スキーニューモデル早期予約販売会「石井スポーツカスタムフェア」6/14(金)~6/16(日)@東京会場レポート!明日は最終日!

’24ー25季のスキーニューモデルが勢揃いする、石井スポーツによる日本最大級の早期予約販売会「カスタムフェア」。札幌・仙台・東京・長野・新潟・大阪と全国6会場をキャラバンする人気のユーザーイベントの東京会場(6月14日~16日@サンシャインシティ池袋)の様子をレポートしよう。

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カスタムフェアとは?

例年、5月下旬から6月に石井スポーツが開催する早期予約販売会「カスタムフェア」は、熱心なスキーヤーにとって新しいギアが一気に大量チェックできるお楽しみイベントだ。展示点数はなんと20,000点以上! たくさんのスキーメーカーの’24ー25季のニューモデルがユーザーにお披露目され、お気に入りのアイテムを見つけたら即予約! 早期予約販売会ならではのお得な価格で購入できる。また、トップアスリートトークショーや体験会等のイベントも目白押しで、楽しみがいっぱいだ。

会場の雰囲気は▼コチラの動画を見ると伝わってくる。

6月14日(金)東京会場の初日はこんな様子だった! @池袋サンシャインシティ

初日の入場受付は…

ようこそカスタムフェアへ!
金曜日のまだ16時というのに長蛇の列が…
受付も大忙し・赤いストラップをもらう

東京開催は3日間。初日の金曜日は15:00~20:00とゆっくりのスタートだったが、STEEP編集部が訪れた16時の時点で、受付にはこんなに長蛇の列! 受付ではヨドバシのカード提示またはスマホで「石井スポーツLINE公式アカウントお友だち登録で簡単チェックイン。とてもスムースながら列が短くなることがなく次々と来場者がやって来る。平日だよね? まだ16時だよね? 高まる期待感と共に会場巡りをスタート。

池袋サンシャイン展示ホールAに所狭しとギッシリ並ぶブランドのブース

こちらが東京会場のレイアウト。ハードギア&アクセサリー系と大きく2つに分かれているのがわかる。レイアウトにプロットされたブランドのロゴを目を凝らして見てみよう。スキー&ブーツ、ウエア、スキーポール、ゴーグル&ヘルメット、グローブと、名だたるメジャーブランドが本当にほぼすべてと言っていいくらい出展しているのだ。これだけのブランドのアイテムがワンフロアで効率よく一気に見られる機会はそうはない。

ハードギアのコーナーはすでに大賑わい
チームユニフォーム目当ての学生がいっぱいのウエアコーナー
アクセサリーなどの即売もありレジもある

カスタムフェアの素晴らしいこと10を挙げてみよう

1.圧倒的なブランド数・魅力のアイテムがオンパレード

東京会場に出展しているブランド数は案内図のロゴを数えただけでも90はある。ということは細かいアクセサリーブランドなど含めると100は超えているだろう。石井スポーツは「約20,000点の商品が集結」と表現しているが、納得の品揃えぶりだ。これだけあると目に入ってくる情報量も半端ないが、ブランドを横断して様々な比較検討ができるのは貴重だ。出展ブランドのブースをちょっと外観してみよう。

基礎派に爆発人気のROSSIGNOLスキー
BOA®フィットシステム搭載ブーツのモデルが豊富なK2
HESTRAは暖色のアースカラーが印象的
機能性とデザイン性の高さで人気のSMITH
バックカントリーギアの展示も多かった・BCA
カラーバリエーションが圧巻のGoldwin
RMU・SCOTT・SCARPAを展開するキャラバン社のブース
暖かさと良質の革で話題のSWANYの’24ー25季イチオシはコチラ
アルペン・基礎・フリーライドどのジャンルにも大人気のOAKLEY
HEADブースでは選手がユーザーに貴重なアドバイス
グラフィックが独自の世界観を醸し出すICELANTIC
ROSSIGNOLの新しいウエアには要注目
カッティングが滑り映えするDESCENTE
’24ー25季のイチオシモデルを熱くお薦め中
FACTIONスキーがフルラインナップ
アルペン派に根強い人気のUVEXヘルメット・reuschグローブ
LEVEL SKI TEAMとプロダクツをセットで紹介
’24ー25季からBOA®フィットシステム搭載ブーツを投入するTECNICA・NORDICA

2. 実際に見て・触って・履いたり着たりができるのは貴重!

