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'24-25 ブランドやラインナップの注目トピックス
新たなる「HRZN(ホライゾン) 3D」テクノロジーを搭載
'24-25季のATOMICスキーの大きな話題は、「HRZN(ホライゾン) 3D」なる新しいテクノロジーが誕生したことだ。HRZN 3Dは、独自の立体的な面取りを施したチップをスキーのトップ部分に内蔵することで、表面積を増やし、深雪コンディションでの浮力を向上させる。オールマウンテンのMAVERICK 115 CTIと105 CTI、フリースタイルのBENTファミリー、フリーライドツアーリングのBACKLANDに採用され、それぞれに異なる形状や素材で板に特性を与えている。
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BENTファミリー
'24-25季で大きく変わった点は120と100のトップ部分の形状だ。この2サイズには新たに「HRZN 3D」が採用され、トップを覆うようなフォルムに進化し、これによってパウダーのなかでの浮遊感や躍動感をより感じられるようになった。100はサイドカーブとサイズレンジの変更もあり、フルモデルチェインジしたといえる。
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パウダーもパークもゲレンデも楽しみたい人にはHRZN 3D採用の100が一番おススメ、ややパウダーよりの人は従来のホライゾンテックで継続モデルの110を、パウダーが大好きな人は120がベストチョイスになるだろう。使用ライダーはおのおの自分の滑走スタイルに合わせてビンディング位置を調整している。
MAVERICK 115 CTI
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MAVERICK 115 CTIと105 CTIに採用されたHRZN 3Dチップはウッドで補強されており、ハードな使用に耐える安定性とスムーズさをもたらす。今までのMAVERICKとは滑走フィーリグも異なり、従来のBACKLAND117や107に近い、かなり強くて張りのある仕上がり。バーンコンディションが多様で変則的でもスピードを殺さず進め、しっかり踏んでキレのあるカービングターンができる。どんなシチュエーションでスピードが出ていても板がバタつくことなく安定した滑りができる。ワールドフリーライドツアーに最適なモデル。
BACKLAND 109
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BACKLAND109は’24ー25季トップに新開発された軽量HRZN 3Dが採用され、パウダーでの浮力がさらに向上した。BACKLANDのHRZN 3Dは、薄く細かい穴のあいたスタイルで、これによってスイングウエイトの軽いスキーに仕上がっている。カーボンバックボーンとウルトラパワーウッドコアを採用し、ハイク&ライドいずれも高いパフォーマンスを発揮する。
ビンディングのセットアップはSHIFT
ブレーキ部分も強化されていて、登行時に解放されてしまうというハプニングの可能性も改善されている。全体のウェイトは少し重くなっているが、履いている感じはまったく気にならない。むしろホールド力が上がった分、滑走性がかなり向上している。登行時はテックとしてヒールがアップできて楽に登れて、滑走時はアルペンビンディングのようにフルパワーで滑れる。登行と滑走を高い次元で両立した「SHIFT」へ絶大なる信頼を寄せるライダーは数多い。
’24-25季のATOMICのBOA
HAWXファミリーのなかで、’24-25季はラスト幅100㎜のミディアムボリュームの「HAWX PRIME」に「HAWX PRIME BOA」として、フレックス130・120・110・100でメンズ7モデル、フレックス115・105・95・85でウィメンズ5モデルが展開する。
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HAWX PRIME 130 S BOA GW
Size:24/24.5-30/30.5cm
Flex:130
ラスト幅:100mm
¥119,900
熱成形可能なミミックライナーとBOA®フィットシステムの組み合わせが比類ないフィット感を生み出す。スキーに力を伝達するため、主要部分に構造的な補強を加えることで、力強い滑りが可能。快適性と滑走性を高い次元で求めるモデル。
◆公式サイト:atomicsnow.jp
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BRAND features
1955年にオーストリアで創業以来、世界のアルペン競技シーンで数々の記録を残してきた老舗ブランド。レースにとどまらず、その高い技術力でフリースキー分野でも実力を発揮。日本においても児玉毅や小野塚彩那、佐々木悠、佐々木玄などのトップライダーが愛用していることからも、ビッグマウンテンからフリーライドコンペシーンまで対応する性能の高さがわかる。軽量ながら操作性の高いディレクショナルの「BACKLAND」シリーズはパウダーからハードバーンまで幅広く対応、「BENT CHETLER」はツインロッカータイプのビッグファットで、こちらも人気が高い。
BRAND INFO
ATOMIC(アトミック)
取扱い/アメア スポーツ ジャパン㈱
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