
'23-24 ブランドやラインナップの注目トピックス
2シーズンぶりのニューグラフィックに一新!

コロナ禍の資材不足などもあり、'22-23シーズンはニューモデルやグラフィック変更を含めてアップデートを見送ったWAPAN。そのため、'23-24シーズンは全モデルがニューグラフィックでリリースされた。 新たなグラフィックは3種類。今回のグラフィックも前回同様、nonsenseの小嶋貫太による「和」にまつわるデザインだ。
・KARAKUSA ー古くからアジア全域で愛される唐草がモチーフ。どこまでも伸びる蔓は生命力の証。その生命力をシックかつダイナミックに表現したグラフィック。
・SEIRYU ー前回のBYAKKOの流れを組むグラフィック。天に昇る青龍と桜の組み合わせ。勢いのある龍と艶やかで雅な桜を楽しめる構図になっている。
・TATAMI ー日本人であれば誰もが何らかの愛着をもってしまう畳の縁がモチーフ。畳の縁はい草をしっかりと留め、畳同士の滑りをスムーズにしながら彩りを添えている。まさにスキーのグラフィックにぴったり!



ちなみに、各モデルは「I(イ)」…センター122mmのパウダーフリーライドモデル、「RO(ロ)」…センター105のオールマウンテンモデル、「HA(ハ)」…センター90のフリースタイル&パークモデル、「HO(ホ)」…センター100のフリースタイル&パークモデル の4種類。乗り手の志向に合わせて好みの太さ・長さのモデル、さらにグラフィックの掛け合わせを楽しめる。
なかでも I (イ)がユーザーから熱く注目されている!

この2シーズンほどパウダーモデルであるI(イ)に俄然、注目が集まっているという。その背景には、パウダーフリーライドモデルとしては軽量であること、そして高い操作性がある。 I(イ)は日本の湿気のある雪でより高い操作ができるよう、フレックスを調整し、ストリンガーによってより最適なトーションを実現、またトップロッカーを深めに設定することで深雪での詰まりを軽減し、スムーズにターンすることが可能だ。
レングスは190と180の2サイズの展開。重量は180で1900gを少し切るくらいで、センター122のフリーライドのファットとしては軽量だろう。ラディウスは180で19mと、国内のタイトなツリーランでも操作しやすい設計になっている。’23-24シーズンは、新しいグラフィックの I (イ)を乗ってみては?


BRAND features
日本ブランドではあるがColoradoメイド。日本人アーティストが表現する繊細な和のグラフィックと、タフなボディの融合が魅力の個性派ブランドがWapanだ。本格的にマーケット展開を始めたのは’2020‐21シーズンから。日本で商品の企画・開発を行い、製造はUSAコロラド州デンバーにある、高いクオリティが自慢の老舗ファクトリー「Never summer Industries」で行っている。このファクトリーで作られるスキーやスノーボードは軽量で耐久性に優れていると有名で、Wapanの考えである「フリースキーの板はタフ(頑丈)でなければ意味がない」にピッタリマッチしているというわけだ。
えもいわれぬパンチのあるグラフィックを描き出すのは「nonsense」なるストリートブランドも展開している小嶋貫太氏。ブランド名の「Wapan」やモデル名のネーミング「I(イ)」「RO(ロ)」「HA(ハ)」「HO(ホ)」も独特のテイストで、クリエイターたちの感性のコラボレーションが生む新鮮な世界観には大きな注目が集まっている。
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