’21₋22 ニューモデルや注目トピックスをレポート!【ソフトグッズ編】「SNOW SPORTS合同展示会」(2/16-2/17開催)

2月16日(火)~17日(水)パシフィコ横浜で開催された「SNOW SPORTS合同展示会」に足を運んだSTEEP編集部。気になるメーカーブースを訪れ、来季のニューモデルや推しのアイテムを聞いてみた。今回は【ソフトグッズ編】!


STEEP的に気になった
メーカー推しのソフトグッズたち

パウダー・フリーライド派を中心に絶大支持されているHESTRA。スウェーデンのクラフトマンシップスピリッツによる革の機能や持ち味が輝く匠のブランドだ。来季はニューアイテムも複数加わるが、その中でもトピックスはどんなこと?と尋ねてみた。

100を超える品番を持つ圧巻のラインナップ

「3-finger Full Leather Short」 新色のボルドーはこんな色(左から2番目)

とっておきは新カラーの「ボルドー(bordeaux)」

なんといっても来季のとっておきのトピックは「ボルドー」という新色の登場。フランスのボルドー地方で作られる赤ワインの色にちなんだ色で、ワインレッドよりも暗い赤色だが、なんともいえない渋い味わいだ。オトナの滑り手に人気が出そう。HESTRAの鉄板モデル3-finger やWakayamaなどに採用されている。

「Ergo Grip Active Wool 」の内側ウールを見せてもらった。ふかふか

注目のニューアイテム「Ergo Grip Active Wool 」「Tarfala」

「Ergo Grip Active Wool 」(写真上)が新登場。インナーはウールなので保温性も抜群。エルゴグリップ採用なので使い勝手もよい。現場で使う人、ガイドさんや山スキーをやる人には特におススメ。

「Tarfala」は2色展開。左が Charcoal 、右は Olive

「Tarfala」(写真上中央)も新しくリリースされた注目モデルだ。上質のヨーロピアンテイストのデザインが光る。カタチ的には「Patrol」とほぼ同じだが、鉛を使って革を加工する製法をとっている。その山羊革バージョンだ。

「Wakayama」は5色展開

「Wakayama」は相変わらず絶好調で売れている

世界的にヒットした「Wakayama」は相変わらず絶好調。よく売れているという。STEEPで以前に紹介した際の反響もすごかったのだが、記事公開のタイミングで動きが活性化して注文も増えたというから嬉しい限り。来季も動きが楽しみなモデルだ。

スウェーデン・ストックホルムで生まれたpoc。グラビティスポーツにおいてアスリートを重大事故から守ることをミッションに製品開発を行っているというブランド。ウィンターからロードバイクマーケットまで展開しており、フルマークスが取り扱っていることも含めて高い注目を集めている。

Black フレーム COMP No Mirror VLT49% CAT 1 / White フレーム   COMP NIGHT     VLT73% CAT 1

pocの自信作「LARITY COMP NIGHT SPARE LENS 」

pocが今季発表し、来季は本格的に展開する自信作が「LARITY COMP NIGHT SPARE LENS 」だ。ナイター用に開発された限りなくクリアーに近く、着色感の少ないハイコントラストレンズ。ナイターだけでなく、曇り~曇天・ガス視界不良など幅広いレンジで使える仕上がりとなっている。ちなみに実際の見え方はこんなふうだそう。

左:裸眼の見え方/ 中央:COMP NIGHT /右:COMP No Mirror   P/Hiroshi Suganuma

ゴーグルの高機能化が進む今、明るいコンディションでよく見えるのは当然で、暗くなった時や視界不良のコンデションでいかに良好な視界を確保できるかが重要だ。pocの新しいレンズ、ぜひ試してみたくなった。

❖ フルマークス 公式HP https://www.full-marks.com/


ブースを訪れ話を聴いてみると、なんと実は11年前に世界で初めて フードウォーマー(Food Warmer)をプロデュースしたというパイオニアという。当初は300枚からスタートしたが、スノーボードブームの勢いに乗った頃はシーズンで2万枚以上を売り上げたという。ここ2年は暖冬で苦戦したが、今シーズンは在庫がほぼ完売したという人気ぶり。まさに今のコロナ禍にも絶好のアイテムだ。

