昨今の物価上昇に伴い、その影響はスノー業界にも強い。家族揃って旅行するにもこれまで以上にお金がかかってしまう。特にスキーやスノーボード旅行では、一般的な旅行費用に加え、リフト券代やギアを持っていない場合はレンタル代など、費用はかさんでしまう。これまで気軽に滑りに行けていたのに最近は厳しくなってきた、なんていう家庭もあるだろう。
全国各地のスキー場を運営する日本スキー場開発では、ハードルが高くなってしまった子どもたちの雪山デビューの軽減と、家族でスノーリゾートへ遊びに来やすい環境づくりを進めており、そのひとつに「NSDキッズプログラム 」を実施している。
このプログラムは小学生以下の子どものシーズンリフト券をたった1,500円で提供し、プログラムに加盟している12のスキー場で滑り放題。ユーザーにとってメリットしかないお得なプログラムを行っている。今年は12月15日までの募集となっており、あと1週間もないのだ。たった1,500円ながらも、シーズン通して活用すると元がとれる以上に素敵な思い出や体験が手に入る。そんな「NSDキッズプログラム 」の魅力を余すことなくご紹介しよう。
高いコストパフォーマンス!「スキー旅行」がもっと手軽に
「NSDキッズプログラム 」で、子どもたちに雪山の魅力を体験させよう。このプログラムは家族でのスキー旅行を手軽にし、子どもたちのスキー体験を豊かにしてくれる。子どもに冬の思い出を残したい、家族でスキー、スノーボードを楽しみたいと願っている多くの保護者にとって、気になるのはコストである。世の中全体の物価が高騰する今の時代、決して安くないリフト料金はスキー旅行へのハードルになりがちだ。
しかし、「NSDキッズプログラム 」では、小学生以下の子どものシーズンリフト券がわずか1,500円で提供されるというから驚きだ。リフト1日券ではない。シーズンリフト券が1,500円なのだ。たとえば、白馬エリアを代表するビッグゲレンデ、白馬八方尾根の場合、窓口で購入の場合、子どもの1日券は約3,600円で、2日券は7,200円となる。2泊3日のスキー旅行なら10,800円かかる。だが、「NSDキッズプログラム 」に登録すると、何日滑っても1,500円。これは凄い。
昨年度のキッズプログラム利用者のアンケートデータでは、利用者の多くは例年に比べスキー場に行く回数が増加している。1〜4回増えたという回答が多いが、なかには5回以上や10回以上増えたというユーザーも。1シーズン1,500円で楽しめるというメリットの影響がうかがえる。
しかも、このシーズンリフト券は全国12のスキー場で利用可能だという点も特筆したい。そのなかには国内屈指のメジャースキー場や、都市圏からアクセスしやすいスキー場、そしてファミリー向けの設備が整ったスキー場などさまざまな選択肢が含まれている。
NSDキッズプログラムの対象スキー場
スキー場名 | 子ども 1日リフト券 通常料金 |
---|---|
みやぎ蔵王えぼしリゾート(宮城県) | 2,200円 |
石打丸山スキー場(新潟県) | 4,000円 |
丸沼高原スキー場(群馬県) | 2,200円 |
オグナほたかスキー場(群馬県) | 3,600円 |
糸魚川シーサイドバレースキー場(新潟県) | 2,800円 |
菅平高原スノーリゾート(長野県) | 3,100円 |
竜王スキーパーク(長野県) | 1,700円 |
つがいけマウンテンリゾート(長野県) | 3,800円 |
白馬八方尾根スキー場(長野県) | 3,600円 |
鹿島槍スキー場 ファミリーパーク(長野県) | 2,500円 |
めいほうスキー場(岐阜県) | 2,200円 |
びわ湖バレイ(滋賀県) | 4,500円 |
「NSDキッズプログラム 」は、家族が一緒に過ごす時間を増やし、冬の楽しみを一層豊かにする。仲のいい友達家族を誘って一緒に登録するのもオススメだ。複数の家族で一緒に行けば、子どもたちの間でライバル心や競争心が育ち、スキルの向上も期待できる。今シーズンも、ポケモンのキャラクターがデザインされたオリジナルデザインのシーズン券が提供されるので、子どもたちにとっても特別な魅力がプラスされる。
コンディションや目的に応じて行き先を変えられる
前述のように「NSDキッズプログラム 」は、プライスだけではなく、全国に点在する12のスキー場を自由に選べる点も大きな魅力だ。そのメリットは多大に考えられる。
