このエリアのスキー場は、雪はたしかに積もるのだが、それだけでは不安定なため人工降雪機が常備さている。よって、モーグルやスノーパーク、技術選などハードな斜面による滑走スタイルの人気が盛んだ。
このエリアを代表する高鷲スノーパーク&ダイナランドは近年ツリーランエリアを拡充している。雪が多い今年はこのツリーランエリアがドパウダー天国になっているんだとか。
その様子をローカルスキーヤーの草刈皓介、竹下よしはる雅人、桑原祐樹が滑っている。
高鷲とダイナランドは同じ大日ヶ岳の麓にあり、スキー場中腹で連結している。山の大きさ、斜面の豊富さにも高いポテンシャルを持っており、2つのスキー場あわせて7つのツリーランエリアがある。そして、こうした大雪の日には普段スノーパークやゲレンデフリークの人々も一気に非圧雪・ツリーランエリアに押し寄せるほどの人気っぷりとなる。パウダースノーが貴重ゆえに競争率が高く、アッという間に無くなってしまう。そして、その雪質がまた極上なのだ。
この日は膝くらいまでの程よく水気を含んだ、弾力のあるふんわりパウダー。
北海道などのサラサラパウダーとは一味違った、踏んで跳ね返りのある雪質が楽しめる。
奥美濃エリアのツリーランパウダー、降ればご覧のようなポテンシャルを発揮してくれる。天気図をチェックしてぜひ体験してほしい。