スキー・スノーボードウエアの洗濯方法【やってもらう編】 ~コインランドリーでダウンも全自動洗濯できる!

シーズンを終えた後、ウエアをどうしているだろうか。ちょっと干すくらいはするけれど、洗濯や手入れをせずに、そのまま放置してしまう、という人も少なくないのでは。大切なウエアをいい状態で長持ちさせたいのなら、やはりきちんとケアして保管しておくのがよい。でも、自分で選択するのは面倒だ…そんな皆さんに、別の選択肢もあることをお伝えしよう。

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そもそもスキーウエアは洗濯が必要なのか?

答えは「YES」だ。その理由を確認しておこう。

・シーズン中に何回かでも着用したウエアの内側には汗や皮脂汚れがどうしても付着しているもの。その状態のままウエアを放置すると、ウエアの持つ撥水性や吸湿性などの機能が落ちていく可能性がある。

・表面に泥汚れや油分などのシミがついたまま放置すると、防水性が落ちたり、生地が劣化し変色の原因にもなる。

・洗濯をしないまま湿り気が残った状態や、湿っぽい場所で保管すると、カビが生えたり雑菌が繁殖したりして臭いが出たり、スキーウェアの劣化を引き起こす。

つまり、洗濯をしないまま放置してしまうと、本来ウエアが持っていたはずの機能が低下してしまうのだ。それによって雪山で快適に過ごせなくなったり、滑走パフォーマンスにも悪影響を与えたり、場合によっては安全性が脅かされたりもするから大変だ。きちんと洗濯をして清潔に保つことが、ウエアの持つ機能を持続させ、長く愛用できること、安全快適に滑ることに繋がるというわけだ。

コインランドリー「Baluko Laundry Place 」に登場した「モンベル撥水コース」

コインランドリー「Baluko Laundry Place」をご存知だろうか? 近年、首都圏を中心に店舗がどんどんと増え、現在は200店舗以上。

こんなロゴマークでシックで洒落た雰囲気の店構え、24時間オープン、羽毛布団からシューズまで、あらゆるものが全自動で洗えて、スマホアプリで外からでも機械が操作できる。

おまけに店内はフリーWi-Fi、Cafeまで併設されている店もあるという、これまでのコインランドリーのイメージとはひと味もふた味も違うコインランドリーだ。

2023年の秋、このBulko Laundry Placeの代々木上原店とBulkoの1号店(北海道小清水町ワタシノ)に、「モンベル撥水コース」なる新しい洗濯コースが組み込まれた。あのアウトドアウエアのモンベルとのコラボレーションで、ダウンやスキーウエアをコインランドリーの洗濯機で全自動丸洗いするだけで、ウエアに驚きの撥水性が戻ってくるというのだ! STEEPでも導入時にレポートしたが、シーズンアウトした人も多いタイムリーなこの時期に、その内容をおさらいしてみよう。

「モンベル撥水コース」とは?

撥水機能が落ちてしまったアウトドアウエアや寝袋の汚れを洗濯工程でしっかりと落とし、すすぎ工程でモンベルの撥水剤を使用。仕上げは、乾燥機で熱を加えることで、撥水剤が定着し、撥水効果を発揮する、という仕組みだ。スキー・スノーボードウエア、山やタウンユースのダウンジャケット、寝袋、レインウェア、ひいては通常の冬の洗濯が可能なコートなどにも使えるというマルチぶり。

大型ドラムに入れられるのは5kgまで。スキーウエア4~5枚は入るというので、ウエアの上下にダウンジャケットなども加えてひと洗いで済む勘定だ。洗い・すすぎ・乾燥までの工程は全部で65分。約1時間待っていれば、自分は何もしなくても撥水機能が戻ったピカピカのウエアやダウンが仕上がるというのだから、感動的ではないか。