たとえば、滑りに行く予定のエリアが荒天に見舞われた場合は、晴天が期待できる別エリアのスキー場に目的地を変更すればいい。とくに白馬エリアを訪れる際、天候や気分によって初日は八方尾根、翌日はつがいけマウンテンリゾート、または鹿島槍スキー場 ファミリーパークというふうに、スキー場を変えることもできる。リフトが強風で運休の場合でも、近隣の別スキー場へ気軽に移動することで、余分なコストをかけずに滑走を楽しむことが可能だ。
日帰りで楽しめるスキー場から、じっくりとステイして楽しむ大規模なスキー場まで選択肢は多彩。子どもたちの滑走技術が高まれば、緩斜面の多いスキー場から本格コースの充実するスキー場へのステップアップするプランもアリだろう。
スキー場&アフタースキーの楽しみも満喫
選べる12スキー場は、宮城県、新潟県、群馬県、長野県、岐阜県、滋賀県に点在している。そして、それぞれの地域ごとに異なる風土と食文化を堪能できる。
各地域にはその特色ある料理があり、例えば宮城では名物の牛タン、新潟では質の高いコシヒカリ米、長野では伝統的なそば、岐阜では特産の飛騨牛を楽しむことができる。人気のスイーツ店も各地にあるものだ。石打丸山には魚沼平野を、びわ湖バレイには琵琶湖の絶景を望む人気のテラスは大きな楽しみに。また、各スキー場近くの温泉でのリラックスも魅力の一つ。泉質も温泉風情もエリアによりさまざまだ。白馬、長野、越後湯沢などベースタウンの散策が楽しいエリアも。このように、スキー、スノーボードに付随した楽しみにも多様性をもたせることができるのだ。
「NSDキッズプログラム 」は、子どもたちの好奇心を刺激し、経験値をアップさせするだけでなく、保護者にとっても新しいスキー場を発見する機会となる。家族全員のスキー体験を豊かにするチャンスだ。
NSDキッズプログラム登録者限定のイベント・特典が熱い
「NSDキッズプログラム 」は、子どものリフト代を割安にするだけではなく、豊富な特典と体験を提供する。プログラムに参加する子どもたちは、スキーやスノーボードの「有名選手と一緒に滑ろう会」やレッスンに参加できるのだ。
昨シーズンは、同イベントにスキー・ハーフパイプの小野塚彩那、フリースタイルスキー・モーグルの原大智といった世界大会でトップクラスの実績のある選手が参加した。子どもたちにとってはワクワクする出来事となるだろう。
さらに、詳細は未発表だが、2024年夏季にもスキー場にてプログラム限定の特典も用意されているというから楽しみだ。
また、「NSDキッズプログラム 」では、子どもたちの成長に合わせてジャストサイズのスキーセットをシーズンレンタルするサービスも提供。これにより、毎年変わるサイズに対応して新品を買い揃える必要ナシに。スキー場へ行っても毎回、レンタルコーナーに立ち寄る手間を省くこともできる。さらに、慣れた用具で滑ることで子どもたちの上達が促進される。レンタル用具はすべてメンテナンス済みで、安心して利用できる。
くわえて「NSDキッズプログラム 」では、現在、リフト券やオリジナルグッズを獲得できる二つの魅力的なキャンペーンを実施中。
【Xフォロー&リポストキャンペーン】
公式Xアカウントをフォローし、対象の投稿をリポストするだけで、抽選で20名の幸運な参加者に大人用リフト1日券がプレゼントされる。
【お友だち紹介キャンペーン】
LINE、メール、SNSなどで「NSDキッズプログラム 」を紹介し、新規にプログラムに申し込んだ友達がいれば、紹介者と申込者の両方にNSDキッズプログラムオリジナルのポケモンデザインの缶バッジ(非売品)が贈られる。抽選で20名にはさらに大人1日リフト券が当たるチャンスもある。
なお、どちらもキャンペーンは2023年12月15日までだ。
登録申し込みは12/15まで!
小学生以下なら1,500円で全国12スキー場が滑り放題の「NSDキッズプログラム 」の登録は先着50,000人限定。ウェブサイトから簡単に申し込みがOKだ。申し込み後は指定のスキー場でシーズン券を受け取り、すぐに利用できる。詳細は以下のウェブサイトでチェックを。
なお、最後に大事なお知らせがある。23/24シーズンの「NSDキッズプログラム 」登録申し込みは2023年12月15日まで。締め切りまでカウントダウンが始まっているのだ。現段階で今シーズンのスキー計画が具体化していなくとも、出費は1回行けば余裕で元が取れる1,500円。興味のある人は今すぐ登録を!
NSDキッズプログラム開催スキー場MAP
Text: Daisuke Mizorogi
Information
NSDキッズプログラム
公式サイト:https://www.nippon-ski.jp/kids/
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