’21₋22モノお披露目! 「SNOW SPORTS合同展示会」(2/16-2/17)来季ニューモデルや注目トピックスをレポート!【ギア編】

SKI

恒例のスノースポーツメーカーによるビジネストレードショー「SNOW SPORTS合同展示会」が、今年も2月16日(火)~17日(水)パシフィコ横浜で開催された。コロナ禍で感染予防対策のもと出展者数も限定的、コンパクトなサイズ感ではあったもの、注目のニューモデルや人気のアイテムたちがしっかりとラインナップした。STEEP編集部が気になるメーカーに注目のトピックスを聞いてみた。

https://snow-goudou2021.jp/

[出展メーカー]
(有)アイエルピー、㈱アクトギア、VIST JAPAN㈱、VOLARE、MDVスポーツジャパン㈱、エランジャパン㈱、小賀坂スキー販売㈱、希望食品㈱、㈱クリエイター九阡大阪、㈱クリエイトアソシエイツ、㈱ケーイーエム、㈱K2ジャパン、ジェイクリエイト㈱、㈱シナノ、㈱スワロースキー、㈱デューク、(有)フルマークス、㈱マテリアルスポーツ、山本光学㈱、㈱𠮷川、㈱レグザム


STEEP編集部が展示会場で聞き歩いた
来季のトピックスを紹介しよう

ブースに立ち寄るとGENライダー佐々木徳教が、ブーツを履いてアテンド中。北海道の大雪の話に始まり、レジェンドスキーヤーならではのギアの進化やライディングスタイルのルーツなど、興味深い話が尽きないなか、来季モデルのトピックとして、新たなラインが登場したことを教えてくれた。

GENライダーの佐々木徳教。フリースタイルブーツ「FUTURE」はバックル仕様がアップデートされたよ!

お披露目となった「R&D multi flex」 

JAPAN MADEのこだわりを貫く「dotJP」レーベルのデビュー作「R&D multi flex

日本人の足型に合わせて作る国産ブランド「厳FACTORY」から新しいレーベルが誕生! 「dotJP PREMIUM LINE」として今回、お披露目されたブーツが「R&D multi flex」だ。「R&D」は普通はリサーチ&デベロップメント(研究開発)のことだが、GENではR&Dを、ライディング&デベロップメントとした。「滑走して開発する」という現場主義から生まれた新作は、日本の優れたモノづくりのスピリッツと技術力が光るオールマウンテン仕様のブーツだ。

❖ ジェイクリエイト 公式HP http://jcreate-corp.co.jp/

ICELANTIC JAPANのエグゼクティブアドバイザー
佐々木徳教よりコチラもいただく

今回出展はなかったが、ICELANTICの’21-22 カタログも置いてあり、便乗ゲット! 来季モデルの詳しくはカタログにてチェックしよう。すでに公式HPで公開している。https://icelanticskis.jp/catalog/2021-2022/


レグザムブースで話を聴かせてくれたのは、セールスの高橋 ともや。STEEP的に気になるシールブランドの「POMOCA」は来季変更なし。「DYNAFIT SKI」は、「BLACKLIGHT」に95サイズが新たに加わった。(下写真の黒いモデル)

実家の湯沢の宿「にしのや」を切り盛りしながらワーケーション? 雪の現場にいる強みをフルに発揮して鋭意営業活動中の高橋ともや

軽量自慢の「RADICAL PRO」ウェイトは1380g(27.5㎝)

HOJIモデルの持つ滑走性と登板性能を両立した軽量モデルが登場! その名も「RADICAL PRO」

現行のHOJIのシリーズはウォークモード切替しでバックルとパワーベルトの両方が同時に緩んでくれることで、ワンアクションで登行モードと滑走モードに変えられるモデルだが、その軽量タイプが新しく発表されたこの「RADICAL PRO」。

ジャバラが入っていることで素材は硬くするが前傾へのアッパーシェルのたわみをつくることができ、タングも一層構造から二層構造にすることで柔らかさとフレックス調整が細かくできるようになった。軽い素材を使うと普通は硬くなってしまうが、そのウィークポイントを素材や構造でカバーし、しっかりとたわむブーツが出来上がった。

