山岳・バックカントリーガイド 松本省二  |「安全」「コミュニケーション」「成長」を大切に考えたツアーを |  長野県

雪が良くて混雑が少ない、ハイクでアプローチするエリアを案内

「スノーボードでいろいろな斜面を滑りたい」ということがきっかけで山に入るようになり、四季を通して山の魅力を体験したこと、そして仲間との出会いにも恵まれガイド業を始めたという松本省二。

2015年よりスプリットボードでバックカントリーガイドの活動を展開。日本全国のエリアで、その時期に雪が良くて混雑が少ない、ハイクでアプローチするバックカントリーエリアを案内している。

ツアー参加者は、ゆくゆくは自立してバックカントリー滑走したいという人が多いため、ツアーの提供だけでなく、独自のカリキュラムで装備&技術を教える講習会も開催。バックカントリーに関する多彩なサービスを提供している。

「山行では意思疎通のできたスムーズな行動が、スピードを生み、安全へとつながっていきます。安全のための適切な人数のグループであり、だからこその安心できる、リラックスしたツアーを提案させていただきます」
という。

ツアーから講習会までバラエティなサービスメニュー

提供するのは「公募ツアー」「プライベートツアー」「講習会」などさまざま。特に講習会のメニューは、これからバックカントリーを始めたい入門者向きの知識や滑走技術が学べるものから、グループを率いるリーダー育成まで、と非常に幅広く、実践的なものばかりだ。いずれも詳細はホームページをチェック。

【バックカントリー公募ツアー】
ハイシーズンには雪が良く静かなエリア、スプリングシーズンには縦走ツアーを提案。今まで馴染みのなかった山域を知り、山の楽しみ方がさらに広がりそう。北海道から東北、白馬、妙高など、全国さまざまなエリアで公募ツアーを開催している。なかでも興味深いのが「技術講習」や「BC滑走のリスクマネジメント」というテーマでの知識や行動を学ぶ講座だ。詳細はぜひ公式サイトにて。

・BC滑走のためのゲレンデレッスン
・BC滑走のリスクマネジメント「BC滑走技術講習」
・BC滑走のリスクマネジメント「BC滑走装備と基礎知識編」
・BC滑走のリスクマネジメント「あなたがリーダー編」

【プライベートツアー】
日程、場所、内容などご要望に沿ったツアーを提案。個人、または1つのグループでガイドツアーを貸し切り、自分達のペースで楽しめる。静かなマイナーエリア、ディープ/ドライパウダーなどの雪質重視、ビックマウンテン、縦走、海外遠征など、マルチにリクエストに応えてくれる。

代表

松本省二 Shoji Matsumoto

「スノーボードでさまざまな斜面を滑りたい」ということがきっかけで山に入るようになりました。さまざまな山の魅力を四季を通して体験し、フィールドを楽しむ仲間との出会いにも恵まれて、今では山のガイドを仕事にさせていただいています」
<サポート> THE NORTH FACE

[資格など]
・JMGA山岳ガイドステージⅠ
・JMGAスキーガイドステージⅡ
・JAN雪崩業務従事者Level2修了
・JANプロフェッショナルメンバー
・JAN セイフティキャンププロバイダー
・JAN AvSAR基礎コースプロバイダー

ガイドエリア

メインのガイドエリア 白馬・妙高・秋田・道東 等
その他のエリア
代表者名(ガイド資格) 松本省二(JMGA山岳ガイドステージⅠ、JMGAスキーガイドステージⅡ)
主なガイド名(ガイド資格) 松本省二(JMGA山岳ガイドステージⅠ、JMGAスキーガイドステージⅡ)
所属ガイド人数 常勤1名 (内有資格者1名)
ガイドレシオ ガイド1名:ゲスト5名
ゲストの割合 スキー・スノーボード(5対5)男性・女性(5対5)

レンタル

スノーセイフティギア ビーコン・プローブ・ショベル(アリ/有料)
バックパック 板を装着できるもの(アリ/有料)
スキー ツアービンディング付きスキー(アリ/有料)
登高ギア クライミングスキン・スノーシュー(アリ/有料)

料金

1DAY 15,000円(税別)未経験者OK
ほか 登攀経験者には登攀&滑走ツアーも開催

ツアー内容の実際

初参加 BC経験アリ 最も難易度が高い
行動時間 3~6時間程度 5~6時間程度6~6時間以上
累計滑走
標高差
約400~600m(行程・コンディションによる)  約600~1600m(行程・コンディションによる) 600~1600m以上(行程・コンディションによる)
平均ハイク
時間
1~3時間程度 2~5時間程度 4~8時間
斜面の内容 リフトやゴンドラを使い、短いハイクで緩やかなオープン斜面もしくは間隔の広い樹林帯を安全に楽しみます。 リフトやゴンドラを使い、良いコンディションのある場所へハイクします。足並みと雪の状態に合わせて、急な斜面もチャレンジします。オープン斜面や樹林帯を安全に楽しみます。 奥深いエリアや顕著なピークなどへハイクor登攀し、滑走します。長い時間行動できる体力、急な斜面で転倒せず安定して滑る滑走力が要求されます。オープン斜面や樹林帯、コンディションが合えば急斜面の滑走を安全に楽しみます。

※掲載されている内容は2021年1月の情報です。