辺から「長峰ランランコース」を下りながら、目に付いたゴミを拾っていく。

目を凝らしながらゲレンデを下っていく

リフト乗り場にもゴミが多数落ちている

ゴミを見つけて笑顔の一枚

珍しい形の虹が出現

「皆さん! 上を見上げてください! 」今回、マウンテンクリーンを先導してくれた小野里さんのそんな声を聞き、空を見上げると、一直線の虹(環水平アーク)が出現! 自然の粋な演出に、一気に参加者のテンションが上がる。ゴミ拾いをしながらも、ハイキングのような楽しさも味わえた様子だ。

ゴミを拾いながら1時間半くらいかけて麓のスキーセンターまで下りてきて、いったん休憩。その際に収集物の分別を行ったが、やはりゴミとしては、たばこの吸い殻やビニール片などが圧倒的に多い。意外なものでは、スキーブーツのアウターシェルの一部なども。このように、自然に還らない素材は、植物の成長にも悪影響を及ぼす。たまたま、ゲレンデ上で壊れてしまったものであっても、スキーヤーたるもの、処分は責任を持って行ってほしいものだ。

堆雪場跡には、ありとあらゆるゴミが

実はここまでゲレンデ内で大きなゴミは少なかった。というのも冬シーズン終了後、スキー場スタッフや地元の方々でゴミ拾いをされているためだった。これじゃ、物足りない……。達成感に満たされない参加者たちを次に案内したのは、なんと急斜面の先にある堆雪場だった。

まだまだ拾い足りない参加者たちが目を光らせる

駐車場脇にある堆雪場は、シーズン中、駐車場に降り積もった雪を運び込む場所。ブルドーザーなどで雪を丸ごと一気に移動するため、駐車場内で捨てられたゴミも一緒にたまってしまうのだ。

まだ雪が残っているぞ!

堆雪場内では、まだ雪が残っており、この雪の中にも多くのゴミが見つかった。ここからは小銭やお菓子の袋なども多数出現。

マウンテンクリーンには子供たちも参加

マウンテンクリーン終了!

11:30、ゴミ拾いは終了。そして舞子高原ロッジ前に全員で再集合。参加者のゴミを回収したところ、たばこの吸い殻にビニール片を中心に、お菓子の包み紙やペットボトルなどなど。まとめて見るとかなりの量だ。全てここでスキーやスノーボードを楽しんだ人たちが落としてしまったり、廃棄した物。スノースポーツを愛する参加者にとっては、心が痛む結果ともいえる。

極うまのコシヒカリでランチ、そしてプレゼントも

マウンテンクリーン終了後は、舞子スノーリゾートの提供による「南魚沼産コシヒカリ」とけんちん汁のランチ。ご飯は舞子高原ロッジのスタッフが「もみ窯」で炊き上げてくれたコシヒカリだ。もみ殻を燃やして火力とする昔ながらの炊飯方法で、米粒ひとつひとつが宝石のようにキラキラと白く光り、コシヒカリ独特のあのもっちりとした食感もひときわ際立つ。「おかわりありますか!? 」とお皿を持って走った参加者も少なくなかった。

事前予約で満員となった今回のイベント。中には実際にご自身でも環境保全活動のイベントをされている方や、「舞子には冬に大変お世話になったので、仲間を集めて来ました! 」という人も。初夏の爽やかな1日に集まったスノースポーツファン。参加者それぞれに意味のある、そして笑顔も生まれる体験となったようだ。

最後に、雪乞CAMP実行委員会から参加賞として、この秋開催予定の雪乞CAMP一日券をプレゼント。そして舞子スノーリゾートの伊島さんからは、ちょうど先ほど決まったというスキー場オープン日の発表も。今年は2022年12月16日から! 新たな試みも企画中とのことで、冬が待ち遠しい!

「お客様との距離感が縮まったイベント」

今回のイベントを主催した舞子スノーリゾートの伊島さんより、コメントをいただいた。

舞子スノーリゾート 副支配人 伊島 達也さん

毎年秋に「雪乞CAMP」を行ってきましたが、今回初めて6月に「マウンテンクリーン」というイベントを開催することになりました。一緒にゴミ拾いをすることで、お客様と密接にお話ができ、生の声を聞く良い機会となりました。ゲレンデもキレイになり、皆さん少しスキー場のゴミ問題も考えてくださったようで、大変ありがたく思っております。

冬に向けての情報は、いままで一方的にこちらからアウトプットするものばっかりだったのですが、今回のように距離感を縮めて伺ったご意見を、うまく次のシーズンの運営にも活かしていきたいです。そしてお客様には、より楽しい冬を迎えていただきたいと感じております。


※世界環境デーって?

1972年にストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念して定められたもので、国連は日本の提言を受け6月5日を「世界環境デー」と設定。日本では環境基本法により「環境の日」となっている。広く環境保全について知ってもらい、関心と理解を深め、積極的に環境保全に関する活動を行う意欲を高めるため、様々な事業者や団体によって、行事や取り組みが行われる。

今年のテーマは「Only One Earth」、かけがえのない地球をテーマにして、自然と調和した持続可能な生活を送る必要性を訴えている。日本国内では環境省主催で、6月5日の夜に全国各地のランドマークをグリーンカラーにライトアップするイベントを開催。グリーンに染まった建物を見たという方も多いのでは?


次は「雪乞CAMP」でお会いしましょう!

「 雪乞CAMP 2022 」は10月15日(土)~16日(日)開催予定。今年はイベント内容も参加店舗も増えて、昨年より規模感がアップ。開催地は同じく舞子スノーリゾート。お店でショッピングを楽しむのも良し、ワークショップに参加してみるのも良し、もちろん、フードやキャンプを楽しむこともお忘れなく。ぜひご家族や仲間を募って、”雪乞い” をしよう!

雪乞CAMP:https://yukigoi-camp.com/

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