❖ レグザム 公式HP https://www.rexxam.com/


こんなウッディな雰囲気のK2ブースにはK2、LINE、FTなど、パウダー・フリーライド派たちの注目ブランドがギュッと詰まっていた。話題性のあるアイテムも多数あり、多くのバイヤーが訪れブース内はなかなかの賑わいだった。

人の少ないタイミングのチャンスに撮影したブース

「RECKONER」に新たな92㎜幅が加わった

パウダーからパークまで汎用性の高い人気シリーズ「RECKONER」に「RECKONER 92」(写真右・水色の板)と「RECKONER 92 ALLIANCE」(写真右・赤い板)が登場。グラフィックは薔薇があしらわれている。

インパクトと芸術性たっぷりのアーティストコラボシリーズ・写真右の2台は「RECKONER」の新しい92㎜幅

有名アーティストとのコラボレーション・リミテッドシリーズが好調!

K2が近年、力を入れて展開しているのが、著名なアーティストとのコラボシリーズやリミテッドシリーズだ。11月28日にグローバルリリースされた「Jeremy Dean×K2」(写真左の黄色の板)に続いて、1月16日にリリースされたのは、待望だったGeoff McFetridgeとのコラボ作品「K2 Skis x Geoff McFetridge」(写真左の中央あたりの黄緑色の板)。このモデルは一番人気で、とてもよく動いているという。

これらのシリーズは一度にすべてがリリースされるのではなく、リズムよくポンポンとマーケットに投下されるので、常に次は何だ?というワクワク感がたまらない。なんとこの展示会の開催中にもタイムリーに新しい限定モデルが発表された。

「Mindbender130 Burst」

Sean PettitとのコラボによるMINDBENDERのリミテッドエディション 2/17日 リリース!

K2 ski を長年牽引してきたチームライダー Sean Pettit(ショーン・ペティット)とのコラボレーションによるスキー「Mindbender108Ti」&ブーツ「Mindbender130 Burst」が2月17日リリースになるということで、会場でも公開された。

「Mindbender108Ti」(写真中央のダイヤのグラフィックのもの)

スキーは1998年頃のK2 の伝統的なフレーバーを入れ、さらにレベルを押し上げた自信作という。MINDBENDERといえば、一台で圧雪からパウダーまでをこなせる抜群の走りのよさと気持ちのいいターンを叶える人気モデル。ブーツはしっかりとした130のフレックスと、K2らしいフィッティングが特長だ。

LINEは大きなモデルチェンジはなし・グラフィックは新しく

❖ K2ジャパン 公式HP http://www.k2japan.com/


Volkl、Marker、DALBELLOを扱うMDVスポーツジャパン。ちょうど展示会の間、別のSTEEP取材チームが北海道・トマムでMDVチームのライダー3人(古瀬和哉・岡田英光・中川未来)と撮影を行っていた。ブースを訪ねるとそんな話題も出つつ、来季のトピックとして教えてもらったのはこんなこと。

KRYPTONがおもしろい
滑りを追求した「KRYPTON 130 T.I.ID 」登場

DALBELLOはマイナーチェインジといったところ。LUPOが9品番から5品番に絞られ、よりコアな層にターゲティングされている。おもしろいのがKRYPTONの展開という。KRYPTONは以前からあるラインだが、新しく発表された写真の「KRYPTON 130 T.I.ID 」は独自の3ピースコンストラクションにテックホールがついている。歩くよりも滑りにフォーカスしており、ウォークモードはもはやない。DUKE PTでちょっとだけ歩いて、ハードに滑りを追求するスタイルのアスリート系の熱望により生まれたという。このレディス版が「CHAKRA」だ。

MarkerはDUKE PT絶好調。SQUIREがモデルチェインジ

MarkerバインディングはDUKE PTは圧倒的な支持を受け絶好調が続いている。トピックとしては「SQUIRE」がフルモデルチェインジした。フリーライドにエントリーする入門者向けヒール自体が大きくなり、カップの開き方が大きくなったので、30%も足を踏み込みやすくなった。また、アンチ・アイス・レールでブーツの雪がとりやすくなっている。