これまで、どの専用洗剤を使えばいいか、まずそこから悩ましかったり、必死にゴシゴシと手洗いをしたり、大切なウエアが傷んでしまうのではないかと、ドキドキ気を遣いながら自宅の洗濯機を回していた人も多いだろう。撥水剤を使うにしても3,4回も漬け置きして、かなり手間がかかったはず。それを全部自動でやってくれるのだ。この便利さと安心感、仕上がりのクオリティは比べようもない。

ちなみに、洗えるもの・洗えないものは以下の通り。

[モンベル撥水コース]で洗えるもの
・水洗い・タンブル乾燥が可能な衣類と寝袋
・スキーウエアなどのアウター
・ダウンジャケット
・ウィンドブレーカー・寝袋(中綿が羽毛またはポリエステルのもの)
洗えないもの


・中綿が羊毛、綿わたのもの
・衣類の劣化があるもの
・テント・タープなど面積の大きいもの
・ゴム・ビニール樹脂・EVA樹脂・ポリプロピレンなど、熱に弱い素材を使用したもの

実際の工程・効果を見てみよう

かなり使い込んだ薄手のダウン。水を垂らすとこの状態。ちょっと滲んでいます
大きなドラムにはスキーウエア4,5枚が投入可能。他にもアウトドアのパンツなど投入
設置されている「モンベル撥水コース」ボタンを選択し、プッシュするだけ
パネルはこのような感じ。費用は1700円
洗濯は約10分。泥汚れも落としてくれる。そのまま自動ですすぎ・60℃の低温乾燥
全行程は約65分。出来上がり~!フワフワな仕上がりになっています
Before→Afterでどう変化したでしょう?ご覧の通り水滴が浮かび、撥水効果てきめん!
パンツも汚れも落ちてツルピカに。今回、案内してくれたOKULABの金子さん

使用しているのはモンベルの撥水剤

O.D.メンテナンスS.R.ウォッシュイン

環境に配慮した非フッ素撥水剤を使用した撥水剤。Balukoに設置された「モンベル撥水コース」には、液体タイプが自動で投入されるが、表地のみ撥水加工したい場合に便利なスプレータイプもあり。スプレータイプはスプレー後、乾燥機を使用して加熱することで撥水効果が高まる。

この撥水機能は、1回のコース利用で数カ月も効果が持つという。シーズン前に「モンベル撥水コース」で1回洗濯をしておけば、少なくとも厳冬期は乗り越えられそうだ。フリース素材・化繊やナイロンもOKなので、スキー・スノーボードウエアと一緒にダウンジャケットやフリース、インサレーションなども洗って撥水性をアップしておくのはいかがか。

気になる料金は、1,700円。

これを安い!ととるか、洗濯にしては高い…ととるかは自分次第だが、これまでシーズンオフに愛用ウエアを自分で苦労して洗濯してきた人にとっては、楽ちん・安心・機能性復活、というメリットを考えれば、十分にリーズナブルではないだろうか。

65分間の洗濯タイムの間は、併設されているカフェでドーナツとドリンクをいただきながら快適に待つことができるのも嬉しい。このカフェのドーナツは、⾦沢発の「BalukoLaundry Place」オリジナルドーナツブランド
「どうなつ⽇和」のもので、ふわふわもちもちでとにかく美味しい!。

店内はコインランドリーなのに、モダンでスタイリッシュな雰囲気で、妙に落ち着く空間。Wi-Fiも完備のため、洗濯目的でなく、カフェとして愛用している人も多いという。

現在、この「モンベル撥水コース」が設置されているのは、以下の4店舗に増えている。
BalukoLaundry Place ⼩清⽔町ワタシノ店(北海道)
BalukoLaundry Place 代々木上原店(東京)
BalukoLaundry Place 西区新町店(大阪)
BalukoLaundry Place 天理丹波市店(奈良)
もし来店可能な圏内に住んでいるなら、ぜひ試してみては? 


Baluko Laundry Place 代々木上原
https://baluko.jp/baluko-uehara/

営業時間|
【セルフランドリー】24時間・年中無休
【クリーニング・洗濯代行】9:00-20:00
【カフェ】9:00-20:00
定休日なし/年末年始・夏季休業あり

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