
'22-23 ブランドやラインナップの注目トピックス
「BENT CHETLER」に110・90㎝が加わり、BENTファミリー展開に!

ATOMICのフリースキー系のコレクションは、’22-23シーズンもさらに充実。「BENT CHETLER(ベンチェトラー)」は、これまで100㎜と120㎜の2サイズのみだったところ、’22-23シーズンは真ん中の110㎜という汎用性の高いサイズが登場。さらに90㎜と細身幅も加わり、ラインナップが4本となり、ベントファミリーという形で展開していく。’22-23シーズンもベンチェトラーが油絵でデザインしたグラフィックを載せながら、滑り手のスタイルに合わせてどの太さでも隙間なく選んでもらえるようになったことが最大のアピールポイントだろう。
「BENT CHETLER」の特長は、まずは驚くほどの軽さ、そして、トップとテールにロッカー形状を採用していながらセンターにはベントもあり、スキー自体が軽くて非常に柔らかいという点だ。よってトップからの浮き上がりが大きく、しなった状態で接雪面を多くとりながら、カービング要素もしっかり出せるのが魅力。
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定番「BACKLAND」はグラフィックチェンジ

よりバックカントリー系に近いのがロングランで人気を集めてきたATOMICフリーライド系のアイコンともいえる「BACKLAND」のシリーズ。プロスキーヤー児玉毅の愛用モデルとしてもよく知られている。頭の部分は全部ホライゾンテックでセンター幅117㎜から78㎜まで、細かく用途に対応できるようにセットアップされている。’22-23シーズンはラインナップや機能性はそのままに、グラフィックが変更されている。
登ることを想定してスキーを軽量化するとスキー自体の良さが落ちてしまうため、そのバランスが難しいが、「BACKLAND」は滑りも満足できるものを残しつつ、山へハイクして上がるときの負担を考えて作られているので、軽量化されていながらも滑りの良さは落とさない、というところが魅力だ。117㎜あたりは深いパウダーを意識して作られているので入る山やハイシーズンに合わせて使いたい。
去年リリースされた100㎜などは汎用性が高くて、いろいろなシチュエーションで使える。児玉毅も100㎜・107㎜・117㎜と使っているなかで、100㎜はイチ押しで、「ものすごく滑りやすい」と普段使いはコレだそう。
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BACKLAND100
超人気の「HAWXシリーズ」がさらに快適・機能的に!

HAWX ULTRA 130 S GW
SIZE: 24/24.5-30/30.5cm
LAST/FIT: 98mm Narrow Last
WEIGHT: 1,810g (26/26.5)
¥92,290
この他、ATOMICといえば圧倒的に支持されているのがブーツの「Hawx Ultra」シリーズだ。'21-22シーズンは革命的なMIMICライナーを採用し、MIMICインナーテクノロジーにより完全なカスタマイズが可能になった。
そして'22-23シーズンは、「HAWXシリーズ」のウルトラ、プライム、マグナムの3タイプともすべてが軽量化。外側の硬いシェルだけでなく、Mimicライナーというライナー自体がオーブンに入れて熱成形で形を何度でも熱成形できるため、高次元でパーフェクトフィットできる。
ウルトラのラスト幅が98㎜、プライムが100㎜で一番人気。マグナムは102㎜で立って履いたほうが履きやすいくらい、と評判の快適さだ。’22-23シーズンはすべてのシェルのメモリーフィット、インナー自体も熱成形できるライナーにアップデイトされ、究極のフィットの追求が一段と加速した。大人気のHawx Ultra、さらに新しいレベルの快適性と比類のないホールド感を実現する。


BRAND features
1955年にオーストリアで創業以来、世界のアルペン競技シーンで数々の記録を残してきた老舗ブランド。レースにとどまらず、その高い技術力でフリースキー分野でも実力を発揮。日本においても児玉毅や小野塚彩那、佐々木悠、佐々木玄などのトップライダーが愛用していることからも、ビッグマウンテンからフリーライドコンペシーンまで対応する性能の高さがわかる。軽量ながら操作性の高いディレクショナルの「BACKLAND」シリーズはパウダーからハードバーンまで幅広く対応、「BENT CHETLER」はツインロッカータイプのビッグファットで、こちらも人気が高い。
BRAND INFO
ATOMIC(アトミック)
取扱い/アメア スポーツ ジャパン㈱
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