
'25-26 ブランドの注目・ラインナップのトピックス
昨年に引き続き「軽さ・温かさ・履きやすさ」の3つを軸に、スキーヤーに最適なパフォーマンスを提供するブーツとして高い評価を得ている。ROXAブーツは、CAD設計と3Dプリントによるモールド技術を活用し、強度を保ちながら無駄を省いた設計で圧倒的な軽さを実現。さらに、薄くても高い保温性を持つサーモインナーを標準装備することで、寒冷地でも快適な滑走が可能となっている。
また、3ピース構造のカブリオデザインにより、硬めのフレックスでも優れた着脱性を発揮。なかでも「R3」と「ELEMENT」は、この特性を最大限に活かしたROXAの代表的モデルだ。
R3シリーズ

R3 130 TI.R.
Flex:130
Last:99 - 101 mm Biofit ㎝
Weight:1,580g(1/2pair 26.5cm)
Size: 24.5 - 30.5cm
¥134,200
バックカントリー・フリーライド向けモデル。テックホールがつきテックビンディングに対応する。特徴的な3ピースの「CABRIO(カブリオ)」デザインは、とても履きやすい。カブリオは、シェル・カフ・タンの3ピースを組み合わせた構造で、スムーズに柔軟かつ快適に足を固定しながら、素早いレスポンスを実現する。
際立つのは履きやすさだけではない。R3シリーズは、これまでのハイパフォーマンスアルペンスキーブーツシリーズのなかで最軽量。トップのフレックス130の「R3 130 TI I.R」は、わずか1,580g(1/2pair,265.cm) と、他メーカーのフリーライド向けブーツと比べると300g近く軽い。
インナーは、タンつきのインジェクションサーモインナーになっている。オーブンで焼いて履いてもらうことが前提だが、タンがあることによってターニング動作に対して、よりフィットする。フレックスのバリエーションは、ユニセックスモデルが130・120・110、レディースが115・105・95の展開となる。
ELAMENT(エレメント)シリーズ

ELEMENT 130 I.R.
Flex:130
Last:99 - 101 mm Biofit ㎝
Weight:1,600g(1/2pair 26.5cm)
Size: 24.5 - 30.5cm
¥129,800
「R3シリーズ」がバックカントリー向けなのに対して、「ELEMENT」はフリーライド・フリースタイル向けのブーツだ。R3同様に3ピースのカブリオデザインだが、R3のピンホールをとり、さらにワイヤーバックルよりも通常のホールドの強いバックルを入れ、よりタイトなフィッティングを実現している。大きなエアトリックに挑戦するスキーヤーでも安心して履ける。FWTのアスリートが愛用して結果を出しており実績も十分。フレックスは130・120・100の展開。

インナーは、トップモデルのエレメント130だけラッピングタイプのラップインジェクションを採用。エアトリックをメイクすることを考えて、ラップインナーになっているのだ。その他のフレックスでは、タンつきのインジェクションサーモインナーだ。

BRAND features
スキーブーツの故郷ともいえるイタリア・アゾロで誕生したROXA。もともとトップブランドのブーツメーカーのプロダクト製造を担っていたエンジニアとファクトリーを擁していたが、最先端のテクノロジーで最高のフィット感を生むブーツづくりをミッションに2000年に独自のブランドとしてデビュー。最新の3Dデザインの設計と超軽量素材の開発に情熱をかけ「NEXT GENカブリオブーツ」を誕生させた。抜群の足首のホールド感を持ちながらも、柔軟で弾力性に富み、フリーライド、フリースキー、ツアーリングなどオールマウンテンユースに対応する優れた3ピースブーツだ。創業以来、研究開発からテスト、製造のすべてのラインを、現在でもイタリア本社で行っている点もROXAの強み。靴王国のイタリアで技術革新を続け、他ブランドに比べて圧倒的な軽さを誇るハイスペックなブーツをプロデュースしている。
BRAND info
ROXA(ロクサ)
取扱い/エランジャパン(株)


