GREEN.LAB(グリーンラボ)– 最新モデル&カタログ|ブランド紹介 –

GREEN.LABのルーツ

rider Go Biyajima |使用ボード:GRASSROOTS156 |Photo Gaku Harada

2004年、長野県須坂市の峰の原高原。農的ライフスタイルを軸に山で暮らし、冬は地元の雪山を滑ることを生活の中心に置いてきた中山二郎氏によって立ち上げられたGREEN.LAB。そのきっかけは、足元にある資源への素朴な問いにあった。

長野県の県土の約78%は森林が占める。スギ、カラマツ、ヒノキといった人工林の多くが間伐を必要としながらも、十分に活用されていない現状がある。足元に眠る資源への気づきから、スノーボードづくりが始まった。輸入材に頼る業界の慣習に背を向け、信州の森から直接ウッドコアを作る。その実践が、GREEN.LABの根っこにある。 

こうして生まれたのが「山喜ウッドコア(YAMAKI WOODCORE)」だ。信州産のカラマツや南木曽のヒノキを中心に、国産材100%で構成されたウッドコアである。ヒノキは軽量でしなやかな反発力を持ち、長時間のライディングでも疲れにくい。カラマツはやや密度が高く、エッジグリップに貢献する。GREEN.LABはこれらの特性を理解した上でモデルごとに使い分け、それぞれの乗り味を丁寧に設計している。また、プロダクトすべてが信頼できる国内工場で生産していることも、譲れないこだわりだ。

間伐材の利活用は森林整備につながり、CO2削減や土砂災害防止にも貢献する。適切に手入れされた森が雪をたっぷりと蓄え、次の冬のパウダーを育む。

間伐材の利活用による森林整備と持続可能なライフスタイルの実践が、全プロダクトに一貫して流れる思想だ。スノーボードを通じてその循環に加わること。それがGREEN.LABの掲げる「山が喜ぶ草の根運動」の実体だ。

毎シーズン、世界でわずか150本だけ生産し、一本一本にシリアルナンバーを刻む。量産とは無縁の、信州の山から届けられるスノーボードだ。

26-27 ブランドの注目・ラインナップのトピックス

工藤敦彦による完全ニューモデル「AK420」

rider Atsuhiko Kudo |使用ボード:AK420|Photo Gaku Harada

26-27に登場した完全ニューモデル「AK420」。シェイプとアートワークを手掛けたのは、岩手を拠点に長年GREEN.LABと関わり続けてきたスノーボーダー・工藤敦彦氏。市販の板とは異なる、ライダー自身の意志が形になった一本だ。

AK420

・ノーズロッカー:雪面との接触を減らし、パウダーでの浮きを自然に引き出す

・ディレクショナルテーパード:ノーズとテールの幅差がターンの入りをシャープにする

・サイドカーブ7.22m:ラインナップ最小のRで、ワイドなノーズを持ちながらもクイックなターン切り替えを可能にする 

・フルヒノキウッドコア:軽量でしなやか、長時間のライディングでも疲労しにくい

・セットバック0mm:センタリング寄りで汎用性が高い

Size:151.5cm(ユニセックス対応)
¥174,900

全長151.5cmのショートレングスに、ノーズ幅315mmの太さを組み合わせたプロポーションが特徴的だ。形状はディレクショナルテーパードで、ノーズにはロッカーを採用している。

この組み合わせにより、深雪では大きく反り上がったノーズが浮力を生み、テール側はテーパーによって雪面との接触が減るため、ターンの切り替えが軽く素早くなる。

同ラインナップのGRASSROOTSやdaidarabocchiがセットバック20mmでどっしりした浮力を確保しているのに対し、AK420はセットバック0mmとセンタリング寄りの設計だ。そのぶん正対したスタンスでも自然に扱えるため、ゲレンデからバックカントリーまで幅広く使いやすい。

ゲレンデからツリーランまで軽快に扱えるオールラウンドなショートファット。AK420はまだ見ぬ滑りへの扉を開いてくれそうだ。

ワイドボディのパウダーマシン「GRASSROOTS 156」

ウエスト幅274mm。数字だけでも、このボードの方向性が伝わるだろう。「GRASSROOTS 156」は、GREEN.LABのラインナップの中でもパウダーでの「面」の滑りを最大限に追求したモデルだ。