スキーであればシーズン中に試乗会もあるが、実際にブーツに足入れしたり、いろいろな種類やカラーのウエアに袖を通したり、ヘルメットやゴーグルをつけてみる機会はなかなかない。いざ購入を決めるには、自分の感覚で確かめたいのが人間心理というもの。会場で心ゆくまで商品に触れ、試せることで納得した買い物ができる。

BOA®フィットシステム搭載ブーツは、履いて初めて「なるほどね」とユーザーは腹落ちするという

東京会場で特に目立ったのは各ブランドのブーツコーナーが広々とスペースがとられ、イスがたくさん置いてあり、落ち着いて試し履きができる環境になっていること。特にBOA®フィットシステム搭載ブーツを展開しているブランドのブーツコーナーはどこも大盛況だった。明らかに「実際に履いてみてホールド感やフィーリングを確かめたい」という声のユーザーが多く見られた。

SALOMONブースでBOA®搭載のブーツをお試し中
MILLETの「TYPHON WARM NX STEEP」ぜひ着てみてください!
HESTRAはつけてみると良さを実感!
とても混んでいたREXXAMブース・年齢層やや高め?
ゆったりスペースで落ち着いて試し履きができるATOMICブース
SHIDASはブースに設置したマシンでカスタマイズして即購入できる

3.この時期だけの早い者勝ち・早期販売限定モデル・会場限定サービスも!

カスタムフェアだけで買えるアイテムも多数ある。特にウエアなどは全体的にカラーやサイズが限定的で品薄な傾向だが、会場に来れば欲しかったアイテムが見つかったり、早期予約で確実に手に入れることも可能だ。また、早期販売限定モデルや、ウエアならパンツのサイズカスタマイズができるのも魅力だ。

スキーポールではこんなモノも発見。SHINANOのポールは、バスケットの色が選べたり、ポールを短くしてもらえるという会場限定サービスを提供。

4.メーカースタッフによるサポートやライダーにも助言がもらえる! 

各ブランドのブースにはメーカースタッフがアテンドしているので、気軽に詳しい商品の説明が聴ける。カタログやネットでの情報ではわからない細かい点や、開発のエピソードなどにも触れらることも。そして東京会場では「あのアスリートが!」という有名・人気のライダーたちが所属ブランドのブースで、ユーザーにギアのアドバイスをしているではないか。これはすごいプレミア感だ。ちなみに初日に発見したのは…

小野塚彩那と児玉毅「ATOMICいいですよ~」

この日、ATOMICのブースにいたのは、日本が世界に誇る二人のフリースキーヤー、児玉毅と小野塚彩那だ。

なんと、地球を滑り歩いてきた、あの児玉毅にこんなふうに立膝でブーツを履かせてもらえる?! 小野塚彩那も訪れるユーザーにつきっきりで、丁寧にATOMICスキーの話をしていた。

普段はメディアやSNSを通じて興味や憧れを持つプロライダー・選手たちと実際に対話することができるのも、ファンにとってはたまらない幸運だ。


プロライダーによるアドバイスはお宝ものだ

OGASAKAブースではレジェンドフリースキーヤー、ヤマキックスこと山木匡浩がアテンド。’24ー25季にリリースされるシグネチャーモデルはまだ制作中で実物のお披露目はおあずけとなったが、ヤマキックス本人からモデルの開発話や乗り味について貴重な話が聴けるチャンスだ。

K2・LINEのブースにアテンドしていたのはライダー兼マーケティング担当の市橋秀一。ライダー視点でギア選びのポイントを教えてもらえる。

K2/ LINEのマーケティング市橋秀一はBOA®ブーツと

5.石井スポーツのスタッフによるコンシェルジュサービスもある!

STEEPのBC企画で大活躍の甘利さんも発見!

ブランドを横断してスキーアイテム選びのあらゆることを案内してくれるのが、石井スポーツのプロショップスタッフによるコンシェルジュサービスだ。気になるアイテムはあるけれど選び方がよくわからない、ギアは決して安くない買物だから一人で買うのを決めるのはちょっと不安…というユーザーを、的確なアドバイスで親切丁寧にサポートしてくれる。これは嬉しい! 利用は無料だが事前予約が必要。

6.スキー場の情報ゲット+お楽しみ抽選会が豪華で熱い!

カスタムフェアにはブランドだけでなくリゾートや旅行会社も出展している。各スキー場のブースではパンフレット配布や楽しみ抽選会で大いに盛り上がっていた。「大当たり!」が出ると高らかにベルの音色が鳴り響くのだ。それだけでもうお祭りムードいっぱいだ。

ロマンスの神様スキー場(元木島平スキー場)はガラガラでお米が当たる!
星野リゾート ネコママウンテンではトートバックや「雪バカ」ステッカーが!

スキー場のノベルティグッズや土地の名産品、施設の割引券など、豪華景品の数々がテーブルいっぱいに並ぶ。アンケートに答えるとリフト券が当たるというスキー場も多数あり。

極めつけは海外旅行会社のフェロートラベルによる「海外ツアープレゼントキャンペーン」。会場でアンケートに答えると抽選で「ウィスラー&イエローナイフ9日間」ツアー料金50万円相当という豪華なツアーが2名に当たるという。

もちろん誰でも無料で参加できるので、立ち寄って抽選に参加しない手はない!

