おすすめスキー板【基礎からフリースキーもやってみたい人に】｜2023-24シーズン注目！プロショップの「高評価」レビューのスキー12台

普段は技術の完成度を追求している基礎スキーヤーのなかには、ときには自由な表現を楽しむフリーライドもいいかも、と思う人もいるだろう。新雪がたっぷりと積もった朝イチなら、パウダー滑走も新鮮に違いない。雪上で実際に多数のブランドやモデルをテストライドすることができ、蓄積してきた豊富な知識とユーザーからの声などを統合して、多面的にプロダクトを比較検討して評価できるから、プロショップのアドバイスは説得力がある。’23-24シーズン、視野を広げてフリーライドに挑戦する基礎スキーヤーたちに、その技術力が発揮できるお薦めファットスキーを、目利きのプロショップに教えてもらおう。

ROSSIGNOL｜BLACKOPS 98

基礎をやっていた私自身愛用しているので、自信を持ってオススメします！

◆公式HP／https://rossignol.co.jp/

ソフトフレックスが多いフリースキー向けの板は、基礎スキーをする方からすると柔らかすぎるものが多いと思います。 こちらの「BLACKOPS98」はメタル入りのしっかりスキー。 多少の柔らかさを感じても、違和感なく滑ることができるでしょう。 また、センター98㎜は太いと感じるかもしれないですが、実際に滑ってみるとそんなことはなくて、基礎スキーヤーならすぐに慣れて楽しめるはず！ 私自身愛用しているので、自信を持ってオススメします！

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LINE ｜BLADE

太いスペックを持っていても基礎のようなターン弧を描ける

◆公式HP／https://lineskis.com/ja-jp

太いスペックをもちながら、タイトなラディウスでターンを刻めます。 太いスペックを持ったスキーでも、基礎スキーのようなターン弧を描けるのが楽しい点です。

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VÖLKL｜ BRAZE 114

飛行機が大きく空の上で旋回しているような感じ⁈　 最高に気持ちいいですよ！

◆公式HP／http://www.mdvsports.co.jp

高い評価がつくのは、とにかくカービング性能に優れている点です。 114㎜スキーでカービング性能？って思われちゃうかもしれませんが、カービングがめちゃくちゃ楽しいスキーなんです！　ノーズ部分に関しては大きい半径回転値が設定されているので、基礎のロングスキーのような・クロスオーバー・谷周りでのスキーの落下量を大きく感じやすいです。 例えて言うなら、飛行機が大きく空の上で旋回しているような感じ⁈　 最高に気持ちいいですよ！ 　ただし、逆に板がなかなか曲がってこない特性もあるので、スキー技術の基本的な下地は必須ですね。

次に特筆すべきは軽さです。これだけカービング性能に優れているのに重量は2000g切ってます。どんな山にも臆することなく連れて行けますね。 合わせるビンディングに関しては、比較的テールが短い設定のスキーで、ターン後半のグリップ性能など考慮しても、ブーツコバを抑えるタイプのビンディングが相性としては良いですね。例えばMakerのKINGPINが筆頭でしょうか。

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FACTION ｜ DANCER 1

これまで体感したことのない〝板を操る楽しさ″を！

◆公式HP／https://jp.factionskis.com/

基礎スキーという日本独特のジャンルから飛び出して、自分の思い描くシュプールを描いてほしい！　FACTION のDANCER 1で、これまで体感したことのない板を操る楽しさを味わっていただきたい。基礎から飛び出そうというすべてのスキーヤーへ！

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ARMADA｜DECLIVITY 108 Ti

センターがセットバックされ、パウダーにも対応する汎用性の高いフリーライドモデル

◆公式HP／https://armadaskis.jp/

カーボンとメタルが内蔵されいて、ハイスピードで様々な斜面を滑ることができる。エッジの食いつきも非常に良いが、トップとテールはロッカーしていてフリースタイルな操作が可能。センターがセットバックされているので、パウダーにも対応する汎用性の高いフリーライドモデル。基礎やレース板に慣れているエキスパート向けの一台です。

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BLASTRACK｜FARTHER

見た目は基礎派にも馴染みやすく実はがっつりフリースキー仕様

◆公式HP／https://www.blastrack.jp/

2024シーズンにまったく新しいコンセプトのもと生まれ変わる BLASTRACKを代表するFARTHER！！ 本当の意味でのオールマウンテンモデル　(もちろん、圧雪されたゲレンデも！！) 見た目の形状はテールストレートでサイドカーブも15ｍ以下！！ この見た目が基礎スキーヤーには違和感なく、受け入れられると思います！ ところがスペックを確認すれば実はしっかりツイン形状・ロングノーズの、がっつりフリースキー仕様で本当に誰でも、どこでも、どんなふうにでも問題なく、満足できるスキーに仕上がっています！！