マスクのついたスタイルは温かくて感染防止対策にもグッド

世界初のFood Warmerが貫くスタンダード

カラーバリエーションや素材はウエアなどの流行りに合わせて変えているが、デザインは11年間ずっと変わらぬ伝統を貫いている。SHOWTIME COLLECTIVEのフードウォーマーは薄い素材を使っているため、 フィット感が抜群。速乾性、保温性、ソフト、軽い、と利点がいっぱいだ。ヘルメットの上からもかぶれるのもナイスなポイント。ヘルメットの野暮ったいアウトラインを隠したい人に喜ばれているとか。

イチ推しはベロア素材のもの(写真左)。とても肌心地がよくて触っていると癒し効果もあり、見た目もちょっと高級なお洒落感で女性スノーボーダーに特に人気という。

左がベロア素材のもの。風合いと光沢がゴージャスとも

❖ リエイトアソシエイツ 公式HP http://graysnowboards.co.jp/


なんと創業110年を迎えた山本光学のブースには、スキーゴーグルの老舗ブランドSWANSと、そのテクノロジーをスノーボード向けにアレンジしたDICE、プロテクション機能を持つバックパックのevocなどがラインナップしていた。

球面レンズの「RIDGELINE」

RIDGELINE強し

来季の一番メインとなる品番はSWANS自慢の高性能ゴーグル継続のRIDGELINE。最大の特長は、サイドのパーツをひねり出すとレンズがポップアップし、ゴーグル内を換気してより曇りを防ぐという「A-BLOW SYSTEM」を搭載。ここ数年の「SWANS曇らないよね」という評判は、この部分に集約されているという。

明るさによってレンズの暗さが自動調整される2種類の調光レンズ、斜面の凹凸が見やすい偏光レンズ、ULTRAローライトレンズなど、レンズの変更も可能。眼鏡をつけていても、その上をすっぽり覆えるレンズの大きさなので便利。「とにかく見やすいし曇らないから安心して攻めの滑りができる」と使用ライダーたちからも絶賛されている。

こちらは新しく発表されたHAKUBAVALLRYとのコラボモデル。フレームはRIDGELINE。白馬のライダーをサポートし続けてきていることもあり、 日本のスノーシーンを牽引する白馬との思いのこもったコラボが実現した。

ULTRA LENS GRAYを採用する来季の「RACAN」

RACANにULTRA LENS GRAY採用

昨シーズンに出た「RACAN」という成形シリンダーレンズのゴーグルは、今年新しい「ULTRA LENS GRAY」レンズがつくそう。SWANSでは ハイコントラストレンズに対してULTRA LENSという言い方をしているが、ULTRA LENS GRAYは、見た目がかなりクリアに近く、それに調光を入れたもの。

今までウルトラ調光という紫色のレンズは可視光線透過率が17~35%の間でレンズの色が濃くなったり薄くなったりするものだったが、このULTRA LENS GRAYの色は可視光線透過率が15~55%までなので、今までよりもさらに明るくてさらに暗いという、とてもふり幅の広いレンズだ。クリアレンズに近いが、しっかりコントラストが出るので、かなり見やすい。さまざまな天候や日照条件もこの一つのレンズで対応できる。色の変化のスピードも速いという。

SWANSのプライド

ジャパンフィットの安心ヘルメットは継続

歴史ある国産メーカーならではの強みが、莫大な日本人の頭部情報が活かされたモノづくり。SWANSヘルメットはゴーグルとともにジャパンフィットが魅力。来季モデルに大きな変更はなし。コアな滑り手には、去年リリースされた240番がおススメという。衝撃吸収のアンチバイブレーションが入っているので、転倒時に頭部の保護ができる。もちろんSWANSゴーグルとの相性は完璧だ。

山本光学がスノーボーダー向けに展開するゴーグルブランド「DICE」も根強い人気ブランド。SWANSテクノロジーは共有だが、スキーとは切り分けて展開している。


evokには背面エントリー登場

スタイリッシュなバックパックブランドのevoc。今までは上からのエントリーしかできなかったものが、来季モデルは背面からエントリーができる仕様にアップグレード。パッキングが楽になり使い勝手がグンとよくなった。20L・30Lでワンデイバックカントリーには絶好だ。