GRASSROOTS 156

・ダブルロッカー:ノーズ・テールともに反り上がり、ディープパウダーでの浮力を極大化

・ウエスト274mm:ラインナップ最大幅で、「面」の滑りを実現するワイドボディ

・サイドカーブ9.1m:ダブルロッカーとの組み合わせで、ワイドボードらしからぬ軽快な操作感を生む 

・セットバック20mm:重心を後ろに置き、ノーズが自然に雪面から浮き上がる設計

・カラマツ×ヒノキMIXウッドコア:密度感のあるカラマツと軽量なヒノキを組み合わせた独自構成

Size 156cm(ユニセックス対応)
¥174,900

長めのノーズロッカーとワイドなウエストが組み合わさることで、ボード全体が雪の上に浮き上がる独特の浮遊感を実現している。形状はダブルロッカーで、セットバックは20mm。「沈まない」感覚が強く、深いパウダーでも板が埋まらずに面で雪を受け止める

同じくダブルロッカーを採用するdaidarabocchi 159.5と比べると、GRASSROOTSはさらにワイドなウエストを持つため、より低速でも浮力が立ち上がりやすい。ユニークなスペックが、滑りの幅を広げてくれる一本だ。

アートを手掛けたのはOZ-尾頭-山口佳祐氏。世界で活躍する長野の絵師で、映画『Mission: Impossible The Final Reckoning』ジャパンプレミアのポスターも担当した実力者だ。

ルーツマウンテンをベースに進化した「daidarabocchi 159.5」

GREEN.LABの定番モデル「Rootsmountain 157.5」を土台に、浮力と操作性の両方をさらに引き上げたのが「daidarabocchi 159.5」だ。

daidarabocchi 159.5

・尖らせたノーズ形状:雪面の食い込みを抑え、パウダーでの走破性を高める

・Rootsmountainからのワイド&ロング化:ウエスト1cmワイド・全長2cmプラスで浮力を強化

・マルチラジアスサイドカーブ(9〜8.1m):ターン局面に応じてRが変化し、スムーズな弧を描かせる

・フルヒノキウッドコア:軽量で反発力があり、しなやかなフレックスを生む

・ダブルロッカー+セットバック20mm:ディープパウダーを想定した基本設計

Size 159.5cm(ユニセックス対応)
¥174,900

Rootsmountainよりウエストを1cm広げたことで、接雪面積が増えて浮力が底上げされた。さらにノーズを2cm延ばして尖らせることで、雪面への食い込みを抑えながら滑走性を高めている。形状はダブルロッカー+セットバック20mmで、基本的な思想はGRASSROOTSと共通している。

ただし、サイドカーブが9/8.7/8.4/8.1のマルチラジアス設計(複数の曲率半径を組み合わせた形状)となっており、ターンの入りから抜けにかけてRが自然に変化する。これにより、緩斜面でのズラしたコントロールから急斜面でのカービングまで、ひとつのボードで対応できる守備範囲が広い。

アートはASA3000氏。大町から世界をまたにかけて活動し、ブラジル・インド・アメリカなど世界各地でライブペイントや壁画を手掛けるオリジネーターだ。ASA3000氏の大胆なグラフィックが、フィールドでの存在感をひと際際立たせる。

ガンガン攻めたいライダーにも、リラックスしてパウダーを流したいライダーにも、幅広くフィットする一本だ。 

GREEN.LABを繰り返し選ぶ理由

rider Ichiro Nakayama |使用ボード:DAIDARABOCCHI1595  |Photo Gaku Harada

ヒノキウッドコアが生み出す乗り心地は、数値で伝えにくいが確かに存在する。軽量でありながら押しつけに対して素直に戻る反発力があり、板が自分の動きに対して余計な抵抗を返してこない。湿雪や重い雪でもエッジが引っかかりすぎず、力任せにならずとも自然にボードが動く感覚は、長時間のライディングでの疲労軽減に直結する。

グラファイトソール(グラファイト含有率15%のACT GEAR特注ソール)も、実用面で注目のポイントだ。静電気による汚れの付着を防ぎ、ワックスの定着・持続性が高い。

シーズン通じてのメンテナンス負担が軽くなるのは、週末ライダーにとって実は大きなメリットといえよう。錆に強い国産ステンレスエッジも、春先の悪条件でのコンディション維持に貢献する。

世界150本限定・シリアルナンバー入りと、国産材コア・グラファイトソール・ステンレスエッジを揃えたプロダクトとしての価格水準は、決して高くはない。

信州の山と森に根ざしたものづくりの思想ごと手に入れる感覚。それがGREEN.LABを繰り返し選ぶ理由になっている。

26-27デジタルカタログ

BRAND info

GREEN.LAB(グリーンラボ)

HP URL:http://www.greenlab.jp.net/

取扱い/GREEN.LAB