FARTHERは、基礎スキーらしいキレの良さがありながら、フリースキーらしい自由度の高いターンが存分に楽しめる一台だと思います。 整地のターンの快適さはもちろん、いろいろなコンディションの雪面を滑って、フリースキーのターンの楽しさを感じてほしい一台です。

’23-24シーズン、新しくなったFARTHERは、以前のモデルとはまったく違う形状で、ゲレンデのグルージングか楽しい。トップが広い形状なので、パウダーでも威力を発揮します。

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BLASTRACK｜MASSIVE 106

荒れたバーンでも走破性がありコントロールしやすい

◆公式HP／https://www.blastrack.jp/

カービング性能も良く、荒れたバーンでも走破性がある一台。ラフなコンディションでも細かなコントロールがしやすいです。

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FACTION ｜PRODIGY 1.0

軽快な動きと正確なエッジコントロール・それでいて7万円台！

◆公式HP／https://jp.factionskis.com/

ポブラ＆アッシュコアが耐久性を高め、軽快な動きと正確なエッジコントロールを可能としています。それでいて7万円台！とコストパフォーマンスも魅力なフリースキーモデルです。

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SALOMON｜QST 98

パウダーも整地されたバーンでも気持ちよく滑れる多様性に富んだスキー

◆公式HP／https://timetoplay.salomon.jp/

軽量芯材を使っているので非常に軽いです。振動吸収システムを採用しているため、ハイスピードでの安定感は良く、気持ちの良い滑りができること間違いなし！ センター98ｍｍなのでパウダーを滑るのも良し、整地されたバーンを滑るのも良し、多様性に富んだスキーです。

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SALOMON｜QST106

これ以上あるのか？と感じてしまうほど場所や雪を問わず遊び尽くせる最高のスキー

◆公式HP／https://timetoplay.salomon.jp/

これ1本あればパークからパウダー、ゲレンデからバックカントリーまで、場所や雪の状態を問わず遊び尽くせる最高のスキー。 センター106ｍｍのファットスキーらしからぬ俊敏性、どこまでも噛み続ける強力なエッジグリップ、荒れた斜面にも動じない衝撃吸収力。この３点に優れていて、それなりに脚力は要求されるものの、これ以上にいいスキーはあるのかと感じてしまうほど完成度が高いスキーです。浮力はBLANKと比べると劣るものの、パウダーでは、深くまで潜らせた後に板の反発を活かして飛び出すという滑りが楽しめます。

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BLIZZARD ｜ RUSTLER 10

基礎スキーならではの動きを取り入れたフリーライディングを可能にする

◆公式HP／https://www.tecnica-group.com/

フルモデルチェンジした名機RUSTLER。 基礎ベースの方がいきなりツインチップ系に乗ってしまうと、トップが短くてつんのめってしまう傾向が強いので、ディレクショナルでありながらもテールロッカーが深いモデルをお薦めします。 23-24シーズンのRUSTLERは、チタンの構造が【Flux Form】H型のチタン構造になり、よりトップからの捉えが良くなり、ターンをより積極的に仕掛けられるようになりました。

エッジグリップ、ターンのキレはファットスキー界で上位に食い込んでくる鋭さです。 ですが、以前のモデルより反応が早すぎないので、ミスもしにくくなり、より万能なスキーとなっています。 ロッカーの反りが深くなったことにより、パウダーでの浮力、操作性も向上しています。 テールロッカーもしっかり入っているので、スイッチライディングも心配ないので、基礎からのフリースキーでもいろんなことにチャレンジさせてくれます。 ズラシ操作も容易でターンコントロールもしやすく、基礎スキーならではの動きを取り入れたフリーライディングが可能ですね。 パウダーの割合が低い方はRUSTLER9をチョイスしましょう。

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BLACKCROWS｜ SOLIS

すべてのコンディションでアベレージが高く速度域も高めなので中上級者に

◆公式HP／https://www.hasco.co.jp/black-crows/

ある程度基本のスキー操作ができる中上級者にオススメです。 すべてのコンディションでアベレージが高く、速度域も高め。 まずは朝イチのグルーミング、そして午後の荒れたバーンでの安定感を体験してもらいたいですね。 また、驚くのはパウダーでのスピードです、FWTを戦う選手達が選ぶのも納得です。ウエスト120㎜前後のファットスキーにも負けません。

基礎スキーヤーへの注意点としては、板のサイドカーブに頼ってターンするタイプの板ではないので、踏み加減や傾ける角度とタイミングをコントロールして、自分の思い通りの孤を描いてみて下さい。 実は僕の私物もオーダー済み、今シーズンが楽しみです。

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