背面に耐衝撃のプロテクションパッドが入っている

プロシリーズには背骨を守る背面パッドが入っており、ケガ防止に有効だ。「プロテクターバックバック」がevokのコンセプト。その分、上代3万円くらいとやや高級仕様だが、クオリティはお墨付きだ。2室構造のカメラバックもあり、バックカントリーで撮影をするカメラマンたちが愛用しているという。

❖ 山本光学 公式HP https://www.swans.co.jp/


南フランス・プロバンスに拠点を持つ1927年創立の老舗グローブ専門メーカー。ウィンターオリンピック選手のサポートなどの実績もあり、現在はマウンテンバイクやモーターサイクル、乗馬用など多岐にわたる製品を製造している。

「CONNECTIC4 」¥30,800(税抜)

グローブ自体が発熱するアイデアのユニークアイテム

このグローブはレーサー社が独自に開発した、グローブ自体が発熱、温かくなるという発熱ヒートグローブ。体温に頼らずマイナス20度の寒さなど、厳しい自然環境下でも電気の力で常に快適な温度をキープできる。さらに完全防水と高い透湿性を兼ね備えており、最強マシングローブといったところ。

内臓されたバッテリーはフル充電で雪上で6時間の発熱が可能。グローブ従来の保温性+3段階の温度レベルで発熱が調節できる。一気に熱くなる急速発熱モードもついているので便利。とても柔らかいのでグリップが握りやすい。手指を細かく動かさなくてはいけないレスキューや索道関係での作業などタフな現場では特に重宝されているというのも納得だ。

厚手のGORE-TEX完全防水タイプ「IWARM GTX2」(写真左)から、薄手のインナーグローブ「IWARM LAYER」はミトンなどの下に使える。(写真中央)、街中仕様のもの(写真右)など3種類。サイズもXS~XXLまでと豊富。

❖ ケーイーエム 公式HP http://kemjapan.com/


「Eyes Arc」という紫外線による眼を守るNPO法人にも参画する㈱デュークは、サングラスやスノーゴーグル、シニア向け老眼鏡などを扱っており、アスリートも数多くサポートしている。スノーゴーグル「D: RECT.」について聞いてみた。

グリーンミラーの調光レンズがライダーの間で調子いいと評判

D: RECT.のトップモデルが「BUGGY」。ネオンカラーベースの紫外線反応でレンズの明るさが変わる調光レンズ採用。特にグリーンミラーモデル「DN10-G」(写真の左上)は、可視光線透過率19%~46%と幅広く、光の波長の真ん中あたりを特にカットする色の組み合わせになっているので、雪上でとてもハイコントラストに見える。早朝からナイター寸前の夜まで使えるとライダーたちに大人気という。

さらに、くもり止め加工が通常の7倍という超くもり止めレンズになっている。スキーゴーグルでは、くもり止め効果耐久時間が30秒をクリアすれば、くもり止め効果ありと認証されるが、「BUGGY」は227秒。基準の7倍曇らないという安心感もウリだ。

❖ デューク 公式HP http://www.de3.jp/


バイクなどライダー系、おもしろいところでは警察官などに愛用されているという松岡手袋。いかにもジャパンメイドな職人気質あふれるブランドは、確かな技術力がウリだ。

Ergo Gripの3本指ラインが登場

来季はこれまでの5本指のグローブに加えて、3本指のスタイルを含めた3つのラインが新しくリリースされる。いずれもErgo Grip(エルゴグリップ)による、握りやすくて疲れにくいという、使い勝手のよいものに仕上がった。エルゴグリップという製法は、人間工学に基づいて設計された、手がもともと疲れないような自然な形になる位置で立体縫製したもの。

ちょっと見えにくいが「横で素材を縫いつないでいる」とはこんな感じ

普通の手袋だと指の側面にマチを設けて立体をつけているが、そのスタイルだと曲げ皺ができて、結果ゴワつきが出てしまう。それを防ぐために、マチをやめて指の関節に沿って横で縫いつなげることで、指の曲げ皺が出ないように工夫しているのだ。グリップする際の握力の消耗も軽減するという。

❖ 松岡手袋 公式HP http://matsuoka-glove.co.jp/


※2021-22 商品の販売展開や仕様については予告なく変更となることがあります


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