'24-25ブランド・プロダクツの注目トピックス
今まで以上に山で遊びが楽しめる「NIGHTSTICK」デビュー!
’24-25季の注目は、パーク、スロープスタイル、バックカントリーフリースタイル用に特別に開発された「NIGHTSTICK」の登場だ。フォルムはご覧の通りのツインチップで、レギュラー・スイッチと自由自在に滑れるバランスの良さが魅力。
テクノロジー的な特徴としては、足元の「TIリーンフォース」なるメタルの配置。エアトリックやジブの動きの激しいフリースタイル使用に対応するべく、エッジ側の足元にメタルをもう一枚追加し、より頑強に耐久性を高めた仕上がりとなっている。
ユニークなのは、このグラフィック。デザインモチーフがコンピューターグラフィックのコードになっているため、左右でデザインが異なるだけでなく、なんと世界に2台として同じデザインがない。自分だけの一台となることで愛着も倍増だ。
ウエスト幅は90・97・104と3サイズ展開。104はバックカントリーに、97はスロープスタイルに、90はパークやパイプでのライディングに最適だ。世界の一流のアスリートたちの協力を得て開発・テストされた自信作は、プロトタイプながらもすでにFISワールドカップフリースタイル種目で銀メダルを獲得。そのクオリティの高さは実証済みだ。
大人気「RANGER」’24-25はオールカラーチェンジ!
大好評のRANGERシリーズは、'24-25はカラーチェンジが施された。ウエスト幅116㎜のBIG STIXから108・102・96・90・84・SAND・PINKという展開。
RANGERの優れた性能の秘密は、「シェイプドチタニウム」というチタンのシート。そのチタンはモデルごとに「フレックスカット」という切り込みが見えるように入っている。細い板ほど前後に長く入っていて、センターのフレックスカットは小さくなっている。太くなるほどチタニウムは短くなり、フレックスカットは大きくなる。硬いチタ二ウムのシートの長さによって、よりエッジが効き、安定性とカービング性能が出せるようになり、フレックスカットの大きさによってフレックスが柔らかになり、操作性が向上する。板の太さとのバランスで、モデルごとにより柔らかさをコントロールすることで、より扱いやすく、思いのままのライディングを叶えることができる。
ノーズにはロッカー形状を採用、太い板ほどロッカーの反りが強く、細くなるにしたがってロッカーが弱くなっていく。ノーズのロッカーによりターンの導入がしやすくなり、パウダーでは走破性が高まる。センターが100㎜を超えるモデルでは、特にターンの入りは軽やかながら足元からテールへかけてはしっかりとした硬さがある印象。108㎜・116㎜になるとツインチップ形状になる。フレックスもより柔らかく、ディープなパウダーでも浮力を得て軽快に安定して滑れる。
BRAND features
1924年、オーストリアで、ヨーゼフ・フィッシャー・シニアによって設立されたFISCHER。1949年には初のスキープレス機を開発、1964年のインスブルック五輪で男子滑降で金メダルを獲得、1970年には世界有数のトップブランドへと発展。アルペンとノルディックの両分野で世界をリードする存在。特にノルディックスキーにおいては世界のコンペシーンで常に表彰台に上がる王者の風格だ。「Ski More」を掲げて近年フリーライドラインにも注力、太さもレンジが広がり、ラインナップを強化している。
BRAND info
FISCHER(フィッシャー)
URL:https://www.goldwin.co.jp/fischer/
取扱い/(株)ゴールドウイン
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