7.旬な話題がいっぱいのトークショウ・イベントも多彩に展開

’24ー25季リリースされるBOA®フィットシステムの搭載ブーツとともに児玉毅(中央)・中村和司(左)が楽しいトークを展開

カスタムフェアのさらなる魅力の一つは、開催中に基礎・アルペン・フリーライドと多彩なカテゴリーからゲストスキーヤーやメーカーを迎え、ライブでトークショウやチューンナップセミナーなどがあることだ。

上の写真は2日目の午前中に開催されたBOA®フィットシステムによる「フィット感の秘密とその実力」というトークショウの様子。児玉毅・中村和司をゲストに交えて、BOA®フィットシステムの搭載ブーツについて理解を深めるための楽しい時間になった。

「SAJアルペンナショナルチーム 23-24報告会」 加藤聖吾(左)と河野恭介(右)

こちらは今をときめくアルペンレーサーの加藤聖吾が登場。昨’23⁻24シーズンW杯で日本人初となるGS決勝に進んだという快挙を含めてシーズンの活動を、多くの集まったファンにご報告。この加藤聖吾は、STEEPの本「SKI BOOK」でもフィーチャーされているので、ぜひ「SKI BOOK」をチェックしていただきたい。

東京会場では3日間の間、次々と興味深いイベントが目白押しだ。最終日の6月15日(日)にも見逃せないショータイムがたくさん。ぜひスケジュールと内容を公式サイトでチェックしてみよう。

8. '24-25季のニューアイテム情報が満載の「Sieger(ジーガ)」が無料でもらえる!

会場を訪れると石井スポーツが例年このカスタムフェアに合わせて発刊するシーズンのニューモデル情報誌「Sieger(ジーガ)」が無料でもらえるのも大きなお得だ。

この「Sieger」には基礎・アルペン・フリーライドと多ジャンルのギア情報が満載で、ニューモデルスキーの試乗レポートやアスリートたちの興味深い記事も盛り込まれ、たいへんな充実ぶりだ。オールカラー99ページという、このカタログを手に入れるだけで’24ー25季のトレンドが見えてくる。

9. ’24ー25季の石井スポーツのオススメ「BEST BUY」でトレンド・売れ筋をチェックできる

先に紹介した「Seiger」とリンクして、会場には石井スポーツの目利きのスタッフが選りすぐりでセレクトした「BEST BUY」賞を受賞した石井スポーツのイチオシアイテムが展示されている。

Seigerでは紙の上でしか見えないところ、会場なら実物に触れることもできるので嬉しい。

10. STEEPが作った本「SKI BOOK by STEEP」が会場で買える!

カスタムフェア@東京会場で素晴らしいこと10の最後は、手前味噌ながらSTEEPの作った本「SKI BOOK by STEEP」がその場で購入できること、としておこう。「上手くなる」をテーマに、フリーライド・基礎・アルペンの情報をジャンルレスに扱った本書は、同じくジャンルフリーのカスタムフェアにはグッドマッチ。STEEPも会場にブースを設けてユーザーたちにご紹介。

ご覧のように、「SKI BOOK」で「上手くなる秘密」を教えてくれたアスリートたちがSTEEPブースに立ち寄ってくれた。基礎スキー界で大活躍中の穴田玖舟、W杯で大健闘のアルペンレーサー加藤聖吾、FWTに出場を決めた日本期待のフリースキーヤー勝野天欄という錚々たる面々だ。

穴田玖舟(あなだきしゅう)と加藤聖吾(かとうせいご)「SKI BOOK」での登場ページと|勝野天欄(かつのてんらん)はFWTのビブと

また、さらにはSTEEPでもグルメ連載をしてくれた「えすぺゆき」さんの姿も! 会場内は飲食厳禁なのが申し訳ない。「SKI BOOK」は、各メーカーのブースでも紹介いただき、評判は上々だ。皆さんもぜひ会場で手に取ってほしい。

STEEPでもお馴染みのえすぺゆきさん登場!
BOA®フィットシステムのブースに「SKI BOOK」がディスプレイ

今後のカスタムフェア開催予定

都道府県開催場所日程
青森県石井スポーツ盛岡店8/9(金)〜8/18(日)
秋田県石井スポーツ秋田店7/26(金)〜8/4(日)
栃木県石井スポーツヨドバシ宇都宮店8/2(金)〜8/11(日)
新潟県(新潟会場)新潟市産業振興センター6/28(金)〜6/30(日)
富山県石井スポーツ富山店7/19(金)〜7/28(日)
長野県(松本・長野会場)スイス村サンモリッツ6/21(金)〜6/23(日)
山梨県石井スポーツヨドバシ甲府店8/16(金)〜8/25(日)
大阪府(大阪会場)石井スポーツリンクス梅田店7/5(金)~7/14(日)

■Information

石井スポーツ 

公式サイト:https://www.ici-sports.com/wintersports/
公式SNS:InstagramFacebookTwitterLINE

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