'24-25 ブランドの注目・ラインナップのトピックス
新しいミニマリストのための「SWITCHBACK」登場
SWITCHBACK 30S
容量:30ℓ
重量:1000g
Color:wild berry(全2色)
バックパックでは「オートルートシリーズ」がフラッグシップモデルとして人気だが、‘24-25シーズンには新しいバックパック「SWITCHBACK」が登場した。ツアーのシリーズなのでオートルートと同様の思想だが、軽量化して機能を少し省いたミニマルモデルだ。同じサイズ、同じ容量のバッグと比較すると、重量が300gも軽くなっている。その分、オートルートにあるエッジガードやサイドのアジャスターもかなり簡素化された。バックパネルもシンプルになっているのがわかる。
オートルートはスノーボードやスノーシューのアタッチメントがあったが、「SWITCHBACK」はスキーのみ。スキーヤー専用ともいえる。25・27・30・32ℓという展開だ。カラーも独特で、ヨーロッパらしいとでもいおうか。主力カラーは「wild berry」とか。昨シーズン「オートルート」をたくさん仕入れたプロショップからは「色がすごくいいね、惹かれる」と高評価で、ヒットの予感ありだ。国内ではメジャーなブランドにない新しい魅力が詰まったバックパックは、人とは違うカッコイイアイテムを求めるユーザーに人気が出そうな予感だ。
アバランチエアバッグ付きバックパック「LITRIC(ライトリック)」大好評で継続展開!
AVABAG LITRIC TOUR 40(左)
LITRIC TOUR 30(右)
容量:LITRIC TOUR 30:30ℓ/LITRIC TOUR 40:40ℓ
重量:LITRIC TOUR 30:2410g/LITRIC TOUR 40:2460g
Color:LITRIC TOUR 30:pacific green/LITRIC TOUR 40:petrol blue
'23-24シーズンにリリースされた雪崩エアバッグ付きバックパックの「ライトリック」シリーズ。ORTOVOXと「ARC’TERYX」とで共同開発した「ライトリック」システムを搭載した電動式のエアバッグシステムで、満充電の状態から3回以上のエアバッグ展開が可能。それでいて重量は2410g(LITRIC TOUR 30)と軽いのが魅力だ。
昨年はメディアにも取り上げられて注目を集め、販売実績としても予想をはるかに超える数が出た。日本でもアバランチエアバッグが、バックカントリースキーヤー・ボーダーにとって新たな必携品として理解され、求められている動きは確実だ。お店にもユーザーにも選ばれたモデルとして、’24ー25季も「AVABAG LITRIC TOUR 」シリーズは継続展開する。
ダイレクト/ダイレクトボイス
「ORTOVOX|DIRACT/DIRACT VOICE」好評につき体験会も開催
世界初のボイスナビゲーション付きトランシーバーとして、2年前から展開が始まったダイレクトボイスシリーズも好評。昨年より、ユーザーの方向けのとても気軽な体験会なども開催している。まずは触ってみたいという人は、ぜひ’24ー25季に開催される体験会に参加してみよう。
世界初の高水準の捜索音声ナビゲーションシステムを搭載した革新モデル。DIRACT VOICEでは、画面を注視していなくても、英語の音声により、埋没地点へ誘導されるので、初心者でも周囲の状況に注意しながら捜索を行うことができる。捜索有効範囲50m、充電式電池(充電端子はUCBタイプC)を採用。充電に際してはスマートフォン用のモバイルバッテリーも利用できるので、荷物の軽量化にもなる。ソフトウェアの更新時には、ORTOVOXが無料のアップデータを提供する(Android OS/ios用)ので、ユーザー自身によるスマートフォン等からの更新が可能。
Size:12×7.9×2.3cm
Weight:210g(本体)
Price:DIRACT ¥51,700/DIRACT VOICE ¥61,600
※価格は予告なく変更される場合があります。
◆公式HPはコチラ
ダイレクトボイスのみに搭載されている「音声ナビゲーションシステム」は、直感的な指示音声のセンテンス10数個のみでリアルタイムな音声サポートを受けることができる。英語の音声ではあるが、非常にシンプルな表現でもあり、すべてのメッセージの日本語訳も付いてくるから心配はない。
リチウムイオンバッテリーによって繰り返しの充電ができ、乾電池を持つ必要がなくなったことで装備の軽量化だけでなく、環境へも配慮。スマホ用のモバイルバッテリーとの共用ができるので、山行中での再充電が可能な点もありがたい。
一番重要な機能である送受信の電波強度の安定性は使用現場からのお墨付きだ。ダイレクトシリーズは受信した電波を逃がさず、安定して捕捉し続けることができるため、非常に迅速かつ精密な捜索を行うことができる。
BRAND features
1976年に創業。電気技士であったジェラルド・カンペルが、山岳救助用のトランシーバー開発に携わったことがきっかけで救助用具をコンパクトに収納できるザックを作り始めたのがORTOVOXのルーツ。その後、ショベルや100%ウールのインナーなどを開発し、今のORTOVOXに継承されるアバランチトランシーバー「ORTOVOX F1」をプロデュースしたのは1989年。アバランチギアを中心に次々と革新的なプロダクツを開発、以来、アルプス山岳プロガイドの間で高い信頼性を得るブランドとなった。ORTOVOXは物づくりだけでなく安全への啓蒙活動にも情熱的で、2008年にはSAFETY ACADEMYを設立、現在に至るまで、世界に向けて様々な山での安全知識や技術を提供し続けている。
BRAND info
ORTOVOX (オルトボックス)
取扱い/株式会社マジックマウンテン
URL:https://www.magic-mountain.jp/index.html