'24-25 ブランドの注目・ラインナップのトピックス
大人気の名機「RUSTLER」の「RUSTLER11」に注目!
フリーライドカテゴリーの看板モデル「RUSTER」は昨'23-24シーズン、「TRUEBLEND FREE RIDE」という新たなテクノロジーを採用し、大きくアップデートを果たした。性質の異なるウッドを、その特性を活かしてバランスよくブレンド。スキーのセンター・足元・トップ&テールに異なるフレックスゾーンを設けたことで、トーションが柔らかく設定され、パウダーでの操作性が極めて高い。また、センターを中心にチタンのメタルをラミネートしてあり、ハードバーンでもハイスピードでも、安定感とコントロール性とパワー伝達性を併せ持つ、優れたスキーと高い評価を得た。
このRUSTLERシリーズの中でもセンター幅114㎜の「RUSTLER11」が熱い注目を集めている。パウダーでの浮力は文句なし、試乗会で実際に乗ってみたプロショップのスタッフなどは、「ファットスキーでここまでキレるカービングができるスキーはない。エッジグリップの強さと安定感、カービングの切れは類を見ないほど優れている」とコメントしている。
「ANOMALYシリーズ」が登場!
’24-25シーズン新たにデビューしたオールマウンテンカテゴリーの「ANOMALYシリーズ」は、1台でどこでも遊び倒すというコンセプトのもと作られた。基礎系や昔、レーシングやっていたという方や普通のスキーには飽きたという方にもってこいのシリーズだ。センター幅 84mm・88mm・94mm・102mmと4タイプからチョイス可能。
一般的には84mmの青いANOMALYが、ゲレンデのどこでもどんなシチュエーションでも対応が高く、ターンのキレもズレも使え浮力もあり万能力が高い。88mmであると浮力性が高まり回転性もありと、ミドルターンでスケールの大きいスキー場で活躍すること間違いない。ツリーランなども得意としている。94mm・102mmは狙うシーンが定まっているユーザーにとってチョイスしやすいレンジ。
ANOMALYは、硬いわけではないが全体的にフレックスはしっかりとしている。しかし、トーションが柔らかくなっているため、地形や雪質、雪の状態などを板が吸いつくように吸収し、スムーズに進んでいくことができます。その突破力は安心へとつながり、スキーを思い切り楽しめるきっかけになるはずだ。
レーシングアイデンティティを満載したゲレンデ最高スペックモデル「FIREBIRD SRC シリーズ」
「FIREBIRD SRC シリーズ」は、レーシングアイデンティティを満載に詰め込んだ、ゲレンデ最高スペックモデルと位置付けられる。ブリザート開発チームが、エキスパートスキーヤーが喜ぶキレを求めて導き出した「本当に良いスキーとは?」への答えがこれだ。
このシリーズモデルにも「TRUEBLEND WOOD CORE」テクノロジーを採用、センター幅は68mmとスリムながら、少し広いトップ121mmでターン前半の捉えはしやすく、そこからセンター、テールへとつながる加速感は、乗っていて唸るほどの手応えがある。
SRCはプレートによって細かく選ぶことが可能で、Piston Plate / Race Plate Pro / FDT Race Plateの3タイプがある。完全ハンドメイドで作られた一台をぜひ堪能してみよう。
BRAND features
1945年創業のオーストリアの老舗ブランド。長きに渡り欧米のアスペンレースシーンで実績を残してきたが、業界の流れから2006年にテクニカグループ傘下に入った。BLIZZARDは、レーシングモデルからフリーライド、ツアースキーなど幅広いラインナップを揃えるが、なかでもフリーライドラインは近年FWT(Freeride Word Tour)での使用率の高まりから、成長が著しい。
フリーライドラインを代表するモデル「RUSTER」や「SEEVA」は、軽さと滑走性能の高さとのバンスの良さが特長で、名器と非常に高く評価されている。そこにはエンジニアやライダーらによる開発チームが一丸となり、徹底したテストを重ね、より良いプロダクツづくりをしている背景があるのだ。
BRAND info
BLIZZARD(ブリザード)
URL:https://www.tecnica-group.com/
取扱い/株式会社テクニカグループジャパン