バックカントリー入門 How to「アバランチバックパック」by ロストアロー バックカントリースキーギア体験会

バックカントリーを滑るにはスキー場で使っているギアに加えて、さままざな道具が必要になってきます。
管理されていない雪山に足を踏み入れ、滑ることに加えて登る行為が増えることで、行動時間や場所にかかわらず、ちょっとした冬山登山のような装備は必須です。

そこで1月末に開かれたブラックダイヤモンドやスカルパなどバックカントリースキーギアを取り扱う、ロストアロー主催の講習会「バックカントリースキーギア体験会」を取材。ハイクアップギアやアバランチギアの適切な使い方や扱い方を学ぶ講習会から一部を抜粋し、バックカントリー初心者向けのハウツー映像集を用意しました。映像は全部で10コンテンツあります。

【アバランチギア】
ビーコン
ショベル
プローブ
・アバランチバックパック

今回はアバランチバックバック。
ロストアローの橋本さんと坂本さんに、アバランチバックパックについてレクチャーしてもらいました。内容を2つに分けています。
ひとつは、バックそのもの特徴やアバランチギア類の収納について触れます。もうひとつは、アバランチバックパックの装着方法やバルーンの展開方法についてです。

※ここで紹介している内容は講習の一部です。

・この映像で使っているギア

オスプレー/ソールデンプロE2 32

電子式雪崩エアバッグを搭載したバックパック。AlprideE1システムからAlprideE2システムへとアップデートしたことで、コンプレッサーが40%小型化され、約140g軽くなり、エアバッグの容量が150Lから162Lへと増えた。電子式ユニットはスーパーキャパシタ式のため、リチウムイオンバッテリー式とは違い保管時のメンテナンスが不要というメリットがある。豊富なスキーやスノーボードの装着方法やヘルメットキャリーやスキー/スノーボードアタッチメントポイントなど、雪山に特化した機能を備えている。

サイズは56×32×27cm(縦×横×奥行)。写真はバルーンを展開した状態。重量はアルプライド含む1.14kgだ
前モデルよりコンプレッサーが40%小型化したことで、収納性も高まった

取材協力/ロストアロー
映像撮影・編集/芳川大樹
映像構成・テキスト/森山伸也

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