M6 MANTRA

Volkl ski は「M6 MANTRA」に注目

VolKlの見逃してはならない来季に向けて第6世代モデル「M6 MANTRA」がリリースされた。トップ部にテーラード・カーボンチップが編み込まれていて、カーボンの繊維の編み方によってトーションやフレックスを変えることができる、おもしろいスキーに仕上がった。

❖ MDVスポーツジャパン 公式HP http://www.mdvsports.co.jp/


RIPSTICK

「RIPSTICK」にBLACK EDITIONが追加
上質さに磨きがかかった96と106

ELANのブースに入るとパッと目に飛び込んできたのが、この黒い板。ELANの看板ともいえる人気のフリーライドスキー「RIPSTICK」。これ1本でゲレンデも楽しいし、山も行けるという対応力が魅力の人気モデルだ。これにBLACKエディションがニューモデルとして追加となった。落ち着いたシックな佇まいで大人スキーヤーに人気が出そう。

❖ エランジャパン 公式HP http://www.elanjapan.co.jp/


BLASTRACKのラインナップ12機種のうち6機種が大きく変わり、6のうち1機種はフルモデルチェインジした。さらに残りのうち5つのモデルがデザインが変わり、同時に中身の構造的な部分や仕様などもアップデートされたという。

「BLAZER LT」(写真右)のスペックは「126-87₋112mm」

1本1,290g!驚きの軽さでステイタスあり。OGASAKAの技術力が発揮された自信作のニューモデル「BLAZER LT」

多くの前進があった中でもイチ推しというのがコチラ。超軽量ツアーリングモデルBLAZER TOURシリーズの「BLAZER LIGHT」(写真左)がフルモデルチェインジして「BLAZER LT」(写真右)となってデビューした。もともとツアー向けに開発されたBLAZER TOURだが、山に登らない人にも楽しんでほしいということで、滑走性能を大幅アップ。これまで軽量化を追求したスキーで滑りをしっかり楽しめるものは少なかったという現実を打ち破った自信作という。

ウェイトは片側でわずか1,290g(160cm)という軽さだ。実際に手にすると本当に軽い! すでに始まっている試乗会でも「これで本当に滑りも大丈夫なの?」という疑問を持つ乗り手も、実際乗ってみると「本当だ、滑りもちゃんと楽しめる」と驚くという。ウェスト幅は87㎜で、ゲレンデの圧雪も滑りやすく、ちょっとしたパウダー、スプリングスノーとシチュエーションを選ばず十分に楽しめる。これまで基礎スキーなどやってきて、年齢や体力的にちょっと重いスキーはキツイというスキーヤーには最適だ。

ウエスト132㎝のビッグファット「SILVA」
今シーズンのドパウダーに求める人も堅調に増えている

’20-21シーズンに衝撃デビューした「SILVA」は継続。ユーザーからの評判も上々だったという。左右非対称の見た目のインパクトもさることながら、小賀坂の技術力が光る作品だ。ディープパウダーでのライディングに適したフルロッカーのボトム形状をBLASTRACKで初めて採用したものだが、ロッカーの形状自体が、角付けした際にサイドカーブのある形状になっているので、パウダーが終わって圧雪面に出てきても、快適にエッジを使った滑りが楽しめる構造になっている。

❖ 小賀坂スキー販売 公式HP https://www.ogasaka-ski.co.jp/


まとめ

コロナ禍の中で開催も心配されたが、こうして無事に開催となったことは、スノー業界にとっても、その先のユーザーにとっても、とても喜ばしいことではなかったか。会場では、出展メーカーはもちろん、ディラーやメディア、関係者など多くの人によってニューモデルを囲んで熱いトークが繰り広げてられていた。「好きな人は滑りに行っているし、新しいものに興味を持って、いいモノを欲しがっているよね」という会話があちこちで聞かれたことも印象的だった。

シーズン真っ只中、各メーカーの試乗会も軒並み開催されている。実際にニューモデルを見て、触れて、その使い心地を試せる絶好のチャンスの時期だ。ぜひ試乗会にも足を運んでみよう。

※2021-22 商品の販売展開や仕様については予告なく変更となることがあります

❖ 【ソフトグッズ編】はコチラ


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