BLASTRACK(ブラストラック)【'24-25 NEW!】– 最新モデル&カタログ|ブランド紹介 –

'24-25 ブランド・プロダクツのトピックス

‘24-25季は6機種で構成材とバランスを変更!

‘24-25季は、BLASTRACKのラインナップ6機種において、スキーの中の構造で使用している構成材を変更し、新しいバランスを採用。シェイプのアウトラインなど外見上の形は変わらないが、中身のチューニングによって操作性や乗り味はかなりアップデートされたといえる。

変更された構成材とは、主にグラスファイバー。構成材はBLASTRACKの開発エンジニアが、スキー芯材の次に重要と考えている素材だという。現行モデルと比較すると、来季モデルはグラスファイバーをたわみ方向・ねじれ方向に少し強いものを採用した。

これは、メーカーとして常にさらに上の走破性や安定性、そしてスキーの楽しさを追求する姿勢からだ。素材を変えることで、より性能の向上や、乗り心地の快適性を日々雪上でテストし、その結論が来季の強いグラスファイバーの採用に至ったというわけだ。

また、春先になると雪質がどうしても緩んだりするが、シーズンで長く楽しんでもらうために、荒れたバーンでも安定して、安心して思い切り滑りが楽しめるよう、スキーの剛性を高めた。剛性を高めると当然ながら操作性に影響し、一般的にはターン導入などが若干しづらくなるものだが、BLASTRACKでは剛性を上げながらも操作性を重要視している。そのためにバランスを変更しているのだ。スキーは厚みによってしなり方が変化するため、バランスの変更にはスキーの厚みを部分的に調整することが有効だという。こういったバランスの絶妙な調整で、モデルごとに求める乗り味を実現したという。

このようにパッと見てわかるのはグラフィックチェンジだけのように見えるが、中身のチューニングのアップデートで、‘24-25季モデルはより進化を遂げている。なかでも‘24-25季の特に注目のモデルは?

フルモデルチェンジした「MASSIVE106

MASSIVE106|134-106-122mm|R=20.5m(178cm)|L=165,178,185cm ¥139,700(税込)

ディープなパウダーでも取り回しのしやすさが大好評の「MASSIVE116」のウエストを絞り、106㎜というミドルファットにした「MASSIVE106」は‘24-25シーズンのイチオシだ。一台からパウダーからバックカントリー、ゲレンデでのカービング、パークライドまで全部が楽しめるオールマウンテン仕様。

モデルごとに異なるシェイプはBLASTRACKの追求する「滑る楽しさ」の現れ

フルモデルチェンジの由来は、フレックスバランスを見直し、特にノーズ側の剛性をアップ。構成材も変更したことで荒れたバーンやハードな雪面でも高い安定性と走破性を発揮する。パウダーではしっかり浮力を得ながらも、クイックなターン操作が可能なため、降雪後のツリーランなどには絶好だ。圧雪されたバーンなら高速でキレのあるターンが描け、ゲレンデクルージングも楽しい。

グラフィックも雪山がモチーフで、しっとりとしたゴージャスな質感だ。この一台で長いシーズン、あらゆるシチュエーションを楽しめるとあって、欲張りなスキーヤーにはもってこいだろう。

より用途への精度を高め生まれ変わったBLAZERシリーズ

BLAZER(左)VERSANT(中央)BLAZER LT(右)

BLAZERシリーズには、オールラウンドモデルの「BLAZER」、ツアースキー向けの「BLAZER TOUR」、それをさらに軽量化した「BLAZER LT」と3つのモデルがあるが、’24-25季は3モデルともにフルモデルチェンジ。グラフィックも一新したが、中身も大きく変わった。これまでのモデルとシェイプのアウトラインは同じだが、構成材を変更し、フレックスバランスを調整。それによって乗り味にも変化が生まれた。

97㎜のウエスト幅とロングノーズが特徴の「BLAZER」は、ゲレンデからバックカントリー、パウダーからグルーミングバーンまで1台で器用にこなすオールラウンダーだが、これまでよりエッジグリップ力が増し、ハイスピードでの安定性が向上した。様々なシチュエーションで安心してカッ飛ばせるため、これまで以上にアグレッシブな滑走が楽しめるだろう。

BLAZER|130-97-117mm|R=16.5m(176cm)|L=170,176,185cm ¥135,300(税込)

「BLAZER TOUR」は軽量ながらも安定感が増し、荒れたバーンなどでもスキーのバタつきを感じさせず、滑走の快適さが向上。ツアリングモデルの使命である「機動力」と「滑走性」を高次元で兼ね備えた仕上がりだ。さらに超軽量な「BLAZER LT」は足元のグリップ力が増し、パワー伝達がしやすくなったことでコントロール性が向上。驚きの軽さで、長時間の登行も疲れないというメリットはそのままに、滑走性もレベルアップと、嬉しい進化を遂げた。

BLAZER TOUR|130-97-117mm|R=16.5m(176cm)|L=164,170,176cm ¥135,300(税込)
BLAZER LT|126-87-112mm|R=15.6m(170cm)|L= 160,170,175cm ¥119,900(税込)

FARTHER」に新しい長さ178cmが登場

FARTHRE|139-90-117mm|R=15.4m(172cm)|Size:160、166、172、178cm ¥130,900(税込)

BLASTRACKの中でも定番中の定番「FARTHER」は、開発チームが特に力を入れている渾身の作品だ。昨シーズンもすこぶる評判が良く、誰もが「乗ってみたい一台」に名を挙げたという。‘24-25シーズンモデルは、新たに178㎝が追加された。

BLASTRACKのバックカントリー用ポールに注目

手に馴染むとても握りやすいT字形状
3段式のアルミポール(’24-25ニューモデル展示会場で)

‘24-25シーズンの話題のトピックの一つが、ポールの名門ブランドSHINANOと共同開発によって生まれたバックカントリーポールだ。

特徴は、まずT-glipなるグリップ部分。人間の掌に自然にフィットし握りやすく、T字型の広い面で力が伝わりやすいため、とても登りやすい。2時間3時間と登行が続いてもストレスがないという。3段構成だが、3つのパートすべて高力アルミを使用。耐久性は抜群だ。ロック部分はファストロックで取り扱いやすい上、信頼できる強度と便利な軽さを持ち合わせている。もちろん撮影時などはコンパクトに折りたたんでザックに収納。

BLASTRACKスキーを持つなら、ぜひポールもお揃いにしたい。



BRAND features

スキーを創って110年という伝統を誇るジャパンメイドの老舗メーカーOGASAKAが手がけたフリースキーブランド「BLASTRACK」。日本人の感性に合ったスキーの性能や乗り味をとことん追求。開発から生産まで、すべての工程を国内の自社工場で扱い、雪上テストも日本の雪質にこだわって国内フィールドで行ってきた。

磨き上げた日本職人の技が光るハイクオリティなプロダクツは、全モデルで、しなやかで高いレスポンスを発揮する天然ウッドの芯材を使用。入念な研究開発によって、使用用途に限りなくマッチした特性を持たせ、オリジナリティあふれるアウトラインで、独自の滑走性を実現している。


BRAND info

BLASTRACK(ブラストラック)

URL:https://www.blastrack.jp/

取扱い/小賀坂スキー販売㈱BLASTRACK事業部 


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